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かくぱいあ~かいぶ

趣味に生きた2006

2006年12月31日 | Archive
 いや~ボヤボヤしているうちに
いつの間にか西暦2006年も残すところ僅かとなってしまいました。

今年も本当にいろんなことがありましたよね。
部屋に引きこもったり、ゼミをサボったり、
部屋に引きこもったり、ゼミをサボったりと、

目まぐるしく変化する環境と次々と巻き起こる事件の数々。
まさに激動の一年だったといえるでしょう!

今年で一番心に残ってることは3人で四国一周したことかな。
初めての超ロングツーリング、初めての野営、初めてのムカデ体這い、
初めて尽くしなのに何もかもうまくいって文句無しのベストイベントでした。

就活頑張ったのもよかったです。
今思うと結構楽しみながらやれたなー。
そういえば東レさん、春に受けた二次面接の結果連絡がまだですが来年でしょうか?



 振り返ると、今年は己の趣味を追求していたきらいがありました。

そりゃもう、周囲との接続を自ら切り離して
きわめて自己中心的な空間で個人的な悦楽に浸りきっていました。

バイクのカスタムをやってた時期が一番楽しかったです。
どのパーツが付くのかインターネットで下調べして
部品をオークションで落札し、到着を待ち侘びる間に
どうやって取り付けるかを寝ても覚めても頭でコネコネしてました。

取り付け後の微妙な変化を体感するために毎日宇治まで走りに行ってました。
今年は何回宇治に行っただろう?15回くらい行ったと思います。



 バイクの他には、本を読んでました。

ドキュメンタリーに青春小説、ミステリー、SF。
村上龍のイン・ザ・ミソスープに一番衝撃を受けました。
楽しい内容ではないけれど、おもしろかったです。

太宰治の人間失格を読んだことがなかったのでトライしてみましたが
そんなに人間失格じゃないと思いました。
当時よりも現代のほうが人間失格してる人たちの歪み様が半端ないせいだと思います。

他にも全8巻の長編を気が狂うくらい何度も読み返しました。
ガチで各巻5回ずつは読みました。タイトルはなぜかひみつです。



 このように、どうにも己の趣味の世界に没頭しすぎていたおかげで
積極的に交友を広げようという姿勢が全くなかったのが反省点です。
そのぶん、自分の確固たる趣味が見つかったのでメリットはありましたが。

2007年のあいさつや抱負などは
2007年になってからしようと思うので、あいさつだけ。

とにかく皆さん今年も大変お世話になりました。
楽しかったです。残り短いですが、良いお年を。
俺は大晦日も昼過ぎまでおねむの予定です。

クラシックCB

2006年12月29日 | バイク
 八重洲出版の「CBが解る!Dream CB」っていう
ホンダCBシリーズばっかり載った雑誌に触発され、
「こんなCBあったらいいのに」と思ううちに鉛筆を持って白紙に何か描いていた。





こんなCBが今この時代に販売されてもいいと思う。
空冷4ストローク直列4気筒400cc、フロントがシングルディスクでリアがドラム。
40馬力くらいで、乾燥重量170kgくらい?
ハンドルはセパハンで、ノーマルから既にカフェっぽいの。燃料供給はキャブレター。

エストレアやSRみたいなレトロ単気筒はたくさんあるのに、
レトロ4気筒って全然ないじゃん。逆に新鮮だと思うんだ。直列2気筒でもいいけど。
逆に単気筒でバリバリの最新技術を詰め込んで出されても良いかもしれない。


と、いう妄想。
ホンダさんどうですか。

チンチラ

2006年12月27日 | Archive
 実家に帰ったら、なんかいました。








下の絵は俺がだいぶ前に描いた
チンチラの想像図ですが、けっこう想像と違っていました。



・背中が丸い → ◎
・手が細長い → ◎
・主食はニンジン → × 主食は干し草
・うんこがくさい → × 臭くないけど1分に1個出す
・やけにしっぽが短い → × 普通に長い
・名前と裏腹にあれは見えない→ × ばっちり見えている




俺はここに住むのかな

2006年12月26日 | Archive
 さて問題、この写真はどこでしょう?(1問10点)



えー、カンタンすぎるよー、渋谷でしょー?
…と早とちりをするそこの少年少女たちよ、
マルキューは渋谷にあるものと決め付けるのはやや強引だ。

もう少し遠景から写真を見てみると、





…こういう風になってるわけ。
この写真からはわかりにくいけど、「109」の文字の下に
KOHRINBOと書いてあったりするのだ!
これ漢字では香林坊と書いて、石川県金沢市内だったりする。
しれっと金沢にも109があるのだ!



