荷物と潮風

　就活が終わってダラダラの極みな生活をしていたので、
思い切って授業をサボって実家に帰ることにしました。

もちろん移動手段はボスベンリィです。
２７年落ちのこの車体が長距離の走行に耐えうるかどうか、
あちこち旅をする前にテストしておきたかったのです。

バイクで遠出するとなると、もう子供のように落ち着きがなくなって、
いてもたってもいられなくなる性分です。

午前中のゼミが終わると、
大急ぎで荷物をボスベンリィの後部に括り付けました。
バイクに大きな荷物を積んで遠くに行くのが、
このバイクを買う前からの小さな夢で。今日実現したんですよ。
不必要な教科書とか着替えとかパンパンに詰め込んで、
自転車用のゴムで堅く括りました。


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　前回、和歌山港に行くまでの道中で死ぬほど迷った教訓を生かして
今回は右左折の場所など細かくチェックしておきました。
おかげで道中迷うことなく３時間で和歌山港に着きました。
去年ベンリィちゃんで５時間かかったから、大進歩では。

さすがボスベンリィ、気持ち良く車の流れに乗ってスイスイ進めます。
ちょっとエンジンからカチャカチャ不快な音がしてるけど、
「古いから仕方ねぇな」とあきらめがつくのは古さからくる意外なメリットです。



　和歌山港に着くとちょうどフェリーの乗り込みが始まったところだったので、
これまたスムーズに徳島港行きのフェリーに乗れました。











それにしても船旅は良いもんです。
この潮風のにおいが大好きなんですよー。生の"のり"みたいなにおいが。
実家が徳島港から５分のところなもんで、昔からこのにおい嗅いでました。

遠くに霞む淡路島の輪郭や、
船の排気孔から立ち上る黒い煙。
ワックスでテカテカと光る車庫室の床や、
街中で見るより近くを飛んでいるように見える飛行機。

すごく情緒があると思います。いやぁ俺もまだ青春してるなぁ、と。

あまりに気持ちが良いのでビール飲みたくなりましたが
船が着いてからも運転があるので我慢しました。


　実家に帰ると今度は父が「どれどれ」と言いながら
ボスベンリィの試乗をしてました。
昔バイクに乗ってたそうなんで、好きみたいです。

今度一緒にでかいバイク借りて走りに行こうと誘いました。
いつになるかわからないけど、父子でツーリングって素敵だと思います。

ヒヤリハット

　車やバイクに乗っていて、突然飛び出してきた歩行者や
急停止した車に突っ込みそうになるなど、実際に事故にはならなかったけど
ヒヤリ、ハッとしましたっていう事例をヒヤリハットって言うそうです。

不確かな記憶によると、ヒヤリハットを１００回だか何十回だかを経験すると
そのうちの１回が実際の事故に繋がるんですって。


　俺のこの１カ月でのヒヤリハットは２回です。



　１回目は、ボスベンリィでは無くまだベンリィちゃんに乗ってた頃の話。
ベンリィちゃんとのお別れを二日後に備えた夜、
いつものようにイズミヤへ行こうと外大前の通りを走っていたとき。
目の前の軽自動車が突然ウインカーを出して左折しようとしました。

その瞬間はパニックなど起こさず、意外と冷静でした。
ああ、これはだめかもしれない。さようなら日常。こんにちは病院生活。
まったく、こんな運転をする人間に免許を交付したのはどこのどいつだ。
あぁ明日面接があったのにさぁ。


　しかし、偶然にもその日の昼間は二輪教習のシミュレーターで
急ブレーキの正しい掛け方を勉強したばかりでした。

その時はイジワルな教官が路面を鉄板に設定したので、
停止するどころか笑ってしまうくらい豪快に転倒しましたとも。
もちろんシミュレーターなのでケガなんてしませんけど、
普通二輪の教習の時も鉄板で転んだので、悔しかったです。

