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かくぱいあ~かいぶ

おでかけキャンディー

2005年10月30日 | Archive
 彼女と梅田に行った。

梅田のラウンドワンで、チュッパチャップスが山盛りのクレーンゲームを発見。
しかも誰かが途中までチャレンジしてたらしく、
今にもチュッパチャップスの山が崩れそうだ!

ハイエナ行為開始!

1ゲーム¥100を3回チャレンジ…
山が崩れた!ドサドサと崩れ落ちるチュッパチャップスの山…!

…ぬ?ぬ…ぬおおお!!!
一体いくつ落ちてくるんだっ!そのげきりゅうはとどまるところをしらない!
なんっじゃこりゃあああ

ドバドバドバドバ




83個あった。

クレーンゲームで元が取れたのはこれが初めてかもしれない。
彼女と山分けしてもまだまだあるので、
アパートの玄関に器に入れて盛っておくことにした。

これで外へ出かける時にいつでも好きな飴玉ペロリですね。
おでかけキャンディーというシステムを考案しました。

皆さんもうちにお越しの際は是非ともご賞味ください。

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


 ところで久々に訪れた梅田。
茶屋町かな?HEPとロフトの間くらいに、何やら新しいスポットが誕生してた。
Nuって書いてヌーっていうらしい。斬新なお名前ですね。

9階建てで、結構でかい。梅田の真ん中に急にこんなものが現れてビックリだ。
屋内のデザインが白基調で洗練されてて、
まさに「これが未来のショッピングシーンだ!」とでも言い出さんばかり。

中にはでっかい楽器店なんかもあって、
ギターやらシンセサイザーやら専門的なのがいっぱいあった。
ああいうのを見てるとギターやってみたくなるけど、
途中で飽きるのが目に見えてる。

バイクとギターなんてどっちも金のかかる趣味、
俺に両立できるはずがない。バイク趣味自体が資金難で成立してない。



 他に気になったのは、
9Fにある「芋と大根」っていう名前の和食ビュッフェ。

そのへんにあるビュッフェって、なんかよくわからない揚げ物や
脂っこい肉の塊とかがメインで、野菜なんてレタスとかキャベツとか
テキトーなものしか無い場合が多いけど、
このお店は肉じゃがや煮物とかの質素な和食スタイルがウリらしくて、
懐かしい味付けの野菜や魚がおいしく楽しめそうだった。

今日は夕食前だったのでパスしたけど、
ランチタイムに梅田に行ったら是非行ってみたい!


 
 夕食は枚方に戻って、
ウワサに聞いた「高架下のインド料理店」に行ってきた。

インド料理はすばらしい。安くてヘルシー。
見なさいフランス料理を。高くて高カロリーですよ。そのぶん旨いけど。
とにかくインド料理好きな俺はこの店に足を運ぶのを楽しみにしてたのです。

俺、インド料理好きを高らかに宣言しながらも、
実は大阪では京橋のアルナーチャラムしか行ったことが無かった。

大阪二件目のインド料理店、そのお味、とっても良かったです。
シシカバブはアルナーチャラムと似た味だったけど、
それに塗って食べる黄土色のミートソースが辛ウマ!!

カレーもアルナーチャラムよりマイルドで、
野菜の甘みとスパイスの辛味がうまく同居してるかんじ。
向こうもうまいけど、こっちのほうが食べやすい。

ナンだけは薄いし香ばしいかおりがしなくて、
どっちかと言うとアルナーチャラムの方が好きかも。

でも、わざわざ京橋に行かずとも
枚方で美味しいインド料理が味わえるのは嬉しいことだ。ありがたや。
店の名前、覚えてないけど、場所はこのへんだったので
行ってみてね。というか行くときは俺を誘ってください。
寂しいです。

二輪教習11・12時間目

2005年10月29日 | バイク



 土曜日。二段階に入って2時間目・3時間目の教習。
朝10時からの教習だったけど、9時に起きたらマッシヴな雨が降り注いでた。
最近マッシヴという言葉が気に入ってる。

