私と妻は、性格も趣味嗜好もかなり違うが、白ワインの好みは共通しているようだ。
まともなドイツワインを経験する前は、『ドイツの白はウスラ甘くてボンヤリしている』と敬遠
していた。
しかし、良いものは酸が充分にあり辛口の銘柄も多いことを知ったのは、もう20年位前の
ことである。
そのきっかけとなったのが、ラインガウの中でもヨハネスベルグと並び称される、シュロス
シェ-ンボーンのリースリングであった。
今回も、醸造元まで行ったのだが、試飲した5銘柄全てとってもおいしい白ワインであった。
試飲後、収穫間近のリースリングを畑から一粒頂いたが、まさに、このブドウからあんな
凄いワインが出来るのかという味であった。