話は戻って、目の前の軽自動車。
車体で俺を巻き込もうとしている。病院送りにしようとしている。
しかしとりあえず学んだ通りのブレーキングをすることにしました。

前輪ブレーキをじわじわと握り、同時に後輪ブレーキを気持ち軽めに踏み込む。
チカラの加減を間違えば、タイヤがロックして滑り、転倒します。

グググ、グ・グ・グ…。

急ブレーキのイメージといえば

「キィーーーーーッ！」という派手な金属音と
「プォーーーーーー！」という耳に障るクラクションの音ですが、
ホーンなど押さず、ブレーキに集中したので特に音を立てることなく
ベンリィちゃんは静かに軽自動車の１ｍ手前で止まりました。

温厚なかくぱいさんですが、この時ばかりは激怒でした。
しかし車に乗っていたのはオバちゃんで、俺を殺しかけたことにすら気付いていない。
途端に面倒に感じて(そして早くイズミヤに行かなければという使命感から)、
その場を去りました。その２日後にベンリィちゃんとお別れしたわけです。



　２回目のヒヤリハットは、先週の金曜日の国道一号線でした。
今回はベンリィちゃんでは無く、ボスベンリィを運転中のことです。

前にも書いたように、ボスベンリィはやろうと思えば
時速１００キロ出せる乗り物にも関わらず、前後ブレーキは
恐ろしくチープな代物がついています。

２５年前にこの車体を設計した人に言いたいです。
「もうちょっと良いブレーキ付けませんか」、と。

そんなベンリィちゃんが時速５５キロで走行しているとき、
餃子の王将から突然車が道路に入ってきました。

ああ、これはだめかもしれない。さようなら日常。こんにちは病院生活。
まったく、こんな運転をする人間に免許を交付したのはどこのどいつだ。

その時でした。信じてもらえないかもしれませんが、
このとき心のどこか深いところから不思議な声が聞こえたのです。


おいおい、むしろラッキーじゃないか。
このまま突っ込んで入院して保険金貰うのもアリだぜ。
ちょうどお金無くて困ってたんだよな。死なない程度に突っ込むってのはどうだ。
バイクも新車買えちまうぜ。責任？大丈夫さ、こっちは法定速度。
９：１で向こうが悪いに決まってる。ククク…。


本当に面白いです。
俺の心の中の悪魔が、甘い誘いを持ちかけてきています。
俺も俺で、うーん確かに、ちょうどバイト代少なくて困ってたしなぁ、などと考えました。



大人気漫画家カカプ先生によるイメージまんが


が、やはり痛いのは大嫌いなので大人しくブレーキをかけました。
最近思うのですが、ブレーキがダメ子さんなバイクに乗っているので
ブレーキングだけ妙に上手くなってきた気がします。

小太りメガネの若い男の運転手はやはりこちらに気付いてもいない様子で、
だらしなく口をあけてボーッと信号を眺めていました。
この人はいずれどこかで大きな事故を起こすと思います。



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　そういうわけで、
１カ月間での俺のヒヤリハットは２回でした。

１００回のヒヤリハットで１回本当の事故が起こるとすれば、
大雑把に４年以内に事故に遭う可能性があるということですね。
普段は１カ月に２回もヒヤリハットを体験していないので
もうちょっとスパンは長いかもしれませんが。

どちらにせよ、
「バイク乗ってりゃいつかは事故に遭う」ではなく
「生涯無事故で」の精神で運転しなければいけないと思います。
今でも十二分に気をつけてますし、これからもそうするつもりです。


　しかし…。
あの甘い誘いを持ちかけてくる悪魔を退治しておかなければ
ここぞという時に「お金だいちゅき！」と叫びながら
車に突っ込んでいるかもしれません。アホです。人知を超えたアホです。

なんとなく体に良さそう

　健康管理なんて、
「おお、なんとなく体に良さそう」と思えればそれでいいの。

ここ最近毎日欠かさず飲んでいるのが野菜ジュース。
特に小岩井ブランドの無添加野菜ってやつが濃くてお気に入り。





やっぱ、フルーツやにんじんベースのサラサラした野菜ジュースは
体にすごく良い！ってカンジがしないんだよね。なんとなく。
こういうのはなんとなく体に良いかもって自己満足できりゃそれでいいんだ。