 クリスマスは、24日~25日と、彼女と金沢旅行に行ってきた。

去年のクリスマスは二人で和歌山の温泉に行った。
まだ記憶に新しい。雪が死ぬほど降って車でスリップして事故りかけた。

今回の金沢旅行は少し特別な意味合いを持っていたりする。
就職の関係で、来年から金沢市近郊に移住する可能性がやや高いので
彼女と離れ離れになる前に金沢に少しでも慣れてもらおうと思った。

遠距離恋愛は相当ムズイので、少しでも下準備をしておこうという試み。



金沢市内

じっくり金沢市内を歩き回るのは今回が初めてだった。
街並みは京都にすごく似てるけど、京都のように多すぎる人による煩わしさもなく、
静かで上品で、それでいて若者向けの西洋っぽい場所もある。
街のあちこちに彫刻が配されていて、街自体が大きな美術館のよう。

夜は片町っていう繁華街のバーに行った。
結婚式の二次会やってて、見てるこっちも楽しかったな。
























金沢・茶屋町

昔ながらの茶屋街が残る一角が、金沢のあちこちにある。
静かなうえに夜になるとかなりライトダウンするので落ち着ける。




































兼六園

金沢に来たらまずは押さえろと言われる兼六園。
やたら広いくせにやたら繊細な美を追求しているイメージ。
力強い根を張る松の木と、地面いっぱいに広がる深緑のコケが印象的。









近江町市場

加賀百万石を支える金沢の台所だそう。
活気に満ち溢れてる。金沢は街全体を通して人が少な目だけど、
この市場だけはガチで人ごみでいっぱいだった。

この季節はカニと甘エビ、寒ブリが旬で、もうそこらじゅうでカニの大安売りしてる。
実家に魚介類をセットで買って送ったんだけど、
ズワイガニ3杯、甘エビ15匹、ウニ、明太子をぜ~んぶセットで5000円。
これだけ安いんだからカニは外国産の冷凍ガニだろうと思ってたけど、
なんと実家に届いたカニはまだ生きていたらしいから驚きだ。安すぎる。

この日は俺と彼女で食べようと思い甘エビを20匹買って旅館に持ち帰るも
旅館の夕食で大量の茹でガニ・焼きガニ・ブリのしゃぶしゃぶだの
とんでもない量(大食いの俺が言うんだから、そりゃもう本当に凄い)が出てきて
甘エビ食べるのすごい大変だったよ…。

でもね、いつも食べるような細いヌルヌルした甘エビじゃなくて
太くて長くてブリッブリの甘エビは病みつきになる。旨すぎ。

やっぱり北陸の魚介類は新鮮さが関西と比べ物にならないと思う。
昼飯に寿司屋で海鮮丼を食べたんだけど、彼女と二人で
「ウニってこんなに濃い味のする食べ物だったんだ!」と感嘆していた。











 あっ、それと、クリスマスプレゼントの話。

11月に買っておいたニンテンドーDSLiteをやっと渡せたけどやっぱりすごく喜んでた。
一緒にあげたガチャピンのDS専用ケースも気に入ってくれてよかった。
常識トレーニングのソフトをつけたことに関しては、イヤミか?とメンチ切られた。

彼女からはなんと、ブランド腕時計もらっちゃった!
去年がエルモのぬいぐるみ×2だったからこれには驚いたぜ!
今年はエルモ何匹かな~と考えていたくらいだからな!

こんなにいい物もらっちゃって、
なんか一気に「俺のプレゼントはホントにDSでよかったんだろうか…?」と
不安になったりしたことはヒミツだ。

しかしプレゼントの内容も去ることながら、
包装紙に一緒に入っていたこのカードはもっとサプライズだった。








画用紙を切り貼りして立体のクリスマスカード入れてくれてた。
キレイに畳まれてて開くとツリーが立体的に浮かび上がる凝った仕組みで。
そんで「いつも色々迷惑かけたりしてるけどこれからも仲良くしてね!」
なんて書いてあって。

