quackpie Archives

かくぱいあ~かいぶ

鬼の低速トルク

2007年02月28日 | バイク
 レンタルバイクでカワサキのW650を借りてきた。













このレンタルバイクを利用するのも何度目か。
今日は店長が「そろそろバイク買えよ」という雰囲気を出しながら
さりげなくセールストークをしてきた。

頭金はなくてもいいとか甘い言葉で巧みに俺をすくい上げようとしてくる!
同い年の友達が250万の車をフルローンで買ったという話を聞いたせいで
数十万のローンくらい組んでも大丈夫だよな?と思ってしまう自分がいる。



 W650ことダブロクはそんなフルローンでの購入候補のひとつだ。
レンタルで安く試乗しておこうと思って借りたわけ。

まずは楽しみにしていたキックスタートをやってみた。
死ぬほど重い。なんだこれは。
エンジンをかけさせようという気持ちが微塵も伝わってこない。
1度目はうまく力が伝わらずキックペダルが途中で引っかかり
2度目は力が足りずにキックペダルを全く下げられず
3度蹴ってようやく元気にエンジンがかかった。

ボスベンリィのキックとは別物だ。
ボスベンリィはバッテリーを気にするあまりほぼ毎回キックスタートだったけど
ダブロクのキックがここまで重いと毎回セル使っちゃうな。


 走り出すと、乙女パスタに感動ばりに鬼の低速トルクに感動。
5速30km/hからドスドスドスという重低音を奏でながら
車体が前へ前へと押し出される。潤沢な低速トルク。
フル加速すれば体が後ろへ引っ張られる感覚を覚える。
4気筒の矢のような鋭い加速ではなく、アメリカンに近い感覚。

W400に乗った時はパンチの無い加速と眠くなるような軽い鼓動感で
つまらなく感じたけれど、ダブロクは全く別物に感じる。
60km/hでのエンジン回転数はわずか2000rpm。振動はほぼ無い。

排気音とエンジン音は加速時にしか聞こえない。
巡航時はメーターのビビリ音しか聞こえない。このへんはガッカリだ。

タンク形状が体に合わない。
やけに丸っこいおかげでニーグリップしにくく
そんなタンクの両脇に付けられたニーパッドもあまり役に立たない。
フル加速時はしっかりニーグリップしたいのに。
シートも固い。すぐにお尻が痛くなった。

そして意外にも足つきが悪い。
ZZR1400に跨って両足ベッタリだった俺なのに
ダブロクは両足ベッタリがやっとだ。少し路面が傾いてると片足のかかとが浮く。
シートが結構高いのと、張り出したサイドカバーのせいだろうか。気になる。



 今日のコースは徳島市から宍喰町へ南下する往復200kmほど。
往路はダブロクの加速感が気に入ってけっこう速度を出して走ったが
復路はトップギアに入れて低速トルクに任せてオートマ走り。

普段のんびり走って、たまにストレス解消に思い切り飛ばすには良いバイクかもしれない。
しかし走り意外の部分が気になる。タンク形状、シート、足つき性。
できるだけストックで乗りたいのでパーツ交換もしたくない。
次のバイクの購入候補から、ダブロクは外そう。買うならその次かな!

枚方市より撤収

2007年02月27日 | Archive
 本日27日をもちまして、枚方市から撤収しました。

約4年間住んだアパートが初めて来たときと同じ真っ白で何もない部屋に戻り、
家財一式何もかも貸し倉庫にぶち込んで撤退。
もう本当大変でした。これから引越しする皆さんは覚悟しておいたほうがいいですよ。

「長いようで短かった」とよく言いますが
俺の場合はこの4年間、「短いようで長かった」ですね。
初めてあのアパートに来ていきなり湯が出ないトラブルに見舞われ風呂も入れず
ネットにつながってないパソコンをチクチク触ってた2003年春は遠い過去に感じられます。


 今週は金曜あたりまで徳島でヌルく過ごして、
土曜日に高速バスで訪販、日曜日から卒業旅行で上海です。

3月下旬ごろまでイベントが続くのであまり暇っぽい感じはしないですね。
卒業パーティーの招待メールを受け取った人は出来るだけ早く返信しないと、
たのしいたのしいパーティーに来られなくなっちゃうかもよ…!

