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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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ルーセル:交響曲第3番

2006年09月28日 | フランス
◎デュトワ指揮フランス国立管弦楽団(ERATO)CD

これは文句なしの素晴らしいリズミカルで透明でかつ「クセのない」物凄く聞きやすい演奏。何もひっかかりません。ささくれだったアブラギッシュな曲でも硬質な響きの現代的な曲でもない、紛れもなく近代フランス交響曲の傑作と言わしめることのできる演奏。色彩感も薄くも過度にもならず絶妙で、やわらかい録音も丁度いい。個性的な音量操作など結構解釈も入れてきているがバランス感覚の優れたところが違和感を感じさせずにただニヤリとさせる。素晴らしい。前も書いたかもしれないが◎。少し軽いと感じたらそれは録音リマスタか機材のせい。

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2 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

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ミュンシュも (木曽)
2006-09-30 18:16:17
こんにちは。はじめまして。

確かにデュトワは透明でクセなし、ですね。

ミュンシュ/ラムルーでこの曲に親しんできた者としては、

初めて聴いたとき、あまりのさらさらぶりに物足りないものを覚えました。

でも何度か聴くうちに、やっぱりこりゃ名演奏だわいと感服。

でもアグレッシヴなミュンシュも好きです。
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こんにちは (岡林)
2006-10-01 14:17:30
コメントありがとうございます。やはりミュンシュ・ラムルーを置いて他にはないといった感もある作品ですねー。スコアを置いて聞くには多分、新しいですしこちらのほうが面白いのかもしれません。ミュンシュはライヴ的な感覚というか主観が勝るようなところがあるようにも思います。これも好き好きでしょうね。
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