「時間かかったんじゃないの?」と言うと
「幼稚園でいっぱい作ってるし慣れてるもん~」
「その時計つけて来年からお仕事頑張ってな!」

あかん、ガラにもなく…
まぶたに何かわからないけれど熱いものが…


カンニング竹山はかっこいい

2006年12月21日 | Archive
 カンニング竹山の相方、
中島さんが亡くなってしまったというニュースには衝撃を受けました。

定期的に出る報道では回復中とか、退院とか
安心するような言葉が踊っていたのに
白血病ってやっぱり難しい病気なんだと愕然としました。

実はコンビで活動していた頃のカンニングは好きじゃなかったんですが、
相方が難しい病気になっても弱音ひとつ吐かずに仕事を頑張る竹山を見て
俄然応援するようになってしまいました。

非常に残念な結果になってしまったけれど、
そんな竹山の姿にひとつの男らしさを学んだ気がします。
見た目はおっさんだけど、べらぼうにカッコイイ男だと思います。

駄CM

2006年12月17日 | Archive
 嫌いなCMがいくつかあります。

まずはバイク王のCMです。
中山エミリが「売ってプリッ!」と連呼しながら
ウインナーのおばけみたいなやつがワラワラ舞っているCMです。

バイク王で一度痛い目に遭っているので多少のバイアスがかかっていますが、
このCMはとにかく何がしたいのかわかりません。
「売ってプリッ!」と言いながらケツを突き出されたら、
食事中にウンチを連想してしまったのは俺だけでしょうか。
横にいるウインナーおばけは、その嫌悪感を倍増させるために配置された刺客です。
ユラユラと不穏な動きをして、消費者からバイクを二束三文で得ようとしています。



 次はパソコンのマックのCMです。
ラーメンズが出ているやつです。

左の男性がウインドウズ、右の男性がマックという設定です。
この設定で、遠まわしにウインドウズの批判と相対的なマックの地位の向上を狙います。

自社製品を宣伝するために他社製品を批判するとはえげつない。
マックにはマックの魅力があるんだから、ウインドウズを引き合いに出さずに
マックの良さを強調してればいいじゃねぇか!
それに「マックはウイルスは大丈夫」などと言い切っていますが
マックにもキチンとウイルスはいます。

今までマックに悪いイメージなんて持っていなかったのに
これのおかげでスッカリ嫌いになりました。
でもこのCMのBGMはちょっと好きです。それにラーメンズも大好きです。



 最後はソフトバンクのCMです。

予想GUYシリーズはどんよりしたBGM以外は割と好きだったのですが
新しく放送しだしたキミちゃんシリーズ?はひどい出来だと思います。

女子高生3人「ごきげんよう!今晩9時に電話するね!」
キミちゃん「あ、あたしに電話するとお金かかっちゃうからいいよ!」
女子高生3人「あ、そっか…キミちゃん、ソフトバンクじゃないんだ…
       仕方ないよ、キミちゃんが悪いんじゃないし」

字幕「友達は大切に。」


なんなんだこのクソCMは!!
本当に見るたびに嫌な気持ちになる!!
バイク王のウンチとウインナーの比ではない!!
いじめだっ!!キミちゃんはいじめられている!!
友達を大切にする前に、ソフトバンクはイメージを大切にするべきだ!



 …とまあ3つほど吐き出しましたが
同じアップルやソフトバンクのCMでもiPodや予想GUYは好きです。

iPodは相変わらず印象に残る鮮烈なCMをやってるし、
予想GUYの、「スパイは出ていけ」で会議室のメンバー全員が
出て行っちゃうCMは地味に面白かったです。

…バイク王…?
バイク王はなぁ…どうかな…?
もうずっとウインナー揺らしてウンチしてればいいんちゃうかな…?

CB750ニューモデル!

2006年12月13日 | バイク
 つーいーに発表されたホンダCB750ニューモデル!!

もうカタログ落ちかと思ってた。
とりあえずこれであと1~2年は安泰だろうか??
この色はどうだろうね、ワインレッドにゴールドをあしらって
ゴージャスでチョイ悪オヤジっぽい雰囲気を醸し出している。

とにかく従来の青白と赤白に加えて選択肢が広がるのはとてもよいことだ。


 次にどのバイクに乗るか…もう半年くらい熟考に熟考を重ねてきた。

とりあえず憧れと現実の妥協点を探すと、
新車でもできるだけ安い車種が望ましい。
まだ買う金もないのにこんなことばっかり考えてアホだね俺は。
でも考えてるだけで楽しい。

