quackpie Archives

かくぱいあ~かいぶ

外資病

2007年01月29日 | Archive
 外資病っていう病気があると思うんです。

もちろんそんな病気は一般的には存在しませんが、
俺は存在すると信じてやみません。

つまり、外資系企業が外国のセンスをそのまま日本に持ち込むことです。

例えば夜23時とかになったら
国際物流のUPSとかサーバーのIBMとかがテレビでCMしてますが、
モロにあっち(外国)のノリです。


 マイクロソフトなんかのサイトに行くと
「先進的」とか「革新的」とか「経験」みたいな
ボヤーっとした抽象語がズラリと並んでます。

プログレスとかイノベーションとかをそのまま訳したのかと思います。
「あなたのために用意された革新的な技術」などという
高校3年生の日本語訳みたいなのが並んでてキモイです。

英語をそのまま日本語にするとニュアンスが変わるし、
欧米のセンスはそのまま日本の文化に変換できないので
ここは大きく意訳して「世界が変わる!をあなたへ贈る!」くらいにしてもよいかと。


 外資系企業というと効率をどこまでも追求してそうですが
宣伝とか広報で向こうのセンスを日本向けにチューンしないおかげで
かなりのロスが生まれてると思うんです。

そこを改善すればもっと多くのユーザーを取り込めると思います。

P&Gなんかはうまくやりすぎてるから日本の会社だと思ってました。
やはりひどいのはマイクロソフトです。MSのサイト見てるとキレそうになります。


Internet Explorerの紹介ページなんかは渾身の出来です。
http://www.microsoft.com/japan/windows/products/winfamily/ie/default.mspx

笑い事では済まないゴミ問題入門

2007年01月24日 | Archive
 小学4年生のとき、近くの埋立地の見学に行ったことがあります。

学校から歩いて15分ほどの場所に広がるあまりにも広大な土地。
低学年のときには海だった場所に、端から端まで1kmほどはあろうかという
大きな島があっという間にできてしまったんです。衝撃でした。

しかしもっと衝撃的だったのは、職員の方の
「この埋立地は全てゴミを埋めて作りました」という言葉。
一体どこからそれだけ多くのゴミが出るのか。
人間がそんなに沢山ゴミを出して許されるのか。幼心に傷つきました。

「これはちょっと世界的なゴミ問題に目を向けていかなければいけないぜ…」と、
当時10さいの俺が思ったかどうかは定かではありません。
覚えているのは、見学の帰りに学校の職員室前で5千円札を拾ったことだけです。
警察に届けたかどうかは覚えていませんが、普段の俺の行いを見れば
正直に交番へ直行したとしか思えないですよね。



 時が経ち、大学生となった俺は
自らの行動拠点を枚方市に移し悠々自適の一人暮らしを始めます。

アッと言う間に4年間が過ぎていきました。
とりあえずアパートを出て行くことになり、
少しずつ段取りについて考え始めたころ、ふとベランダをのぞいてしまったのです。

う!埋立地だ!こんなところにまで埋立地がある!

そうなのです。ベランダは足の踏み場が無いぐらいにゴミで埋まっていました。
このアパートに入居してから今まで、捨てるのが面倒なゴミは
あまり用事のないベランダにポイポイと溜め込んできたのです。
掃除など一度もしたことがありません。

このベランダに
2003年モノのセミの死骸が展示出品されていたことは余りにも有名ですが、
どうやら2006年の夏を前についに風化して原型を失ってしまったようです。

しかし、同じく風化して自然へと還ることを期待されていた
2003年モノの充実野菜のペットボトル50本
2004年購入のスケートボード(総使用期間4時間)、
バイクから取り外した大量の部品(およそ10kg前後)は
今もその原型をとどめていたのです。


 俺はこのベランダを放置したまま引越しする方法を1ヶ月ほど考えたのち
放置は不可能であるという結論に達し、ゴミの搬出に乗り出しました。

まずはインターネットでバイクの部品を貰ってくれるひとを募集し
いともたやすく8割がたの部品を引き取ってもらいました。
しかもお礼に今年のカレンダーまでもらってしまいました。