早朝は雨降っても、9時には晴れるはずだったのに。天気予報を信じすぎた。
スクールバスの時刻表を見ても、間に合いそうにない。
ネヤドラは教習を当日キャンセルすると¥2,100取られる。
今日は二時間ぶん予約してあるから¥4,200になる。

休めない。
行くしかない。考えてるヒマもない。

即座に首脳会議が開かれ、
「雨の日に原付乗らないルール」の改正について議論がなされた。
¥4,200も払うと国庫が壊滅的な被害を受けるので、
特例で、今日だけ特別に雨のなか原付に乗る許可が出た。

しかしカッパが無い。
もういい。考えてるヒマが無い。出発です。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


 で、一時間目のシミュレーター教習。
いい加減シミュレーターも飽きてきたところだけど、
今日に限っては最初の教習が室内で本当に良かった。

もう全身びしょぬれ。当然だけど。
かくぱいならぬ、湿ったかくぱいの誕生。

ジーンズは水を吸って色が濃くなってるし、
スニーカーは歩くたびにグッチュグッチュ音を立てるし、
上半身に来てたボート部のジャージは既に脱いで丸めてロッカーに詰めた。


 シミュレーターの内容は、危険予測。
交差点で物陰から急に現れるバイクや、
一時停止を守らず路地からニュッと出てくる車を避けましょうって内容。

 AT教習生のおばさんが住宅街を心地良いスピードで駆け抜けて
路地から出てきた車に即効ハネられる。その素直さが愛しい。

湿った俺はというと、シミュレーターに乗るたびに
バイク模型のシートが湿るので、他の二人に悪くて仕方が無かった。

「雨のなか実車に乗ったとしても、
 カッパ貸してくれるのに、この人はなんで湿っているの?」

…と、いささか迷惑に思ったに違いない。
この教習所に来て、この時間ほど「早く終わってくれ」と思った時間はなかった。




 二時間目は、四輪コースに混ざって法規運転をする混合教習。
まだ雨が降っていやがったのでカッパを着たけど、
湿ったかくぱいがカッパを着ても湿ったかくぱいに変わりはない。

寒い。

指導員が若いキレイな女性だったけど、
もはやそんなことどうでもいい。早く帰りたい。
ナナハンに乗った小柄な美しい女性なんて滅多にお目にかかれないのに、
今、この瞬間は、どうでもいい。暖かい風呂に入りたい。シチューが飲みたい。


 四輪コースは二輪コースの二倍近くの広さがあって、
すごく開放的な気分になれた。もし今日湿ってなかったら
どんなに楽しかったことだろう。

コースが広いので、初めてCB400の5速を体験した。
ゴツいパワーだ。エンジンがグオオォと大きな音を立てて、
まるで飛行機が離陸する時のような重圧感が全身を包む。
あぁ…至福のとき…しかし寒い…速ければ速いほど…。

もう震えが止まらなくなって歯がガチガチ音を立ててる。
そして喉の奥から声にならない声が漏れてくる…。
ァガガガガ ァガ ァガッハハ ガッハハ…

子供の頃、体育の時間がすごく楽しみだったのに、
そんな楽しい授業に限ってアッという間に過ぎ去っていくものだった。
この教習所でも、バイクに乗れる50分間はいつも
高槻を走る新幹線のような速さで過ぎ去っていくのに、
今日だけは違う。さっさと終われと心の中で叫び続けているのに、
ナナハンレディーが笑顔で俺を検定コースの練習に駆り立てる。

そうですかまだやるんですか…。


 前回、前々回と検定コースがまともに走れなかったのを思い出して、
寒さに絶えながら課題走行にのぞむ。

8の字、OK。
クランク、OK。
坂道、OK。

急制動、OK。
スラローム、OK。

憎き一本橋っ…OK!7秒きっかりだったけど、通過。
晴れて検定コースを無事に走りきれた。
「雨の日はデキる」説は正しいかもしれん。
検定の日は雨が降ってもいいかも。その時は絶対スクールバスで行くけど。



