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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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☆ゲディーニ:ヴィオラと管弦楽のためのムジカ・ダ・コンチェルト

2018年02月09日 | その他ラテン諸国
○リドル(Va)ビーチャム指揮ロイヤル・フィル(DA:CD-R)1959/11/8LIVE

フレデリック・リドルときたか!モダンな響きの曲だがきほん新古典の範疇にありソリストにも新奇な奏法や高度な技巧は要求されない。起伏は少ないがモダニズムを感じさせない、ペルト的なところのあるセイヒツな曲である。オケは弦楽のみ。十二音曲を思わせるピチカートなどモダンだが、うまく英国聴衆の保守性との折り合いをつけたややロマンティックでわかりやすい形に整えられている。リドルは首席奏者であり英国音楽のソリストとしても長く活躍したが、余り巧い人ではなく音も普通。ビーチャムがこういう曲をも巧みに振れたという証明になる好演。

※2007-02-09 01:10:28の記事です

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