この小岩井のジュースはトマトベースで、かぼちゃとかほうれん草とか
結構クドい野菜も入ってるからドローリしてる。これは健康に良さそうだよ。



　これを一日一本飲みながら考えるわけです。
人間はとりあえず野菜ジュース飲んでりゃ死なないのではと…。

物語では、遭難した船の上で何が起こるかっていうと、
ビタミン欠如からの壊血病でみんなバッサバッサ死んでいく。
野菜ジュースさえあれば…。野菜ジュースさえあれば彼らは死なずに済む！
少なくとも、船の上では魚と野菜ジュースがあれば生きていけるはず。
米があれば最高なんだけどまぁ無いでしょうから。

今から野菜ジュース５０ケースくらい持って
まだ発見されていない大陸を求めて漂流してこようかなぁ。
ユーラシア大陸とアメリカ大陸の間って、間ありすぎだから
実は何か大陸があるんじゃないかなぁ？

こんなこと考えてるのも、暇なので…。
就活やめてから恐ろしいほどのヒマが襲ってきています
どれくらいヒマかって、去年のゼミの教科書をイチから読み返してるくらいです。

重症です。

わたし、脱ぎます

脱ぎます、リクルートスーツ。

いつまでもダラダラ大手を受けようかなと思ってたけど、
なぜか腹の底から湧いてくる内定先へのワクワク感。

「うーんニャン天堂もなー西レもなーなんとか科学工業もなー炉もなー
　そりゃいいっちゃめちゃくちゃいいんだけどなー
　やっぱあの会社がいいんだよなーなんかしらんけどなー
　なに？これはなんなの？恋なの？ラブ？ビビビ？
　とにかく俺はこの会社なら入りたいよー
　入ってダメ会社だったらそれは自分の責任だから文句いわねーよー
　うーんもうそれだったら就活やめちまうかーそうだなー」

っていうノリでもう就活終わりにします。


　俺の就活の軸は
「何かひとつでも他にはない強みを持ってる会社の製品を自分の手で世界に広める」
でした。

内定先の製品は、例えて言うならモスバーガーみたいなモノ。高いけどうまい、みたいな。
モスの店員さんは、本当にうまいバーガーを売ってることに対して
誇りを感じてることでしょう。いくら「遅い」とか「高い」とか言われても、
それを差し引いても「うまさ」を求めてみんなモスに来る。

内定先はそんな会社だから(食品関係ではなくて電子機器メーカーだけど)、
営業としても自社製品に誇りを持って活動できるのは幸せなことだ！って思った。
惣菜屋でバイトしてた時、あそこの惣菜は本当においしかったから
「サバの塩焼き、おいしいですよ！脂乗ってますよ！」と言って売るのが
楽しかった。客もニコニコしてまた足を運んでくれるし。

営業はドコ行ってもツライことが沢山あるはずだけど、
「本当に良いモノを売ってる」ってハシラがあるのは重要なことでは。
もう決めた。内々定承諾書にハンコつく。


　バイト中はいつもこの会社のロゴに囲まれてる。
自分が来年から働く会社のロゴを見ながらバイトするのは不思議な気分。

勤務地は海外営業なら北陸、
国内営業なら全国主要都市（仙台～福岡）なんだって。
結局Ｕターン就職しなかったからママがうるさそうだ。
昨日も「徳島新聞社が募集出してるよ！」ってメール来た…。


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　色々あったけど、これで約半年の活動はおしまい！
俺の就活は、こんなふうになりました。


活動開始時期…１１月中旬
エントリー社数…７０社
セミナー・説明会参加数…２０社
エントリーシート・履歴書提出…２１社
筆記試験受験…１５社
面接選考…８社
内々定…２社


感想…

結局リクルートスーツを買わずに、入学式のスーツ一着だけでなんとかなった。
毎週末にクリーニングに出すから、一度でも出し忘れると翌週はシワシワだった。
交通費はかかったけど、東京みたいに遠くになると会社が出してくれるから
降り返ってみると４万円くらいで済んだかな。