 教習が終わって、逃げるように帰宅した。
お風呂のそれはそれは暖かかったこと。残念ながらシチューは無かった。

その後、もう一度首脳会議が開かれて、
「雨の日に原付乗らないルール」の一層強化が決定されましたとさ。

マッシヴな夜

2005年10月26日 | Archive
 こんな良いものがまさかゲオにあったなんて。
ラブ・アクチュアリーのサウンドトラック。素晴らしい。

映画の内容もさることながら挿入音楽も素晴らしいと絶賛された
映画ラブ・アクチュアリーのサウンドトラックを発見した俺は
ヘッドホンをつけて、それも大音量で、
ウーロン茶を飲みながら幸せなひとときを過ごしていました。

携帯が揺れてます。着信ですね。
昨日の出来損ないパーティの参加者のひとりです。

「おい!かくぱいの家爆発せんかったか?
 とんでもない音が聞こえたぞ?!」

おやおや、この人はまだ昨日のアルコールが抜けきっていないようです。
うちが爆発してたら今頃俺は天に召されているころでしょう。

「とりあえず外見ろ!!気をつけろよ!!」


 これは面倒くさい。
とりあえずゼリーが食べたくなってきたから
ついでにコンビニに行こうと外に出ました。





おやおや…私もアルコールが抜けていないようです。


彼の話では、どうやら数分前に窓ガラスが揺れるほどの
マッシヴな爆発音が街中に鳴り響いたらしいのですね。
ヘッドホンのせいで何も聞こえませんでした。
これがお隣さんだったら俺は本当に天に召されていますね。



 街を見渡すと、住民が不安そうにガヤガヤと街頭に集まってきます。
皆が携帯を片手に赤々と光る空を指差してます。
二人乗りのバイクが次々と煙の先を目指して突き抜けていきます。

初めは無関心だった俺も、ちょっと不安になってきました。
なにせ、現場は自宅から数百メートルの場所。
工場がズラーッと立ち並ぶ地域で、今回と関係があるかは知らないけど
よく灰色の煙をあげて何かを焼却してるところがある。

何が起こっているのか見届けておこうと、ベンリィちゃんに乗りました。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


 現場に近づけば近づくほど、野次馬の車で道が埋まってます。
爆発事故だってのに、好き好んで現場に近づく奴は
俺も含めて平和ボケしすぎているんだと思います。

こういう時、バイクの本領が発揮されますね。
交通渋滞もなんのその。車の間をすり抜けて現場の見える場所に到着。





これは非常によろしくありません。空がドス黒い煙で埋め尽くされてます。
それにしてもこの野次馬の数。車のクラクションの音、
若い男が興奮して叫びまわってる声、それに怒号を飛ばすおやじ。