VTR250、SV400、CB750が候補に挙がった。

VTR250は車体も維持費も安い。
若干俺には小さいのと、慣れたら物足りなくなりそうだ。
次点でSV400だったが、あろうことがつい最近生産が終了してしまった。
ここはやはり、多少無理をしてでもCB750新車で!というのが今の結論。
(この結論は非常にリアルタイムで変動するので信憑性が低い。)

CB750は教習所で乗ったきりだけど、
あの余裕に溢れるハンドリングとその気になれば牙を剥くパワフルさが忘れられない。
股をガバッと開いて大きなタンクを挟み込むホールド感、
目の覚めるような乾いた空冷サウンド、それでいて控えめな二本出しマフラー…。
官能の世界だ。


 CB750は、「乗れるものならオレに乗ってみろよ」と
挑発的に呼びかけてきている気がする。

大きさ・重さ的にも今の俺にはCB750はギリギリ許容範囲だ。相当重い。
教習所では倒しこそしなかったけど、少しでも気を抜けば倒しそうだった。

予算的にもギリギリだ。
就職して貯金を始めて、貯金とローンをうまく組めば一年目に買うのも夢じゃない…と思う。
保守的な性格だからあまりローンは組みたくないけど
若いうちにちょっとは無理をしてみるのもいいと思う。


 CB750への片想いがちょうど強まっていた時期なので
今回のニューモデル発表はかなりウレシかった。

個人的にはフューエルインジェクションを搭載して欲しかったけれど
SV400のように生産終了になるよりはずっとマシだね。

あぁー早く就職して貯金を始めたいヨ。
今から1年後には、CB750に乗っていますように…。

ドラクエのまがいもの

2006年12月09日 | Archive
 XBOX360の、ブルードラゴンっていうソフトを買いました。





安くなってから買うつもりだったけど
発売数日前に「あーそろそろ発売だなー」と変に意識してしまい
気が付いたら発売日に部屋においてありました。おかしいなぁ…?

相も変わらず金欠は続いてるクセに物欲は人の3倍あってイヤんなっちゃう。


 ブルードラゴンの主人公はありがちな超ポジティヴキッズで口癖は「負けねえ!」
俺は「ちょっとは落ち着けないのかこのガキは!!」と怒りを露わにしてたけど
進めるうちに俄然面白くなってきました。

レベル上げやるのが楽しい。
そもそもこのゲームはマイクロソフトがドラクエとFFを作った人を金で買って
「なんでもいいからドラクエっぽいの作ってよ」と作らせたゲームなので
ドラクエの新作かと思うほどドラクエチックです。
ここまでドラクエに似せて、ドラクエ作ってる会社は怒らないのかと心配です。
露骨なまがいものですよ。題名もドラゴンだし。


 ドラゴンといえば、なんか映画でエラゴンってやってるじゃないですか。
あれなんなんでしょうね、ドラゴンなのになんでエラゴンって言うんでしょうね。
エラって何なんでしょうね。やたら気になります。

やたら気になるなら映画を見れば多分わかるんだけど
エラゴンより武士の一分のほうが見たいので一生エラゴンの正体がわかりそうにありません。

ハードレンズはハードすぎる

2006年12月06日 | Archive
 ソフトコンタクトレンズが家に届きました。

早速着けてみます。
…あぁ、この安定した着用感、レンズに束縛されない感覚。
やっぱコンタクトはこうじゃなきゃダメだよ。

半年間くらい前から、ランニングコストと目の健康のことを考えて
ソフトからハードのレンズに移行していた俺ですが、挫折しました。
ハードレンズはハードすぎたのです。


 まず、ほこりに弱すぎです。

およそ2時間に一度くらい目にほこりが入るんだけど
たった5ミリくらいのほこりだけで目を開けられないほどの痛みがきます。
うまいこと目を動かしてほこりを流すか、レンズを外して洗浄しないと死にます。

ほこりを恐れるあまり、普段から目を細めて生活することになっちゃいます。
おかげで友達と会話してる時も視線が自然と下がっていったり、
アイコンタクトがぎこちなく「コイツなんかへんだな…」と思われたかもしれません。

現実的にほこりを避けて生活することは無理なので、
これはとーってもストレスフルです。


 次に、夜見えなさすぎです。
暗いところにいると道路と空が全部黒く見えてしまい区別がつきません。
これはレンズにもよると思いますが俺のはそうでした。

夜、バイクで走るとマジで5メートル先が見えないので
制限速度の半分以下で走るなんてこともありました。
一般的にハードレンズのほうが見やすいと言われているので
夜見えなかったのは予想GUYでしたよ。


