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湯・つれづれ雑記録(旧20世紀ウラ・クラシック!)

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フランセ:フルート、弦楽三重奏、ハープのための五重奏曲

2011年11月30日 | フランス
○リノス・ハープ五重奏団(X5 Music Group)2009・CD

このSERENADEと題された盤(現在は有料配信で手に入る)、珍しいと同時にハープアンサンブル好きには堪らない作曲家の作品が満ちており、つまり私好みであり、おすすめ。フランセらしくない曲、というか真面目なのが不思議な曲で、諸所六人組的な簡素な表現をとってみたり響きに先鋭的なものを混ぜたり変化に富んでいて、マンネリフランセしか知らない向きには1934年のこの作品を薦めたい。フランセはSP録音時代に作曲的頂点を迎えていたのだなあと思った。ドビュッシイストにももちろんおすすめ。演奏もたいへんリリカルで美しい。

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