ひとつ目の内定先が出た時点で、
どうでもいい企業の説明会＆選考を全てキャンセルしたので
春前くらいから急にラクになった。２月中旬～３月中旬が一番キツかった。
納得のいく会社に決まったので、この就活は成功だった。
う～ん、ほんに、よかったべなぁ。

来月は内定者旅行があるべよー。

歯のおトイレ

　タイトル間違えた。

歯のお手入れしてますか？
という、どうでもいいお話をします。お話というか独り言だけど。


　俺は中学生くらいまで、一年に一度は虫歯ができる超虫歯キャリアでした。
高校生になっても一度マッシヴな虫歯群ができて、ついに奥歯の一部が銀歯に。
あれはショックだった。だってお医者さん、「銀歯入れます」って言わなかったもん。

家に帰って口の中見て驚いた。
「メタルが入っとるやんけ…！！」
最初の２、３日はショックでPTSDになりかけたけど、４日目から銀歯のことは忘れ去った。
見えないからね、鏡でも見ない限り。


　大学進学前にも歯が痛くなったのでまた医者に診てもらおうと思った。

インフォームドコンセントを守れない出来損ない歯科はやめて、
地元の評判の高い厚見歯科だったか塩見歯科だったかに行った。

「虫歯はありませんよ。エナメル質がなくなってますね。
　歯の磨き方が悪いのかもしれませんから、ちょっとお勉強しましょうか。」

虫歯は無いという言葉にホッとしながらも、
おっちゃんと一緒にめでたく歯磨きの練習をすることになってしまった。
その時教えてもらったのが、「力を入れすぎてはダメ」ってこと。
なにやら色々理由を教えてもらったけど、忘れた。
ブラシの先が折れてキレイに磨けないからだったかな？

とにかく歯を磨く時は、軽くやさしく、
ブラシで歯をさわるぐらいの圧力で磨くほうがいいらしい。
"親指と人差し指で歯ブラシの柄を持ってゴシゴシするくらいの力"って言ってたな。


　他にアドバイスされたのが歯磨き粉。

「クリアクリーン使ってる？」と聞かれて図星だったんだけど、
研磨剤が多いとか何とかでエナメル質が削ぎ落ちちゃうんだって。
アイスとか食べて歯がしみる人はエナメル質が無いんだと。

そこで勧められたのがフッ素入りの歯磨き粉。
どの製品だったかキチンと覚えてないけど、
そのときに先生に言われた通りの製品を買ってそのままずっと同じのを使ってるから、
オーラ２だったかな？先生お墨付きの歯磨き粉は。

歯の磨き方に注意して、さらにフッ素入りのオーラ２を使い始めてから
もう３年くらいは虫歯になってない。先生は正しかったのです。ありがとうございます。

一歩家から外に出たら医者とバイク屋を真っ先に疑う俺ですが、
あなたは医者の鑑です。また何かあったらよろしくお願いします。



特にオチもなく、皆さん歯を大事にしましょー！
ということで、歯よりも目のほうが深刻に悪い俺より。



※この記事の内容は記憶に沿ったものですので、歯の正しい磨き方など、歯科的な事実と異なる場合があります。
参考にする場合は自己責任でお願いします。素人のブログは用量・用途を守って正しくお使いください。

今期もやりますアウトカム

　昨年も前期と後期に分けてアウトカムを設定したので、
今期も何かしら目指すところを明確にしとこうと思います。

就職活動の面接で「自己ＰＲを」と言われると
「ボクのモットーは目標立ててがんばることだよ、エライでしょ！」と言い切るのが俺なので、
ウソにならないようにやっとこうという運びです。

まずは前回のアウトカムのレビューをしときましょう。



2005年後期のアウトカム

・就職活動スタートダッシュ
・英検合格
・スピーキング極める
・普通二輪免許
・エリミネーター125
・みんなが呆れるくらい遊ぶ


【就職活動スタートダッシュ】

これは見事に成功したと思います。
思えば１１月ごろに松下のセミナーでソニーと叫んだのが始まりで、
年末にも筆記受けたり面接受けたりしました。
おかげ様で活動も早めに終わりつつある…というか急速に尻すぼみ中です。