移民は黙々と準備する

2007年02月23日 | Archive
 引越しまでもう残すところ僅か。
毎日コツコツと片付けてきましたが、引越し2~3日前になって
「このままじゃ片付けが間に合わない」という事実に気付き驚愕。

なんとか急ピッチで片付けを続けています。








しかし今日は中々進みませんでした。
音楽聴きながらやってたらいつの間にかエアギター大会になっていたり、
バイク用のケミカルが出てきていつの間にかチェーンの清掃やってたり。

ほんまに引越し準備っちゅうのは誘惑が多すぎて困りますな!
うちにはマンガが無いけど、もしあったら間違いなく片付け終わらない。

CB125T角田さんデビュー

2007年02月19日 | バイク
 CB125Tを買ってしまったぁぁぁぁ!!
今日納車ということで新大阪まで取りに行って、先ほど帰ってきました!

自動的にボスベンリィことCD125Tは売却となります。
既に買い手がついているので今日枚方市役所にナンバープレートを返納してきました。
ボスベンリィは11ヶ月しか乗らなかったけど1万3千キロも走りました。
良いバイクだった。走ってよし、磨いてよし、眺めてよし。
次のオーナーにも大切にしてもらえるよう心からお祈り申し上げます。


 さて、今まで乗ってたバイクがCD125Tでこれから乗るのがCB125Tとは
お前アルファベット一文字しか変わってねーじゃんバカかと言われそうだ。

この2台はホンダが同時期に販売していた兄弟バイクながら
スタイルや特性は全く異なる。
CDがビジネス向け実用車で、CBが娯楽向けスポーツ車なのであります。
恐らく15年落ちくらいの走行3万3,500kmのをゲットしてきました。










CD125Tとほぼ同じエンジンを使用しているため
今回も2気筒・マフラー2本出し。いや~俺2本出し好きだわ。

前からのスタイルはこんな風になります…





…おや…?

なんかヘッドライト四角い…?

きのせいかな?もっと近寄ったら丸くみえるかな…?





はいダサい!

あなたこれは、30年前のデザインですよ。
ていうか33年落ちのボスベンリィですらライトは丸いのにこれはないね。
まぁタンクとか他のデザインはまあまあ良いから許してやるか…

って





メーターまで四角かい!!

しかもなんか赤いシール貼ってあるね。なんて書いてあるんだろうね?





なに…?盗難警報装置つき…?
よく見ると車体後部のシートカウルにもこんなシールが貼ってあるのです。





ちょっと前のオーナーに電話して聞いてみることにしました。
ピポパパペパパ。プルルルルー。ハイモシモシー?

俺「なあこれ盗難警報つけてるん?」

前オーナー「それただのシール貼っとるだけやで!効果てきめん

泥棒の皆様へ。
「触ると鳴るよ」の記載がございますが、真っ赤なウソです。
謹んでお詫び申し上げます。


これがスタイル重視のボスベンリィなら速攻剥がしてるところだけど
CB125Tの四角いライト&四角いメーターで既にギャグの世界に足を踏み入れているので
逆にそのままつけておくことにしました。

これらのファニーな要素を鑑みた結果、
このバイクには四角いパーツが多く使われているので
コイツを角田さんと呼ぶことに決めました。
CB125T角田さんです。アルファベットで書くとCB125T quacktas-anです。外大卒です。

今のところナンバーを外したボスベンリィもまだ駐輪場にあるので
アパートの住人1人で駐輪場を半分くらい占拠してます。
絶対ヤバイよこれ。はやくボスベンリィを処分しなきゃ怒られる。

とりあえず騒いでも仕方ないので
CD125TとCB125Tの兄弟記念写真を撮っておきました。こりゃレアですよ。














角田さんのほうがボスベンリィより2割増しくらい大きいですね。
ボスベンリィも125ccのくせに大きいと思ってたけど
角田さんはそれを上回る大きさ。体でかい俺にはピッタリで快適です。

春休み~CB750購入までの間は、この角田さんと一緒に
仕事の疲れを癒す旅にたくさん出かけたいと思います。
角田さん(外大卒、元実戦空手部)を、ヨロシクおねがいします。






以下、CB125Tのファーストインプレッションなど。

 ついに俺もベンリィシリーズを卒業してCBデビューです。
そもそもCD125Tに乗り始めた頃から
昭和が生み出したピンクナンバーの名車たちに強く惹かれていました。
ホンダの4st125ccの名車といえば、以下の3台ではないでしょうか?

