世界遺産、兵馬俑(へいばよう)。
秦始皇帝博物館内、等身大の兵馬が一見体育館のような建物の中に保存されている。
(建造物は囲いのみで兵馬俑は発掘されたままの状態)
(今もなお発掘継続中)
兵馬俑は、秦の始皇帝陵の一部で、
秦の始皇帝を埋葬する際に、
兵士や馬をかたどって、陵墓の周辺に埋納されたもの。
この1号館に副葬された兵士の数はなんと、8000体。
8000体ですよ、8000。
しかも、顔つきや身なりは1体ずつ異なる。
サイズも結構大きくて、180センチ以上あります。
身につけている武器や服装、髪型によって身分がわかるらしい。
36年前の1974年に発見されたらしいけど、
こんなどでかい遺跡があるかどうかわからかったって
それだけでもうどういうこと?って感じじゃない?
最近の調査報告によれば、
来世へと旅立った始皇帝を守るべく配された軍隊と思われていたこの大文物群は、
生前の始皇帝の生活そのものを来世に持って行こうとしたものでもあったようです。
(↑青銅製。荘厳な輝き。これは他と迫力が違い、さらに異彩を放っていました)
というのは、
兵馬だけでなく、宮殿の実物大のレプリカや、
文官や芸人等の俑なんかも発掘されたため、とのこと。
いやいや、すごい。
わが国にはない発想と規模ですね。
似ているところもあるけど、似て非なる文化を感じました。
あっちこっちで、
ドイツ語やフランス語も聞こえてきました。
インターナショナルな観光地。
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