湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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セッドン:16

2006年09月29日 | ?よくわからない?
◎ピアノ・サーカス(argo)CD

偏愛というのはこういうことを言うのだろう。ポップスの興奮を単純な電子ピアノアンサンブルの中に極めて純化した状態で持ち込んだ傑作に名演であり、プログレ的発想でありながらミニマルの領域を物凄く身近に引き寄せ無邪気に浮き立つ気持ち、和声に宿るほのかな感傷をかもすさまは絶妙といっていい。誰しも一枚は、個人的感傷を掻き立てられる音盤を持っているものだが、私にとってこの曲は、例えばブルックナー全曲を投げうってでも身近に置きたいものである。◎◎◎◎◎。

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