次に取り掛かったのは枚方市のゴミ収集区分の調査です。
枚方市のウェブページを見れば10分でわかるはずのこの調査に2週間を費やしたのち、
「枚方市のゴミ収集区分はきわめて複雑で不透明」ということがわかりました。
ゴミ袋は透明じゃなければいけないのに、市の決めた収集区分は不透明なのです。

まずおかしいのが、
家庭一般ゴミの袋には生ゴミやちり紙、ペットボトルやビデオテープ
一緒くたに入れられるという衝撃の事実です。
枚方市はティッシュとペットボトルを同時に燃やしているのでしょうか。
俺の地元では紙とプラスチック製品は分別し、別々に収集されています。
枚方市は「小型プラスチックはためずに家庭一般ゴミに出してください。」と
むしろ紙とプラスチックのミクスチャーを奨励しているかのようです。

こんな収集方式を採用しておいて
一体どんな方法で環境問題をクリアしているのか真剣に興味があります。

このような状況なので
家庭一般ゴミと粗ゴミの境界線が非常にあいまいです。
革靴が家庭一般ゴミで、発泡スチロールも家庭一般で、電球は粗ゴミなのです。



 意を決して枚方市に電話してみました。
…というのも粗ゴミの収集には電話予約が必要なため、質問を兼ねて電話したのです。

以下は俺とコールセンターの女性(以下、女)の会話です。


俺「すみません、粗ゴミを出したいのですがよくわからなくて…」

女「そうですか。どのようなものをお出しになられますか?」

俺「バイクの部品です」

女「バイクの部品とはどんな部品ですか?」

俺「鉄製の、長さ50センチ・厚み5センチくらいの板です。」

女「原則としてバイクや自転車の部品は収集できません。
  お買い上げになった販売店に引き取りを依頼してください。」


俺「部品がダメ??」

女「はい。普通の鉄くずならいいですけど、バイクの部品は収集できません」

俺「じゃあバイクの部品は諦めます。
  えっと…もうひとつ別の粗ゴミがあって…これも鉄板なんですけど…


女「また鉄板ですか?どんな鉄板ですか?」

俺「鉄製の」

女「大きさや厚みは?」

俺「長さ50センチ・厚み5センチくらい

女「それさっきの部品ですよね?


ヤカンや瀬戸物は引き取ってくれるのに、
バイクの部品だというだけで引き取ってもらえないのはおかしいです。
この鉄板がどういうものかアレコレ説明して、ようやく承諾を得たので
ヒモで括って予約番号と名前を書いて収集所に置きに行きます。






ホントに収集してくれるのか、
ひとつやふたつ残して去ってしまうんじゃないかとハラハラしてましたが
ちゃんと朝9時に来て全部回収してくれ、とても安堵しました。


 ゴミを捨てるのも本当に面倒な世の中です。
個人的には税金をもっと払ってもいいから、捨て放題にしてほしいところです。
山や川にゴミがあふれるのは、ゴミ捨ての手順が複雑すぎるからじゃないでしょうか。

俺には引越しまでの猶予があと一ヶ月しか残されていないので、
このリトルゴミ屋敷を急いでターミネートしなければなりません。
枚方市のユニークな収集区分をよく理解して、しっかりゴミを処分したいと思います。

さて最後にひとつ、
この記事の序盤は「人間がそんなに沢山ゴミを出して許されるのか」的な論調だったのに
終盤には「ゴミを捨て放題にしてほしい」という論調に豹変していることにいま気付き、
自らの内なる闇の存在に愕然としています。

センター試験といえばPat

2007年01月19日 | Archive
 明日センター試験らしいです。

自分がセンター試験を受けてもう4年にもなるんだー。
俺は英語に傾斜配点のついた3教科受験で行ける国公立目指してました。
つまり英語の点数が2倍になって総合点に配分されるやつです。

神戸市外大を目指していたので英語に全てがかかっているようなもんでした。

今でも忘れません。
英語の長文にPatなるナゾのGAIJINが登場し、
受験生を巧妙にかく乱して数多くの受験生たちの未来を摘み取っていきました。

確かこんな問題だったと思います。

(キャンプ場にて)

Yumi「ねえ、虫除けスプレーはどこかしら?」

Pat「リュックサックのポケットに入っているよ!」

Yumi「ポケット??」

Pat「青いリュックの右側のポケットだよ。」

Yumi「え?ポケットには何も入っていないわよ。
     別のリュックじゃない?」

PatOh, sorry! The other one!