ちなみに松下は面接の日程を忘れてしまい、問い合わせてみると
「今朝の９時の予約でしたが欠席になっております」と言われ終了しました。
最強にかっこいい終わりかたをしたわけです。


【英検合格】

全っ然合格しませんでした。
勉強はしてたんだけど、途中で空を飛ぶ空想をしたり
ヒュー・グラントのタレ目具合にハマったりしてたので落ちました。
このアウトカムについては思いっきり失敗。


【スピーキング極める】

極める前に半年過ぎまちゃいましたよ。
一応ＥＳＬで喋る機会はあったけど、
内容が薄いうえに相手に伝わってないことが多かった…。
これも失敗。


【普通二輪免許】

勢い余って大型まで取りました。
まぁ免許はお金と時間さえあれば取れるので。


【エリミネーター125】

これはエリミネーター125っていうバイクを買おうという目標でしたが
途中で趣向が変わってボスベンリィを買ったので成功とも失敗とも…。


【みんなが呆れるくらい遊ぶ】

これ無理だった。
就職活動で毎日のようにスーツに袖を通したり、
自分に時間があっても友達は面接行ってたりで。



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　では2006年前期のアウトカム。

・ゼミをまじめにやる
・英語を二年前の水準に
・ボスベンリィであちこち行く
・服を買う
・みんなで呆れるくらい遊ぶ
・お金を貯める



【ゼミをまじめにやる】

実は誰よりもゼミに対してヤル気が無いのが俺という存在なのです。
この前、今期最初のゼミに行ったらテキスト買ってないの俺ぐらいでした。
もっと積極的にならないとなぁ～と心の奥底で思ってたので、今期は。


【英語を二年前の水準に】

「就職活動だけやってればいい」
そんな考えのもと頭を働かさずに毎日生きてきたツケが今きてます。
よく考えたら二年前の時のほうが単語も文法も詳しかった。
今年は英語系の授業を強化したので、それに伴い映画とかで補助的に勉強しようかと。


【ボスベンリィであちこち行く】

そのために買ったボスベンリィですから。
近くに行くにはたいそう不便で、遠くに行くにはもってこいのバイク。
今の季節から秋頃まで、するぞ、徘徊、日本中！


【服を買う】

これまでバイク予算のために服を買うという行動を全く取らなくなった俺は、
ある日鏡で自分の姿を見て息を飲んだのでありました。
「だっ…ダセェ…！！」
二年前、自分はこうなるまいと思っていた"ザ・グレート・オシャレ無頓着"。
いい加減こんな自分がイヤになってきたので、予算充てて服買います。
最近なんか福袋の服着てるんで…。


【みんなで呆れるくらい遊ぶ】

さっさと就職活動終わらせて皆で遊びましょうよっていう意味。
インターン仲間の皆さん、もう一回勝手にインターンやりましょうよ。
出来損ないの皆さん、バイクで四国一週ほんとにやりますよね？
ゼミのご学友たち、旅行行きたくないですか？


【お金を貯める】

ホテルバイト＋パソコン室で空前絶後のバブル景気(いざなぎ景気でも可)に包まれた
昨年とは打って変わって、今年はパソコン室の人数増加＋就職活動の煽りを受けて
収入が低下の一途を辿っています。
皆で卒業旅行行く話をしてるので、なんとかしてお金を貯めなきゃいけません。
掛け持ちか？転職か？最近、求人誌のぞいてます。



…ということです。
学習：遊びが５：５くらいになるのが今期の黄金比ではないかと思いつつ、
「早く丸善行って教科書買わないとなぁ…」という低次元な悩みを抱えているのです。

ボスベンリィ

　ボスベンリィがついにデビューしました。

実は先週には納車されてたんですが、バッテリーがダメになってたので
新しいバッテリーを注文したり後部シートを注文してたりしてると
えらく時間が経ってしまいました。

今日バッテリーが届いたので交換作業をしたのです。
初めての作業だったので希硫酸が顔に飛び散るという面白ハプニングがありましたが、
無事交換が終わり、シッカリ走れるようになりました。

