今週の古楽の楽しみはバロックのドイツ人作曲家5人を取り上げた
魅力的な5日間。
早死にしてしまったドイツ3Sの一人シャインの音楽には、夭折した
ヒト独特の愁いがあると言われるとそんな気もしてくる。
確かに、シュッツやシャイトとは違うよね。
最終日の今日はグラウプナー。
シャルモ-(クラリネットの元型)を使った管弦楽組曲は、テレマンにも
通じる明るくギャラントな雰囲気で、とてもバッハより年上だとは思えない。
ていうか、シャイべにボロクソに批判されたように、バッハがあまりに我が道を
行く風で、古風過ぎたというのが真実なんだろうけど。
グラウプナーって、昔々横笛のソナタを吹いた位しか記憶がなかったけど
今日聴いた曲はどれも名曲でびっくり。
また、やることが増えてしまった。