この前久々にウッディ・アレンの映画を見て思い出したんですけど。。。
10年以上前の話。
ニューヨークアッパーウェストに住む友の家に転がり込んでいたときの話。
ある日、友と友のボーイフレンドが食事に誘ってくれました。
ウッディアレンのAnnie Hall とかManhattanが好き、
ってことを何気なく話したのを覚えててくれて、
ここに招待してくれました。
そのお店は、ステージがあるわけでもなく
(ホールの一角でライブが行われる)、
演者にスポットライトを当てるわけでもなく
(MCもなく極自然に演奏される)、
あくまでも「食」をメインに、生の音楽も楽しめるという、
レストランでした。
その名を、『Michael's Pub』。
そこでクラリネットを演奏してたのは、ウディ・アレン。
4人くらいで、ディキシージャズみたいなの演ってました。
友がアレンジしてくれて、サインも書いてくれたんですけど、
そのときも、ウディ・アレンは常にうつむき加減で、
人の目を見れない感じの人でした。
定期的に(毎週月曜演奏している)人前で演奏することで自己表現する
自己顕示欲を持ちながらも、悲しいほど強度な人見知り人格の持ち主。
やはり、彼は「分裂型」自意識を備え持った男、
と思います。
なんとなく、気持ちわかるけどね。
Michael's Pub
57 E 54th St New York, NY 10022
212-758-2272
5th Ave - 53rd St Station
at 5th Ave & 53rd St
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