希硫酸が顔に飛び散るとどうなるのかって？
ジリジリ皮膚が焼ける感じがしましたよ。慌てて水洗いしました。





125ccとは思えない大きさです。
バッチリ駐輪場からはみ出してます。
重さもガソリン込みで140kgと小型二輪としては重いです。

元々ビジネスバイクなので、見た目はちょっとモッサリしてます。
俺の感性では、これを「ダサかっちょいい」と呼びます。

信じられますか？この車体、製造されたのは２５年以上前です。
年数的にはもうオンボロもいいところですが、
前のオーナーが大切に扱ってくれていたので見た目もキレイで、よく走ります。









ボスベンリィはマフラーが２本もあります。
なので、磨く楽しさも２倍なのです。
排気・エンジン音は、軽トラみたいな音がします。ダサかっちょいいです。

２基のエンジンから生み出されるパワーは、
普通二輪車には遠く及ばないものの、50ccの原付とは雲泥の差です。
速度制限も60km/hになるので、
原付殺しの国道一号線で車に抜かれる心配もありません。快適です。

ただブレーキがめちゃくちゃ効きません。
40km/hからのブレーキは、ベンリィちゃんより効きが悪いです。
もしこのバイクで事故るとしたら、このブレーキが原因になると思います。



　これから一年間は、このボスベンリィと共に
あちこち走り回りたいと思います。もう暖かいですしね。

とりあえず一発目はコイツで徳島へ帰郷しようと思います。
ベンリィちゃんで超大変だったあの道が、
ボスベンリィならどう変わるかが楽しみです。

新しい愛車です。ボスベンリィをよろしくお願いします。

激動の週明け

　月曜、火曜は日本を半周してきました。

月曜の昼過ぎに東京でグループディスカッションがあるので新幹線で上京。
その夜に聖地・幕張でインターン仲間と半年ぶりの再会。
そのまま東横インで一泊しました。

火曜、つまり今日の朝には羽田から飛行機に乗って
例の石川県の最終面接へ。

最終面接を受けて約３時間後、内定のお電話を貰うことができました。
前回と同じように電車に乗っていたので、
「後ほどこちらからお電話させて頂きますが…」と言うとやはり
「あ、そうですか、じゃあ結論だけ言っときますが、内定です、おめでとうございます。」

…と言われ、会話せずに電話を切りました。
いつもこんなかんじです。でも嬉しかったです。


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　長くなるので箇条書きで手短にこの２日間を振り返ります。


●東京のグループディスカッション

　交通費１１０％支給でした。
　実は何か原因があるはずなんですけど、俺、グループディスカッション系は
　今まで２回受けて２回落ちてきました。よっぽど協調性無いんでしょうか？
　この会社の二次がグループディスカッションと聞いてサヨナラと思ってたけど、
　ここでは今までよりも手ごたえあった気がします。まだ電話はありません。


●インターン仲間と再会

　東京組みのインターン仲間３人と、超お世話になった社員の方１人の
　計５人で、幕張で４時間くらいお酒を飲みました。
　半年ぶりになるので、皆の顔を見た瞬間嬉しくて顔が自然とニヤけました。
　幕張という土地も、インターンで最初に来た場所なので思い入れが強く、
　まるで故郷を歩いてるような気持ちになるので不思議です。風強いけど。
　本当に楽しい時間を過ごせました。あと、その社員の方の
　ＢＭＷのバイクに跨らせてもらいました。最強にかっこいいです。
　あんなバイクを所有できる人間になりたいです。


●東横イン

　世間を騒がせたホテルですが、サービス自体は評判が良く、
　個人的にはいつか泊まってみたいと思ってたので一泊しました。
　シングル一泊￥５，０４０で、朝食に小さな菓子パンが渡されます。
　施設はボロくて、臭くて、快適とは言えませんでしたが、
　この値段なら許されるんじゃないでしょうか。可も無く不可も無くです。
　以前バイトしてたホテルは、東横インと同レベルの施設で￥７，５００ですから。

　面白かったのが駅への送迎バスで、中古の市バスを安く買い取って
　改造したかのようなつくりでした。
　朝イチの駅への送迎バスに乗ると、東南アジアっぽい労働者たちで
　バスが満員でした。みんな一様に日本語の単語が書かれたプリントを
　朗読してました。プリントには「はは」「いもうと」「かぞく」「たべもの」
　「すいちょく」「へいこう」「ななめ」等と書いてありました。