このThe other oneがいったい
「別のリュック」なのか「左側のポケット」なのか不明瞭で
かわいそうな俺は7点くらいガッサリと点数を持ち逃げされました。
傾斜配点がかかっているので14点を損なったわけです。

残りふたつの教科の国語と公民も振るわず、
C判定で受けた神戸市外大からはペラペラの不合格通知だけが送られてきたのです。


 今現在は「今の大学に来てよかったなあ!」とは思っているものの
当時は地面に這いつくばって「Patくたばれ!スプレー引火してPatの家もえろ…!」と
塩っ辛い涙を飲んだものです。

あんな得体の知れないGAIJINをキャンプに連れて行くなよ…!

何が「Oh! Sorry!」だ、ごめんで済んだら警察が要るか

俺が司法ならお前を極刑に処す

…などと憎悪の対象はひたすらPatという害人に向けられていました。
後で知ったことですが、Patは過去のセンター試験にも何度か登場して
そのたびに紛らわしいせりふを吐いてヘラヘラしていたそうです。
例によってGoogleで検索すると、大体どんな卑劣な野郎かおわかりいただけます。

俺は関西外大に居た4年間、常に
「Patという留学生がいたら真空竜巻旋風脚をお見舞いしてやる」という
目標を掲げていましたが、ついにPatなるGAIJINは現れないままでした。



 いま、ニュースでセンター試験前日の受験生たちの映像とともに
キャスターが頑張って欲しいですねなどとコメントを発しています。

俺はセンター試験と聞くとPatのことしか思い出されません。

あすセンター試験を受ける英語系の受験生たちには、
Patという欧米文化が産み落とした害悪
地獄の足払いをかけられないよう細心の注意をして試験に望んで欲しいものです。

カワサキ新モデルにびっくり

2007年01月15日 | バイク
 しれっとカワサキ新モデルが発表されていました。

http://www.kawasaki-motors.com/mc/kinfo/07new/

バルカン900が新しくラインナップに入るんですね。
ゼファーもなくなっちゃうし、これからカワサキの大排気量モデルに
少しずつ新モデルが投入されるんでしょうか。

それよりも驚いたのが、
小排気量・空冷・単気筒の250TRとエストレアに
フューエルインジェクションが載ったことです。

ある意味一番FI化が遅そうなジャンルなのでびっくりでした。
もっと大排気量や多気筒モデルからFI化されると思っていたので…。
国内の現行モデルで、スクーター以外に単気筒FIってこの2台だけでは?
そのうちSRやCB400SSもFI化するんですかねー。


 個人的にはFI化の流れは大歓迎です。

単にキャブレター開ける知識が無いから、
「イジって楽しいキャブレター」の恩恵が受けられない。
だからイジれなくてもいいから季節や天候に左右されないFIがいいです。

冬場一発始動・アイドリング即安定って、CD125T乗ってたら想像つかないよ。


そういうワケで、
単気筒モデルにもFIが採用され始めて驚いた、という内容でした。

どうでもいいけど、ヤマハの国内ラインナップがヤル気なさすぎて
もう一度びっくりした。 

広告収入に関する中間報告書

2007年01月10日 | Archive
 去年このブログの記事の下のところに広告がついたので
広告料を貰えるよう設定したと報告しましたよね。したんですよ。

どれぐらいになったかここで報告します。
ちょっと興味ない?ない?あ、そう。まあせっかく来たんだし見ていきなよ。


全期間のページの表示回数:8892回
クリック数:90回
クリック率:1.012%

収益額:351円



ほぼ予想していた通りの低水準を保っています。
クリック回数は90回になってますが
これのほとんどは俺…じゃなくて広告好きのミスターXがクリックしています。

アクセス元を感知して広告額が決まる仕組になっているようで、
同一ホストからアクセスするとアクセスする度に貰える広告額が減ります。
最初のクリックでは大体10円前後貰えちゃうみたいだけど、
2回目から4円、3円…と減って最終的に0に近くなるみたいです。

