quackpie Archives

かくぱいあ~かいぶ

初めて物欲に抗う俺

2010年10月24日 | Archive
 そろそろ11月になりそうですが、
過去の経験から、11月に足を踏み入れると
忙しさから一気に年末を迎えることがわかっています。

毎年冬になると物欲が大爆発して
大切な年末賞与が吹っ飛んできた歴史があります。

2007年冬…PCモニタを買ったような…。
2008年冬…PC、ウォークマン、革ジャケットなど、細々としたものをいっぱい買ったような…。
2009年冬…プラズマテレビを買ったような…。


今年はいけません。


テレビにシンセ、ギターにパソコン、ゲーム、
豊かになったものの全然お金が貯まりません。
おまけに東京に来てからというもの交遊費が増大し、
貯まるどころか減少し始めています。


今年の夏なんて
「賞与はギター以外は全額貯金する」と決めていたにも関わらず
CB750を買ってしまったのでやはり全額消えているのです。
(厳密に言うとCBRの下取りで足りない分を全額追い金したのです)


今年の冬こそは、ガツンと一発貯金に回さなければいけません。

幸い、今のところ物欲は沸き起こっておらず、
このままいけば自然と貯金ができそうなのですが、
(もう欲しいものは大体買ってしまった説)


怖いのはストレスです。


年末の忙しさとか、浮かれた雰囲気とか、
「まあ年末やし5マンくらい良いよな!」と感覚が麻痺して
金遣いが粗暴になるのを抑え付けられれば、計画通りの貯金ができるはずです。

毎年ある程度の計画は立てているのですが、
結局ストレス発散のために余分にカネを遣って失敗しているのです。


おそらく今年の年末は人生でも最狂レベルのストレスが俺を待っていると思いますが、
いい加減、欲望と衝動を抑え込んで社会人らしい計画性を実現したいものですね…。


ちなみに既に決まっている出費

・バイクのローン ボーナス払い
  (驚くなかれ、CB750ではなくCBR600RRのローン…。
  CB750は全額一括で買いましたが、実はCBRのローンはまだ払っています…。
  今回を以って最終支払い。)

・クリスマスプレゼント的なもの
  (恒例の…)


CBRのローンが終わると毎月の余裕もできますし
今より毎月の貯金もしやすくなるはずなんですけど…。

オーバー2000

2010年10月20日 | Archive
 ふと気付いたのですが、
このブログは2005年6月に思いつきで始めてから
2004日間、5年弱経つことがわかりました。

自分でもこんなに続くとは思っていませんでしたが…。

これまでの総記事数は610件なので、
3日に1回以上書いていることになります。
もっとも最近は、くだらないつぶやきはTwitterにまとめているので
投稿数自体減りました。

たまに自分でも過去の記事を読み返したりしますが、
叫びだしたくなるくらい青臭いこと書いてたりするので
3年以上前のやつは努めて読まないようにしています。



 アクセスはIPベースで大体1,000/週ですが、
大半が何かしらの巡回ボットかもしれません。
解析したことが無いのでわかりません。
たまにバイク系の記事で検索で来ていただける人がいらっしゃって嬉しいです。

実は2年くらい前に突如としてアクセス数が異常なことになり
一日のアクセス数が数十万の全gooブログ中で2位になるということがありました。
あのときは「どっかに晒されてるんじゃ…」とすっごい不安になりましたが
特にそれらしい痕跡も見つからず、実害も無かったので原因は未だ不明です。


 なお、2006年11月から掲載し続けている
MicroAd(記事下の文字広告)の収益は

全期間総額で872円です。

この広告を載せ始めた当初は
「全額を寄付する」とか「ステーキ肉を買う」とか
どっちつかずな発言に周囲の失笑を誘っていましたが、
年間あたり220円の収益性ってのは、かなり厳しいものがありますね…。
いまどきジャンプも買えないんじゃないでしょうか…。

もちろん広告を意図的に強調したり
クリック誘導したりすればもっと収益性が上がると思いますが、
あくまでも実験のつもりで始めたので、
これで小遣い稼ぐつもりはさらさらございませんことをお約束致します。
900円になったら入金してもらって、広告外そうかしら。
そして安いステーキ肉をごにょごにょ…


と、いうわけで中途半端なタイミングですが、
引き続き当ブログのご愛顧のほどよろしくお願いいたします!





