小林真 ブログ―カロンタンのいない部屋から since 2006

2006年開設の雑記ブログを2022年1月に市議当選でタイトル更新しました。カロンタンは40歳の時に飼い始めたねこです

構想「日本で最も美味しいまち」と「食問い [toi] イレブン」

2013-12-26 04:48:18 | 食語り

 

ボクシングデイの未明、最近の思いつきを書き留めておこう。
きっかけは毎日朝刊10月13日、日曜連載「時代の風」西水美恵子で知った「日本で最も美しい村」連合だった。

記事(登録必要):地域活性化と持続的成長 「伊豆・レポート」の関連記事

連合ホームページ「日本で最も美しい村とは」

「多様な美しさ」「自立を目指す」「世界につながる」、そして「理念共有型の当事者連携組織」。
これらのキーワードは、われらが構想する、風土飲食研究会の思想が深谷から赤城おろし文化圏、そして全国他地域に広がったかたちに近い。ならば、「フランスの最も美しい村」運動に範をとる「日本で最も美しい村」、これにまた範をとる「日本で最も美味しいまち」を考えること。フランスに始まった景観に対する運動が、日本に来て食に置換されて広がっていくとしたら、こういった地域思想のフォーマットにとって理想的な広がりといえるのではないだろうか。
実際、風土飲食研究会の周辺には、似た話も起ち上がっている。

この動きをうまく進めるには、われら風土飲食研究会の食のモデル地域構築事業「Fイレブン」の「1)トータルイメージ広報」が機能するだろう。

フカペディア:風土飲食研究会

「1)トータルイメージ広報」は「Fイレブン」の中でもっとも思想をストレートに表現し、メッセージ性の強いものとして企画。打合せの中から、日頃会員が「食社会」の現状で切実に感じている問題を問うメッセージ広告を、観光地によくある「顔ハメ看板」のスタイルでわれらの考えに共感する他地域、業者にも〈輸出〉するシリーズが立案された。

タイトルは「食問い [toi] イレブン」。
グローバル化された食、適正価格、行き過ぎた品質管理、食品ロスなど、日本の「食社会」に偏在する11の問題をコピー、イラスト、写真、データを使って問うシリーズ広告だ。風土飲食研究会の出身「ゆめ☆たまご」がかつて企画した『2011年の「RE 青淵」』の延長線上にある。

『2011年の「RE 青淵」』

なお、ローマ字の [toi] はフランス語で「あなた(二人称強勢形)」。自身の問題として考えてほしいという食関連業者の思いをこめたい。

考えは広がるがちょっと疲れた。もう、寝よう。

(BGMは「TKO Boxing Day」の入ったエルヴィス・コステロ『パンチ・ザ・クロック』。飲みものはメルシャン甲州新酒が飲み終わって金大星に。画像は仮ロゴ「太った食とやせ細った問い」)

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