　仕事の報告書みたいなのもチラッと見えたんですけど、
　「カバーがとれておゆがあしにかかってあつかったのできをつける」
　…どんな仕事をやらされているのかわからないですけど、
　すごくリアルな外国人労働者の実状を見た気がします。


●飛行機で石川へ

　ＡＮＡです。もういっこの方の航空会社は不祥事が多すぎて使う気になりません。
　石川の空港は小松ってとこにあるんだけど、着陸直前で機長が
　「自衛隊の飛行機が空港上空を飛んでいるので着陸できません！」
　…と言って５分くらい空港の周りを旋回してました。

　自衛隊って許可なくそういうことする組織なんでしょうか？
　せめて「○月○日の○時くらいに小松空港の近く飛ぶからね☆」と
　前もって通達しとくもんだと思ってました。


●最終面接

　社長、副社長など、ラスボスってかんじのメンツでした。
　志望度が高いだけに頑張ったので、そのぶんしっかり話を聞いてくれました。
　３時間後に内定の連絡が来ました。



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　こんなカンジなんですが、
すごくイイ会社の内定貰えて喜んでます。
この会社なら入社したいと思える会社です。良いモノ作ってる会社です。

ラスボス的存在の大手があと２社残ってるのでそれらを受けて、
そろそろ活動にブレーキをかける時期になってきました。


　ただ、内定辞退について考えると、頭が痛いです。
このまま何も無ければ今回の石川の会社に決めようと思ってますが、
じゃあ前回に内定貰った会社はどうするんだ、という話なんです。

もちろん早急に辞退の連絡をするわけですけど、
そこもとても良い会社なので考えただけで憂鬱になります。
一緒に内定を貰った同期もすごく良い人だったのでなおさらです。

迷惑をかけるので精一杯謝ろうと思います。




※４／５　追記

最初に内定を頂いた会社に辞退の電話をしました。
大きな会社ではないので、すごく困るといった様子でしたが
悩んだ結果、後に内定を貰った会社にどうしても魅力を感じると伝えると
辞退を受け入れてもらえました。

辞退は死ぬほど心苦しいです。想像以上に精神にキます。
「あなたの語学力を是非ともウチで」とまで言ってくれた会社なのに…。
人事の方の本当に残念そうな声がしばらく脳裏から離れないかもしれません。

内定を貰えるのはウレシイことだけど、
二社目以降はよく考えて受験した方がいいと思います。
こんなツライ電話、何回もできますか？

事件だっ！

　枚方市内にある、京阪交野線・星が丘という駅の近くを通ったら
パトカーがけたたましいサイレンを鳴らしながら道のド真ん中を突っ切っていった。

特に何も感じず
そのままフラッとセブンイレブンの前を通り過ぎようとすると、
駐車場にパトカーを停めた警察官がセブンイレブンに
物凄い勢いで突入していく！

なんだ？！トイレかっ？！漏れそうなのかっ？！

興味津々で外から中を覗いてみると、
レジの前で赤いユニフォームを来た店員がうずくまって転げまわってる。
ひざまずいて店員に駆け寄る警察官。

何やらとんでもないことが起こっていることに気付いて
中の様子が知りたかったけど、よく見えない。


　でも余計に異様なのは、
そんな緊急っぽい事態に陥ってるにも関わらず、
のたうち回る店員をよそに一般の客らしき２～３人が
普通に弁当コーナーで品定めをしている…！

一体何が起こっているんだーっ！


仮説１・・・強盗が金を奪って逃げた。店員がケガをした。

→それにしては他の客の冷静さが気になる。


仮説２・・・強盗が入ったが、店員が取り押さえた。

→店員はのたうち回っているのではなく強盗を取り押さえているという説。
　しかしなぜ客があそこまで冷静なのかが説明できない。

仮説３・・・発作などにより、店員の体調が急に悪くなった。

→普通パトカー呼ばない。


　気になる。何が起こったんだろう。