1台目はCD125T。潤沢な低速トルクとクラシカルなスタイル。
2台目はCBX125F。超高回転型のスパルタン単気筒。
3台目がCB125T。どこまでも回る高回転ぶりと高性能設計。

CD125Tは4速モデルを購入し、11ヶ月で12ぶんに楽しみました。
CBX125Fは今回オークションで本命でしたが、予算をわずかに超え断念。
それなりに程度の良さそうなCB125Tがあったので買いました。


 乗ってみて感じたのは、「かなり速い」です。
噂どおり高回転で甲高いエンジン音と共にシッカリと速度が伸びます。
CD125Tとはエンジンがほぼ同じなのに、排気量が違うんじゃないかと思うくらい
気持ちの良い加速っぷりで大満足。音も最高です。
アイドリングは「んぽぽぽぽ…」ってカンジでかわいいです。

CD125T同様それなりに発進がもたつくものの、
「車について行く」「車の流れに乗る」「流れをリードする」くらいは余裕かも。
何よりも、CDじゃ付いていけなかった250ccクラスにも難なく付いていけます。
もうスズキのアドレスも怖くない!

ただし遠慮せずに高回転を使って国道を走ると
いつの間にか法定速度を超えそうになっているので注意が必要です。


 ブレーキは前輪ディスク・後輪ドラム。
ディスクブレーキ装備車を所有するのは今回が初めてでウレシイです。

やはり前輪はちゃんと効きます。CDと大違い。
後輪は最初から多用が想定されていないのか、全く効きません。CDより効かない。
CDは後輪がけっこう効くのが好きだったので、慣れるまで我慢。

何気にメーターやライト類の充実が素晴らしいです。
タコメーターはCBなので当然として、パッシングとダブルホーンは助かります。
特にダブルホーンはクルマと同じような音がするので、
CDのような単音の頼りない音とはワケが違います。
ヘッドライトもとても明るく、ここまでハンドル周りが充実しているのに
燃料系が無いのは不思議です。


 その他の装備としては、タンク容量がやたらでかいです。
14L入るそうで、実際きょうガソリンを入れたら11Lも入りました。
これはツーリングの時かなり助かります。

シートが蝶番で横に開くのは珍しいですね?
これ結構便利で、シート開けるたびにシートが外れたりしないので
ヘルメットホルダーも割と使いやすいです。

リアサスペンションがプロリンクサスといって良いもの使ってるそうですが
どういう仕組みなのかよくわかりません。
ていうかどこにリアサスがあるのかわからない。まじでどこ?


 走行中は上にも書いたように気が付いたら結構な速度。
ミッションが5速まであるのでトップに入れて流せば
60km巡航で6,000rpm、振動は4速CDの半分以下でニンマリ。
70km巡航でも振動は大丈夫そうです。おかげで新大阪~枚方の道のりが
今までの半分くらいに感じました。大袈裟?

30kmほど乗ってみて、性能はかなり高いということがわかりました。
恐らく4stの125ccではCBX125Fと双璧をなすトップレベルの性能では?
いやぁこれは良い買い物をしました。

発つ鳥後をバッチリ濁し

2007年02月15日 | Archive
 今日、コンピュータルームのバイト最終日です。
ついさっき朝礼でアガりまくりのあいさつをかましてきました。
どうもお別れのあいさつは苦手です。

なんか場にいるみんな全員がこっち見るじゃないですか。見守るような目で…。
何言えばいいのかどういう順序で話せばいいかゴチャゴチャになっちゃうね。
プレゼンとかは結構イケるクチなんだけど。


 今思えばスゴイバイトですわ。そう思うでしょ?色々と。
俺がここでいつも何をしていたかは詳しく書かない(むしろ何もしてない)けど
バイトをしているというよりはむしろボランティアをして奨学金を貰ってるという感覚でした。
(怒られるだろうな、こんなこと書いたら…。)

まさかこのバイトを2年もやるとは当初考えてもみなかった。
ホテルと掛け持ちでやってたけどホテルがキツすぎて真剣に病んじゃって
コンピュータルーム一本になったっていう経緯があります。