千葉養老、温泉を求めて霧中をさまようツーリング

2010年10月10日 | バイク
 ほんとは一泊二日で長野とか高崎とか郡山とか行きたかったのですが
天候的にキツイのでアクアラインを抜けて千葉に行ってきました。

ほんとに、川崎から20分も海底を走れば
田園風景と深い山々が広がっているのは個人的に助かります。
都内は一週間もいれば息が詰まってくるので、
こういう自然むき出しのエリアへたった600円強でアクセスできるのは大きい。

千葉県があってよかったー!



 さて今日は目的地などありません。

なんとなく温泉に入りたいなー、と彷徨っていたら
濃霧を抜けた先に「養老温泉」という温泉街があり
そこの「ごりやくの湯」というところで羽を伸ばしてきました。

入湯料1,200円(タオル付き)、
いのぶた鍋定食 + ノンアルコールビールで2,100円と
なかなか強気なお値段設定でしたが、露天風呂からのぞむ山麓の景色がよく、
定食もそこそこ美味しかったのでたまにはいいかな。





「ごりやくの湯」と名づけられているので
一体なんのごりやくがあるのだろう、と思っていたら
なんのことはない、露天風呂の壁面に

こんこんと湧き出すお湯に感謝しましょう。
美しい大自然に感謝しましょう。
そうして感謝をすることが、ごりやくなのですから…。


と書いてあります。

うん…。

なるほど、そうなんですね…。



こっちのほうは昼過ぎまで雨が降っていたようで、
路面はウエット、霧が濃く、なかなか厳しいコンディションでの走行でした。
たまにコーナーの継ぎ目でズルッといきそうになったり…。

CBちゃんはちょっと足回りが不安ですね。CBR乗った後だと特にそう思います。
せめてタイヤくらいは良いやつを履かないといけないかもです。






いやしかし美しいところです、
都内から1時間ちょっとで来れるし、また年内に来たいですね。










カワサキW800

2010年10月09日 | バイク
 なんかウワサされていたのでまさかと思っていましたが、
ホントに発表されててビックリしたカワサキW800。


http://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/mcy/street/11_ej800a.html


>W800が追求したものは、ヴィンテージモーターサイクルが持つ美しさと乗り味。
>車体全体にわたりふんだんに散りばめられた、重厚感溢れるメタルパーツは、
>表面にポリッシュ加工やクロームめっきが施され、さらに深い艶と輝きを放つ。
>深いフィンが刻まれた、ロングストロークの空冷バーチカルツインエンジン、
>細身で大径のスポークホイールが、
>独特の乗り味を演出し、古き良き時代のバイクを思い起こさせる。
>カワサキがビッグバイクメーカーとしての地位を築く礎となった名車、1966年のW1。
>その輝かしい伝統は、45年の時を越え現代に受け継がれている。



W650と比べてエンジンのストロークが長くなったのか、
ちょっとディメンションが大きくなったように見えるけど気のせいか。

メーターの文字盤はちょっと騒がしい感じもするけど、
悪くないんじゃないでしょうか。

気筒あたり380cc超、2,000rpmで最大トルクなので、
味わいが増してそうです。乗ってみたい。

足回りと車体周りが大して進化してなさそうだけど、どうなんだろう。
W650は高速に乗るとフワフワグニャグニャして怖かった。


とにかくこのニュースリリースを見て
いまW650乗ってなくてよかった…と思った。
650乗ってたら800のほうが欲しくなるでしょ…。


http://www.youtube.com/watch?v=cm9LUaFj3Qc

公式ビデオはベタすぎてちょっと…。
あとバイクの音がほとんどしない騒音規制完全対応仕様。
チェーンの駆動音みたいなのしか聴こえませんが…。



個人的には、同時発表のNinja 1000(Z1000SX)が気になりました。


http://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/mcy/street/11_zx1000gh.html



>パフォーマンスと実用性のベストバランスを追求したNinja 1000は、
>スーパースポーツ、スーパーネイキッド、ミドルクラススポーツなど、
>様々なモデルに満足できなかったライダーに向けた、
>新たなカテゴリーのニューモデルである。



うんうん、いいよねそういうコンセプト。

Z1000ベース、19リットルスチールタンク、
可変ウインドスクリーン、幅広シート、ツーリングフック。
こういうのがいい。

これは練習なんや

2010年10月04日 | Archive
 たいへん貴重な経験をしましたので書き留めておきます。


 ウチの課に中国人の研修生が来ることになりまして、
社内会議の通訳なんかを英語でしてあげてた関係で
そのまま俺が歓迎バーベキュー大会の幹事をすることになりました。二ヶ月前の話です。

「じゃあ幹事は通訳やっているかくぱいでいいよね!」という

半ば暴力に近い決め方で20数人を取りまとめる大役を仰せつかったのでした。


俺は思いました。

まあ、なんとかなるだろう。

あと二ヶ月あるし。

うん、なんとかなる、経験上
俺の幹事経験なんてショボい飲み会と出来損ないパーティーくらいのもんです。



そんなラクな世界ではありません。 



開催10日前になっても決まらない予算、
開催5日前になって指示されるレクリエーション。
開催2日前になって指示される増員。


まずここで学んだことは、
思いつきで指名された仕事には、思いつきで仕事を増やされるリスクに対して
マージンを設けておかなければいけないということでした。


詰んだ…。


そう思い鎮痛な面持ちで落ち込んでいると、
バーベキュー発起人のえらいひとに会議室に呼ばれました。


「これは練習なんや!オマエが動いてどうする!
 これはオマエが人を動かす練習でもあるんや!
 オマエは動くな、人を動かすために動け!」



後付け設定、という言葉が脳裏に浮かびましたが、
近くの先輩にバーベキューの準備に困っていることを相談すると
ここで不思議なこと(と言っては失礼ですが)が起こります。

その先輩は「それは大変だ」と言わんばかりに
俺が山積みにしていた問題を全て解決してくれました。



・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 



 バーベキュー当日。

例の先輩が準備してくれた通りの手順で食材や機材を準備し、
当日会場に早く行って、借りてきたコンロやタープを台車で現場に運び込みます。

集まってきた参加者たちが「これどうするんや?」「どうすればいいんや?」と
わらわらと集まって談義を始めます。

天啓と言うと大げさですが、例の後付設定のことを思い出して

「ここからここまでがウチの敷地です。道具はこれです。
時間は○○時までありますので、設営をお願いできますか」と言ってみたんです。

すると集まった参加者達はウデを競い合うように設営を始めてくれました。

俺はただ全体を見てるだけです。

たまに敷地外を侵略して領土を広げようとする参加者に注意を喚起するくらいのもんです。
これがまたみんな楽しそうに設営をやるので、見てる俺も楽しくなってくるんですね。


ふと横を見ると、その様子を面白そうに見ている女性陣がいます。
野菜の入った袋を渡して「洗い場があっちにあるんですけど、野菜のカットお願いできませんか」と言うと
ものの20分後には7~8kgはあろうかという量の野菜がぜんぶカットされており、
あっという間にバーベキュー場の設営と食材の調理が終わりました。


バーベキューをするにも火起こしが必要なのですが、
全体を見渡してみると、お子さんを連れた先輩社員がいることに気づきました。

俺「火、どうやって点ければいいですか」
先輩「まかせろ!こうやるんや!!よく見とけ!!」

あれよあれよという間に4つのコンロから熱風が吐き出されていきます。


片付けの際も、自分は何もせずに全体を見て指示を出すだけでした。

ゴミは分別してください。
その機材はあっちに返すモノです。
余った食材はここに集めてください。


気がついたら会場はキレイに片付いており、
夕方にバーベキューが終わる頃には

幹事おつかれ!幹事ありがとう!幹事よかった!!の連呼です。


みんな共謀して俺をドッキリにハメようとしている説もまことしやかに流れました。

俺「い、いったい何が起きたんだ…。」



・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 



 これはやや誇張も入っているので
実際には俺のあまりにも無計画な幹事ぶりに周囲が手を差し伸べてくれた説がきわめて濃厚です。


しかし大変良い経験でした。

結果が全てなのです。
自分ができないことは、誰かの力を借りることで、乗り越えられます。
自分は何もできなくても、できる人に声をかけられれば、
同じ結果が得られます。



声をかけることさえしなければ、
想像するのも恐ろしい結末が待っているのかもしれません。


「これは練習なんや!オマエが動いてどうするんや!


えらいひとの…この発言が後付設定かどうかは今になってはわかりませんが、
個人的にはたいへん価値のある経験をしたと思っています。

業務上で俺のできるシゴトというのは早くも限界に差し掛かっている恐れがあります。
もともとポテンシャル的に秀でたモノを持った人間ではないですから。

ここから注力すべきは、いかに有能な周囲の力を借りる能力を身につけることではないか?