 もうひとつ、外すのに失敗すると超やっかいです。

目じりを指でひっぱって弾くように取るんですが、
視線を真っ直ぐに固定したままトライしないと
ズレて眼球とまぶたの間に滑り込んでえらいことになります。

ヘタなので、大体10日に1回くらいやってしまいます。

この症状の直し方がまたグロくて、
まぶたの上から指でレンズを押さえ込んで固定し
眼球を動かして元の位置に滑らせるんです。

うまくいけば1分で直り、うまくいかなくて30分もがいたこともありました。
目に異物が入ったまま取れなくなるのは超コワイです。恐すぎます。



 こんなんじゃ今よくても就職したら仕事になんねぇじゃん…。

営業先で

俺「こちらの製品は従来の製品が抱えていた問題をクリアして
  タフな使用にも耐えるようになりました!」

相手「ふーん、イイね。じゃあ30台買おうかな。」

俺「ありがとうござ…ふわっ!目ッ、目にほこりがあぁ!痛ってぇ!!」

相手「ど、どうしたのかねキミ?!」

俺「な…なんでもありません…なんでも…ぐおお!ぐおお!!」

相手「一大事だ、救急車を呼ぼう!商談はまた今度でいいから!」

俺「ち、違うんですぅぅトイレにぃトイレに行かせてくださいいぃ!!」


…みたいな安っぽいコントを展開するのは嫌すぎる。
ソフトレンズかメガネを起用せざるを得ないでしょう…。



 しかしソフトレンズはソフトレンズで問題が無いワケでもないのです。

目にどれだけ酸素を透過させられるかという酸素透過率というものがあって、
ハードレンズはソフトレンズの数十倍透過率が高いといわれています。

なので同じ8時間装着するにつけても、
ハードのほうが疲れにくくソフトは疲れやすいという特徴もあるのです。
現に俺もハードは何時間つけていても疲れないけど
ソフトは付けた瞬間から目が疲労していくのを実感できたりします。

酸素透過率の高いソフトレンズができれば革命的なんだけどねぇ…。
技術の革新を待つしかないのでしょうね。
ボシュロムさん、ジョンソン&ジョンソンさん、超頑張っちゃって下さい。
俺待ってますから。もし出たら1箱4千円でも欲しいアルヨ。

ドコドコ1200cc

2006年12月04日 | バイク
 卒業したネヤガワドライビングスクールから、
クリスマスフェスタをやりますよというダイレクトメールが来ました。

ここは何かと色んな企画に精を出す良い教習所です。
今回の目玉は無料のハーレー試乗会らしい。

ハーレーが欲しいとは思わないけど、最近憧れているVツインエンジンと
人生初のリッターオーバー車を体験するため
「ハーレー乗りに行こう!」と彼女を連れて行ってきました。



 クリスマスフェスタというだけあって
会場は家族連れで楽しめるよう工夫してあり、
ネイルアートやキッズによるダンス発表会、ゴーカート等
限られた教習所のスペースに幅広いイベントを用意してある。

本当にここは頑張る教習所だなぁと感心しつつも、
会場に足を運ぶ大人たちの真の目的は飴作り体験でも有馬温泉直送の足湯でもない。

コースを走る何台ものハーレー!




嬉々として試乗を待つ列に並び、1時間で3台試乗しました!
最初は「1台だけだから」と言っていたのに3台乗ったので
彼女の視線がとても冷たかったです。




1台目 XL1200R

とりあえず試乗の待ち時間が一番長そう=人気車種?の列に並んでみた。
国産なら大体わかるけど、外車のバイクはほとんど知らない。

まず最初に跨って、キーの位置がわからずあちこち探した。
CD125Tでいう、ハンドルロックの位置にあるようだ。
キョロキョロして早速恥かいちまったじゃねーかアメ車め。

名前から察するに1200ccなんだろうけど
排気量ほどの重さを感じない。かなり車体がスリムに感じる。
タンクが横に太くないだけでアメリカンはここまでスリムになれるのか?
エンジンをかけると、ビッグVツインエンジンの力強い振動が全身に伝わってくる。
ドコドコドコドコドコドコ。こ、これは快感かも…。

発進は、クラッチの加減がわからずかなりアヤシイ繋ぎ方をしたけれど
湧き出るトルクが全てをカバーしてくれた。
アメリカンとはいえこの加速、さすがリッターオーバー、力強い。
ドコドコドコドコドコドコ。こ、これは快感かもおおぉっ!