昔はここが大嫌いでした。
先輩がいつも昼休みに誰かの陰口を叩いてましたからね。


 しかしながらそれも全て今日で終わりということで、
全てが良い思い出のように思えます。

わたくしかくぱいは、発つ鳥後をバッチリ濁し、去り行きます。
さよなら800人の留学生たち。
さよなら100台のコンピュータたち。
さよなら100台の愛すべきモニターたち。

ありがとうございました。

春のパートナー

2007年02月13日 | バイク
 春になるとバイクを乗り換えたくなる癖があるらしい。

もうすぐ新しいパートナーを紹介します。まだ手元にはないからネ。
今回はベンリィではないですよ。ついにベンリィ卒業します。
なんと今回はCBです!

CB400SFじゃないよ。
CB750でもありません。
CB1300SFでもありません。
CBF600でもありません。
CB400Fでもない。

そんな大きいバイクではありませんヨ。
忘れたのかい、僕はピンクナンバー愛好者だよ。

実はCBX125Fが本命だったんだけどね、頑張ったけど無理だったんだよね。
ピンクナンバーでCBって、アイツしかいないじゃないですか!
アッ!だめ!そこのキミ、まだ答え言っちゃだめだよー!

いいこだからねー!

こんな携帯が欲しい

2007年02月10日 | Archive
 今の携帯(SH901iC)を使って早2年が過ぎたが、
一向に違うのを使おうという気にならない。

もし!こんな携帯が発売されたら即機種変更にドコモショップへ行く。

・大型液晶、大きさは電子辞書並かそれ以下で折りたたみ式。
・液晶面にタッチパネル搭載
・JIS配列ハードウエアキーボード(PCと全く同じくQWERTY)
・定額高速データ通信、フルブラウザ対応
・大容量フラッシュメモリに対応(8GBくらい欲しい。HDDはいらん)
・ワンセグも一応つけてくれ。
・カメラは200万画素くらいでいい。

このスペックなら5万でも買う。
ドコモがフルブラウザの定額通信もやるらしいから
こういうのがマジで出るんじゃないかと思う。

これさえあれば出先でもがんがんネット使うし、
Google map見てれば道に迷うこともなくなる!

やめてよかった夢

2007年02月08日 | Archive
 大阪市内のWEBデザインの会社に行ってきた。

ホームページを作りたい外国人2人と
英語の話せないデザインスタッフの架け橋になる双方向通訳。

通訳としての拘束時間は8時間にのぼったが、
通訳として働いたのは1時間だけだった。
しかしその1時間がやっかいだ。

俺は特に通訳として鍛えられた人間じゃない。
1時間の間、脳みそフル回転。空冷単気筒の俺の脳みそが毎分10,000rpm、
必死で回り続けてやっと通訳らしい働きができる。

しかし外国人が長々と話し始めると途端に集中力が切れ、
なぜか会議室に置いてあった任天堂Wiiに心を奪われ20秒トリップ。
「さぁ訳してください」と言われて我に返る。
「ごめんな!もう一度言ってくれる?」と頼んだものの
外国人が話している最中に「Wiiっておもろいんかな?」と考えてしまい二度目の失態。

通訳ってマジでキツイ。
全ての会話を聞いて要約、その要約を即座に英訳・邦訳。キツイ。



 実は大学に入ってすぐぐらいは通訳志望だった。
しかし本を読んで調べるうちに通訳の世界は安定とは無関係な世界だと知り
スッパリと通訳への夢を切り捨てた。

今思うと素晴らしい決断だったと思う。俺には向いてない。

ここにハイエナがいます

2007年02月02日 | Archive
 枚方市の南中振のR1とR170が合流するこのあたりで、
いっつも白バイがハイエナやってます。気をつけましょう!





R170側からだと白バイは物陰に隠れて絶対見えません。
原付で50キロ出して駆け抜けたり、調子乗って赤信号を突っ切ると
ハイエナ仕様のVFRが追跡してくること間違いなしです。

いつ見ても「なんて汚ねぇやり方だ…」と震え上がってしまいます。
間違いなく交通違反抑止のためではなく、点数稼ぎのためにやってます。

VFRのようなステキバイクはそんなハナクソみたいな使い方のために
あるんじゃねーんだ!VFRは俺にくれ!お前らはカブでやってろ!