ベゼクリク千仏洞。
「ベゼクリク」とは、ウイグル語で「美しく飾られた家」と言う意味らしい。
確かに、
崖っぷちの石窟の黄土色と、遠くに見える雪に覆われた山々(たぶん天山山脈)と
青い空のコントラストは、とても美しい。
この千仏洞は、
6世紀の麹(きく)氏高昌国(漢民族)の時代から、約800年の年月をかけて造られた。
かつては、仏教美術の粋を集めたような、壁画や仏像の宝庫であったと言われている。
(イスラム化したのは10世紀カラ・ハン朝成立以降)
イスラム教徒、外国人探検隊、文化大革命などのため、残念ながら、残存するものは少ない。
仏像が剥ぎ取られ、その下の日干しレンガがむきだしになっているところも結構見られた。
いずれにしても、
日本の仏教建築とは、全く性格を異にしたもの。
アジアというよりか、中東色強いよね。
行ったことないけど。たぶん。
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