そういう意味で、たいへん貴重な経験となりました。


生協さん、遠慮はいりません

2010年10月03日 | Archive
 最近突然寒くなりましたが、
俺は先般のベッド買い替えのときに古い掛け布団を処分してしまったので
未だにタオルケットで寝ています。窓は締め切って寝てますが、そろそろキツイ。

そんなところに徳島の母親から一報が。
「羽毛ふとん注文しといたから、そのうち届くと思うよ。」

なんと母親が生協かなんかでシングルの羽毛ふとんを注文してくれていたのです。
実家でも使ってるふとんなんですが、これがもう天にも昇るような暖かさで
あの羽毛ふとんで毎日眠れるなんて、考えただけでもウキウキしますね。


ほんとうに母親の気遣いには感謝しています…。


俺「1万円くらいのでいいかなぁ…」

母「羽毛がいいわよ!1万5,000円と2万円の2種類があるわ!」

俺「あ、ああ…。じゃあ1万5,000円のにしようかな…。」

 ~翌日、母からメール着信~

母『母です。1万5,000円のは色々心配なので、
  2万円のやつを注文しておきました。振り込み先は……』


おかあさんありがとう!あったかく眠るからね!!ってなんでやねん!!



ネタばらしすると「支払いは1万5,000円でいいから、差額は出しておくわ」と言ってくれたのですが
気遣いが嬉しかったので2万円振り込んだというのが真相です。



 そんなこんなで羽毛ふとんが来ることになっていたのですが、
木曜日に帰宅すると宅配便の不在票がドアに挟まっていました。

差出人が誰なのか字が汚くて読めませんでしたが、
タイミング的に羽毛ふとんだろうと確信しました。
やった。これで暖かく眠れる!(2万円の価値を享受できる!)

そう思って掛け布団カバーを購入しにIKEA港北店に行ってきたのです。初IKEAです。

IKEAってのは北欧かどっかの外資系大型インテリアショップで、
けっこうしっかりした家具や雑貨を強烈な安価で提供することで都市圏で大人気らしいです。





なんか外資系だけあって陳列方法やつくりが国内系ショップとかなり違うので戸惑います。
店内の案内に使われている日本語も直訳系なので、
「ああ、外資病(※)がこんなところにも…」などと考えてたのですが、
確かに置いてあるモノはそれなりにしっかりしていて全体的に安い!

ガラスコップが1つで49円だったり。
シングルベッドのフレームなんかは1万円切ってたような。
180cmくらいあるロングデスクが1万円だったの、あれ欲しいなぁ。

ただし、安いものに紛れ込んでふつうのお値段のモノも混じってるみたいではあります。
ベッドカバーは安いやつは1,200円くらいだったんですが、
お目当てのキミドリ色のやつを選んだら4,000円くらいしました。
デザイン的には満足できるモノだったのでIKEAに行って正解です。


 (※)外資病…かってに考えた造語。
  外資系企業が、外国の雰囲気をそのまま日本国内に持ち込んで微妙な異国臭を漂わせること。
  外資系企業の日本向けWEBサイトが英語を直訳した日本語のオンパレードだったり、
  TVコマーシャルのノリが海外向けで日本人にピンと来ない内容だったりする。
  ピントが日本人の感覚とズレているのでWEBサイトは読むのに疲れたり、CMはメッセージがいまいち伝わってこないので、
  「ああもう、なんでソコもうちょっとひと手間かけないのかなぁ!」と、もどかしい気持ちになる。





 帰宅して部屋を片付け、
そわそわしながらベッドカバーを広げてみる。

うん。キミドリ色を選んでよかった。
なんか部屋の雰囲気が森っぽくなってきた


ちなみにテレキャスター(ギター)は立派なインテリアとして機能しています。


あー早くふとん来ないかなー!

楽しみだなー!

なんたって飲み代に使いすぎて久しぶりの財政難の真っ只中に買ったふとんだからな…



ピーンポーン


キター!!


がちゃ


「○○急便です。お荷物お届けにあがりました!」


俺「はいはい! …?!」


「ここにサインを!」


俺「お…。ぁー、はい。サイン。ぉー。」


配達員は荷物を片手で持っている!


荷物は15cm角くらいの紙袋に包まれている!


これなに…?






友人の海外旅行のお土産でした。

嬉しい誤算。

Tシャツと珍しい海外のビールを贈ってくれました。

どうもありがとう!!


あと生協さん、はやく布団を送ってくれてもいいですよ!遠慮はいりません!
受け入れ準備はできていますので!!