仕事中、この記事を読み思わず涙ぐんだ。
読みながら、なでしこの強さはここにある、と確信する。
7月25日。
ロンドン五輪女子サッカーF組
日本2-1カナダ@コベントリー
*******************
(以下Yahooニュースより)
キャプテンの言葉に奮い立った。試合前のロッカールーム。円陣を組んだ選手の輪の中でMF宮間あやが言った。
「ここに立てるのは選ばれた18人だけ。大切な思いや大切な人たちがいて、私たちは戦っている。
ここからの6試合、お互いのために戦おう」。
五輪メンバーに選ばれることのなかった選手たち、バックアップメンバーとしてチームに帯同しながらピッチには立てない選手たち。日本から応援してくれる人たち、スタジアムに駆けつけ、熱い声援をくれる人たち。すべての人たちのために、18人全員が力を合わせて戦う。
「特に考えていたわけではない」という挨拶だったが、「円陣を組んで、みんなの顔を見て、ここに立てている幸せを感じたし、その思いをみんなで共有したかった」と宮間は言う。
佐々木則夫監督は「ロッカールームでの宮間のコメントが格好いいというか、素晴らしくて。僕もジーンと来て涙を流しそうになったぐらいだった。選手も結構、涙していた」と明かす。主将の熱いメッセージにチームはあらためて一丸となり、集中力を高め、五輪初戦に臨んだ。
「日本選手団を代表して、日本を代表してオリンピックに来ている。今日の試合は日本選手団としての初陣。結果的にはよかった」。2-1での勝利。ドーピング検査を終え、チームメイトよりも遅れること約1時間後、ミックスゾーンに姿を見せた宮間は、白星で終えた初陣を振り返った。
前半33分にMF川澄奈穂美のゴールで先制するまでは、思うように攻撃の形をつくれず、カナダを攻めあぐねていた。それでも「皆さんにはワールドチャンピオンとして見てもらっていますが、それ以前の試合を見てもらえれば分かると思うけど、普通なので。なかなか点が取れなくても、1失点しても、焦ることは今までもなかったし、これからもないと思う」と言う。「見ている皆さんは苦しかったかもしれないけど、私たちは最初の30分も苦しかったわけではない」と、いつもどおり平常心でプレーを続けていた。
前半44分にはDF鮫島彩の左クロスにファーサイドに飛び込むと、前に飛び出したGKが触れず、流れて来たボールをヘディングで無人のゴールへ押し込んだ。「鮫島選手はオーバーラップが得意なのに結果としてのアシスト数が少ない。彼女のアシストで点が取れたのがうれしい」。ヘディングでのゴールについては「自分でもビックリ」と笑うが、「時間帯もそうだし、あそこまで入っていけたことはよかった。GKが来るのは分かったけど、届かないだろうと思っていた」と胸を張った。
「もちろんよかったところもあるけど、もっともっと自分たちはできるし、自分自身もっともっとできる」。そう貪欲に語る宮間だが、難しい初戦を勝利で乗り切ったことには安堵の気持ちも大きい。「昨年のW杯であったり、五輪予選であったり、最近の大会の初戦は、接戦でありながら勝ち切れていた。(初戦でニュージーランドと引き分けた)北京五輪の二の舞を演じることなく、今日も勝ち切れたことは今後につながると思う」。悲願のメダル獲得へ、なでしこジャパンが確かな一歩を踏み出した。
*******************
まだまだ先はあるけど、
とりあえずNice Start!
おめでとう!
最強なでしこ軍団!
やっぱ、感動するね、オリンピックって。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます