早川電機工業 (SHARP)「シャープ 5X-76」→ 続き
先週、友人の事務所に遊びに行ったところ、
「いい感じのアルバムが手に入ったんだけど、聴く?」
「知ってる人が作った曲も入ってるから。」意味ありげに1枚のCDを手渡された。
我那覇美奈のニューアルバム、『風、光る』だ。
このCDをすべて聴き終えるために、愛車のスポーツワゴンを海辺の国道へと走らせた。
高音部分は少しハスキーな声だが、アイドル歌手のような「人に媚びた」歌ではなく、凛とした歌声、一本筋の通った「健気さ」を感じさせる声が心地よい。
彼女の歌に癒され気分で走っていると、ウクレレとスチールギターにのって、
「♪テレビニュースに映る砂の嵐ぃ~ 愛しい人の姿を探す・・・ ♪」
と、聞き覚えのある曲が・・・。
シャープ5X-76をレストア後、短波のNHKワールド・ラジオ日本で、中東駐在員の奥さんからリクエストされ流れていた曲である。
普段は歌詞カードそんな見ない人なので、ぼーっと聴いているうち、歌詞にドキっとしてもう一度聴き直した。
う~ん・・・ ん? ちょっと待て・・・これって浜省節に似てないかい!?
歌詞カードを見ると、作詞:浜田省吾・春嵐 作曲:浜田省吾!! 高校生の頃から浜田省吾を聴き始め、10代、20代、30代・・・ずっと浜省の歌とともに歩んできた細胞のどこかに浜省節が刷り込まれてるんでしょうね。見事に反応しちゃいました。
調べてみるとこの歌、2004年1月にサウンド・プロデューサー水谷公生、作家・春嵐(しゅんらん)と浜田省吾の3名でスタートさせた音楽制作チームFairlifeとのコラボーレートバージョンだった。
水谷公生・春嵐・浜田省吾によるFairlife
「砂の祈り」は、砂漠が広がる紛争地域に赴いている恋人を想う歌である。
砂の嵐の向こうで人々が大切に思う人と共に平和に暮らしていたこと、大切な人を失った人が多くいること、その人たちのために任務を遂行している人もいる。
そんな人々への思いを込めた「砂の祈り」は、70年代後半からのアコースティックなハワイアン・センスの穏やかなものだけに、彼女の伸びやか唄としっとりとマッチして、余計に詞の重さが胸に来る1曲だった。
というわけで、なんだかんだいいながら聴いてます(笑)
彼女の歌声ってものすごく迫力あるわけでもないし、ものすごく美声ってわけでもないのに、結局聴き込んでいる。
この感覚はなんなんでしょうね。
沖縄のおおらかなゆったりした空気がこのアルバムに流れてる、そう感じます。
癒されたいと思う方は是非。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
サマワから自衛隊の撤収がようやく決まった。
日米同盟、国際協調の名のもとに、理不尽とも言えるイラク戦争の戦後復興に尽力し、目に見えぬ恐怖と任務に耐えてきた自衛官が家族、恋人の元へ戻ってくる。
余談ではあるが、我那覇美奈ちゃん、俺が4年間友達付き合いしていた女子大生・友紀のボーイッシュな面影と重なる。169cmの長身だが針金のように細い身体なのに、大学のバレー部ではレフトを任されていた。部屋には当時のアイドルグループSPEEDと浜田省吾のCD、そして彼女の鼻歌が流れていた。
彼女が19才になるひと月前、初めての経験に肩を震わせた彼女と、二人で朝を迎えた。彼女は卒業後郷里の長崎に帰り、理学療法士を続けていたが、今は自衛官と結婚し、お母さんになっていると噂に聞いている。
無事に帰還され、家族と抱き合う自衛官の皆様、本当にお疲れ様でした。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
さぁ、想い出にふけってる場合じゃないぞ。
オイラは夜の街の復興支援に、出撃じゃ~!
先週、友人の事務所に遊びに行ったところ、
「いい感じのアルバムが手に入ったんだけど、聴く?」
「知ってる人が作った曲も入ってるから。」意味ありげに1枚のCDを手渡された。
我那覇美奈のニューアルバム、『風、光る』だ。
このCDをすべて聴き終えるために、愛車のスポーツワゴンを海辺の国道へと走らせた。
高音部分は少しハスキーな声だが、アイドル歌手のような「人に媚びた」歌ではなく、凛とした歌声、一本筋の通った「健気さ」を感じさせる声が心地よい。
彼女の歌に癒され気分で走っていると、ウクレレとスチールギターにのって、
「♪テレビニュースに映る砂の嵐ぃ~ 愛しい人の姿を探す・・・ ♪」
と、聞き覚えのある曲が・・・。
シャープ5X-76をレストア後、短波のNHKワールド・ラジオ日本で、中東駐在員の奥さんからリクエストされ流れていた曲である。
普段は歌詞カードそんな見ない人なので、ぼーっと聴いているうち、歌詞にドキっとしてもう一度聴き直した。
う~ん・・・ ん? ちょっと待て・・・これって浜省節に似てないかい!?
歌詞カードを見ると、作詞:浜田省吾・春嵐 作曲:浜田省吾!! 高校生の頃から浜田省吾を聴き始め、10代、20代、30代・・・ずっと浜省の歌とともに歩んできた細胞のどこかに浜省節が刷り込まれてるんでしょうね。見事に反応しちゃいました。
調べてみるとこの歌、2004年1月にサウンド・プロデューサー水谷公生、作家・春嵐(しゅんらん)と浜田省吾の3名でスタートさせた音楽制作チームFairlifeとのコラボーレートバージョンだった。
水谷公生・春嵐・浜田省吾によるFairlife
「砂の祈り」は、砂漠が広がる紛争地域に赴いている恋人を想う歌である。
砂の嵐の向こうで人々が大切に思う人と共に平和に暮らしていたこと、大切な人を失った人が多くいること、その人たちのために任務を遂行している人もいる。
そんな人々への思いを込めた「砂の祈り」は、70年代後半からのアコースティックなハワイアン・センスの穏やかなものだけに、彼女の伸びやか唄としっとりとマッチして、余計に詞の重さが胸に来る1曲だった。
というわけで、なんだかんだいいながら聴いてます(笑)
彼女の歌声ってものすごく迫力あるわけでもないし、ものすごく美声ってわけでもないのに、結局聴き込んでいる。
この感覚はなんなんでしょうね。
沖縄のおおらかなゆったりした空気がこのアルバムに流れてる、そう感じます。
癒されたいと思う方は是非。
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サマワから自衛隊の撤収がようやく決まった。
日米同盟、国際協調の名のもとに、理不尽とも言えるイラク戦争の戦後復興に尽力し、目に見えぬ恐怖と任務に耐えてきた自衛官が家族、恋人の元へ戻ってくる。
余談ではあるが、我那覇美奈ちゃん、俺が4年間友達付き合いしていた女子大生・友紀のボーイッシュな面影と重なる。169cmの長身だが針金のように細い身体なのに、大学のバレー部ではレフトを任されていた。部屋には当時のアイドルグループSPEEDと浜田省吾のCD、そして彼女の鼻歌が流れていた。
彼女が19才になるひと月前、初めての経験に肩を震わせた彼女と、二人で朝を迎えた。彼女は卒業後郷里の長崎に帰り、理学療法士を続けていたが、今は自衛官と結婚し、お母さんになっていると噂に聞いている。
無事に帰還され、家族と抱き合う自衛官の皆様、本当にお疲れ様でした。
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さぁ、想い出にふけってる場合じゃないぞ。
オイラは夜の街の復興支援に、出撃じゃ~!