つまり同じ人が何回もクリックしたところでお金にはならず、
初めてこのブログを見た人がたまたま広告をクリックすると
多めに収入が貰えるみたいです。

ちなみにしつこく同一ホストからクリックしまくってると
広告料を減らされる等のペナルティがあるそうで
気をつけなければいけないとミスターXが言っていました。



 現在351円溜まってて目標が1000円。

するとあと650円貯めればいいのかというとそうでもないようで、
料金の銀行振込みを申請すると振込み手数料が500円かかるそうなので
1000円貰うには1500円ぶん貯めなければいけないようです。

数ヶ月で351円だから、1500円だと2年くらいかかるかも。
でも専門のニュース系サイトを作ってガチで広告収入狙えば
ほんのお小遣い稼ぎにはなるんじゃないかなぁと思いました。やらねーけど。

ちなみに1000円溜まった暁には
慈善団体に寄付するわけでもなく、スーパーでステーキを買う予定です。
名づけて広告ステーキです。ステーキな響きです。

以上、報告でした。
新たな動きがありましたらここで報告します。

新年明けましてアドレスを変えました

2007年01月01日 | Archive
 新年明けましておめでとうございます!

今年は2007年ですね。
またひとつ未来っぽくなりました。今年はどんな未来っぽさが待っているんでしょう。
ちなみに去年の今頃は年が明けると同時に福袋ならぬ服袋を買いに行き
中身を見て沈痛な面持ちをしていました。
あれから一年経ったかと思うと自分の成長の無さに涙が絶えません。


 今年は自分だけじゃなく、多くの大学4年生にとって
カオスな一年になると思います。
3月まで学生、4月から社会人ですからね。

3月までの目標は「キチンと後片付けをする」です。
中途半端に出席してるゼミや授業、
わけのわからないまま2年続けてるバイト、
あと一番大変なのがベランダがゴミ屋敷になったアパートの引越し。
その全てにキレイさっぱり終止符を打たねばなりません。さよなら甘美な日々。

4月からの目標は普通に「新しい環境に慣れる」です。
ネオニートからいきなりサラリーマンなので大変そうです。



 さて今回、新年のドサクサにまぎれて携帯のアドレスを変更しました。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、以前のままのアドレスでは
働き始めた時に色々恥ずかしいと判断したのです…。

既に携帯のメモリーに入ってる人全員に再登録をお願いするメールを送りましたが、
MAILER DAEMONという知らない外人から10通くらい返信が来ました。
なので最低でもそれぐらいの人数の友達に連絡が行ってない可能性2007%です。

これはつまり俺がいつもみんながくれる「アドレス変えましたメール」を
「んーわかったあとで変えとく」と面倒くさがって
そのまま連絡先がわからなくなっているせいかと思われます。

この場を借りて深くお詫びいたします。
本当にすみませんでした。

俺がアドレス変えましたメールを送ると、
沢山の人から「了解♪」「わかった、変えとくね!」「最近元気してる?」と
温かい返信をいただいてしまい、衝撃を受けました。

…アドレス変えましたメールって返信するもんなんや…?

あと直接関係ない話ですが、
携帯のメモリーの中にいる「田中」と「福田」の人数に驚嘆しました。



 ま、俺は今年もこんなダケド、今年もよろしくおねがいねっ!

なっ、なによ、勘違いしないでよ!
普通に友達としてみんなと仲良くしたいダケなんだから!
(今年もツンデレを全面的に支持します。)