コーナーも異様に素直だ。アメリカンは曲がらないものと思っていたのに。
曲がる方向さえ見ていればスイスイ曲がってくれる。

試乗を終えて、感動に心を震わせた。
ハーレーって荒々しいイメージがあったけど、とってもジェントル!
こっ、これは2台目に乗ってみるしかないっ!!





2台目 ソフテイル カスタム

突然ハーレーに多大な関心を持ったものの、
下調べしていないのでどの車種が面白そうか全くわからない。
試乗の待ち時間が一番短い車種を選んだら、ソフテイルCという車種だった。

まずスタイルを見て思った。

CBX125カスタム…?
もしくはビラーゴ…?

こんなことを言うとハーレーファンの方に「バカ言ってんじゃねぇ」と叱られそうだが、
過去にトライアンフを見て「W650…?」と言ってしまった俺、基準は国産車なのだ。
そう、なんとなくシートやタンクの形状がCBX125カスタムに似ている。
アメリカンにも色々な形があるが、この形の良さはまだ俺にはよくわからない。

早速乗ってみた。ハンドルなにこれ…?チョッパー…?
遠いんですけど…シフトペダルも…リアブレーキも…?
直進は良いけれど、コーナリングが大変だ。
この姿勢に慣れていないせいだろうか…?

ちょっと魅力がわかりませんでした。ごめんなさい。

後で知ったけど、ソフテイルカスタムは1200ccどころか1600ccらしい。
恐らく今後の人生でコレより排気量の大きいバイクに乗ることはないだろう…。






3台目 XB12R

ハーレーの試乗会なのに、一際目立つスポーツバイクがあったので試乗。
ていうかこれ多分ハーレーじゃなくてビューエルかな。
ビューエルって名前は知ってるんだけど、どういう車種作ってるのか全く知らない。
エンジンはVツインのようだ。ま、乗れるだろたぶん…。

跨る。

な、なんだこれは…。

こんなんでいいのか…。

ハンドルを握る手から滲み出る汗。
かつてないほどの前傾姿勢っぷり。つ、つらい。
足はべったり付くけど、初めてのレーサーポジションに困惑しまくり。
ひぃぃ~CBRにも乗ったことないのにぃ~!セパハンも初めてなのにぃ~!
やけに車体が軽いのが余計に心配だ。

発進。
今までの2台よりも元気な音を立てるエンジン音。
ドコドコドコどころか、バキバキバキと聞こえる。凶暴な音だ。

この音のおかげでライディングの迫力が増すが、
常に「ヤバいバイクに乗っている気がする」と不安になってくる。

コーナリングで余計にびびらされた。
車体を軽く倒すと、ハンドルがコーナーと逆方向に戻るような違和感を2度感じた。
やだ!このバイクふしぎ!はやく降りたい!

国産車に飼い慣らされた甘ちゃんには
ビューエルなんてマニアックな外車(しかもレーサー)は20年早かった。
ごめんなさい、まずはVTR250買って練習します。




4台目 バイクではない何か



 …実は、今回は「ハーレー乗ってめでたしめでたし」では終わりません。

もう1台、ハンパではない乗り物に試乗したので報告せねばなりません。
教習所内をぐるりと歩いていたそのとき、見つけてしまいました。


ん?なにあれ?





セグ…?おや…?





小泉元首相…?

なんとセグウェイの試乗までやっていたのです!
これには腰を抜かした…まさか日本で乗れるとは!

もちろん試乗しました。
いや~あれは確実に未来の乗り物ですよ。
駆動音が全然聞こえないしね~。重心の移動だけでツイーッと直感的な操作が可能です。

発明者自身が「自転車に並ぶ大発明」と言うのも理解できるほど
便利そうな乗り物だと思う。環境にもクリーンだし、是非もっと普及するべき。

だいぶ前にブッシュ大統領が小泉元首相にセグウェイをプレゼントしてたけれど、
あれは単なるプレゼントではなく
「小泉お前、日本でもセグウェイ売れるように道交法改正しろ」という
無言の圧力だったんじゃないでしょうか?



 横道に逸れましたが、
ハーレー3台+セグウェイ試乗、最高に楽しい一日でした。ネヤドラありがとう。

彼女が終始退屈そうだったので夕方は一緒に甘いもの食べに行きました。