弛みきった平和にひとつ波紋ができると、ここまで混乱するんだ…。
爆発より、こっちのほうが恐ろしいと思った。

と、そこへまたもや爆発。
あたりが真っ赤に染まって、顔が熱い。
また爆発。また爆発。もう一発。





うむむ。これ以上はよろしくありません。
こんな爆発はUSJでしか見たことが無い。
想像以上にマズイことになってそうなので家で大人しくしておこう。

どうやら交野方面に好ましくないガスが流れてるそうで心配です。

二輪教習9・10時間目

2005年10月26日 | バイク
 一週間ぶりの教習。
前回は調子悪いまま終わっちゃって、今回なんとかカンを取り戻そうと
決心したのでした。

で、今日が一段階みきわめ。やっと半分だね~。
昨日のアルコールが残ってるのか、筋肉に違和感を感じるけど
頑張って課題走行をカンペキに仕上げちゃいましょう。


 バイクに乗り込むと、ステップが妙に高くて乗りにくい。
教習所のバイクはみんな同じ車種だけど、
教習所内で3万~4万キロも走ってるから、車体によってはクセがある。

ギアが入りにくかったり、エンジンがかかりにくかったり、
今回のようにステップの高さが自分に合わなかったり。

仕方ないからステップから足を外してブラ~ンと降ろしてると
すごくラクだったのに、すぐ指導員にやめさせられた。厳しい世界だ。



 で、結論から言って今日も調子が悪い。
初めのころスイスイできてた一本橋ができなくなっちゃった。
フラフラして、7秒どころか最後のほうで脱輪しまくる。

ニーグリップできてないせいだと気付いて股をしっかり締めて
チャレンジするも、6秒台。ため息。

落ち込んだままクランクに入ったら、
出口で失速しすぎて転倒した。ダメな時はとことんダメだ。

このままバイクに乗ったまま
俺は自由になるんだあぁ!!と叫びながら教習所から逃げ出したかった。

誰か追いかけてくるだろうか。
それともすぐに警察を手配して俺の行く手をふさぐだろうか。
もし捕まらなかったら、どこまで行けるだろう。
給油無しで300kmは走れるなら、海へ行けるだろう。
そして浜辺で夕日にたそがれるもの悲しげな女性と夢について語り合うんだな。

あぁ、逃げ出したい。


 落ち着きを取り戻してなんとか一本橋のコツを思い出したけど、
その後もクランクはぎこちないorパイロン倒し。
今日はダメだ。ダメな時は何をやってもダメ。

今日は実車教習は一時間だけだから
ゆっくり練習もできず、モヤモヤを残したままサイドスタンドを立てた。

指導員の手から渡された原簿には「みきわめ良好」の判。

「うまくできてたよ。次の時間から二段階だから、この調子で頑張ってね。」

この調子でやってたら検定落ちますよ。
この調子でやってたらバイクごと海へ逃走してしまいますよ。
この人は本当に俺の練習風景を見てたんでしょうか。甚だ疑問です。

とにかく泣き言ばかり言ってないで、
ここは素直に一段階終了を喜んでおきましょう。

その次の時間に受けた二段階最初の教習はシミュレーターでした。
暴君がいなかったので、とてもスムーズに終了。
あと7時間教習を受けたら卒検だから、それまでにうまくなろう。
頑張ろう。楽しもう。

出来損ないパーティー

2005年10月26日 | Archive
 数週間前から計画されてきた、出来損ないパーティー。
コンセプトは、「平日の真昼間から飲む」という、
ヒマな大学生ならではの新企画。

決行は今日の昼一時からの予定だったけど、
俺が授業があったり、他のメンバーも予定があったりで
急遽三時からの開催になった。

…のハズが、皆バイトがあったり
遅刻してきたりして結局開催されたのは四時前だった。
結構みんなヒマじゃないのかもしれない。

ちなみに俺はパーティーの前に授業に行くハズだったんだけど…。

前日、久々にネットサーフィンにのめり込み過ぎて
3限の授業を寝過ごすという大失態を犯した。
授業を休んで誰よりも先にパーティーに出席。
俺が一番出来損なっているらしい。




 さて、鳴り物入りで始まった第一回出来損ないパーティー。
まぁフタを開けてみれば何のことは無い、鍋パーティだったりする。
開始時刻が真昼間というのがウリだったはずが、夕方になってしまった。

参加者は5人、全員男。「男だけでやる」というルールは無かったものの、
気が付いたら男だけだった。まぁ、これはこれで、楽しいんですわ。ほんと。

1人バイトで遅くなるそうなので、
先に事前に買い出しておいた材料で、寄せ鍋を作る。結構豪華な鍋になった。
白菜、ねぎ、水菜、大根、油揚げ、牡蠣、いか、ホタテ、豚肉、豆腐。
豆腐は俺が流し台で全部ぶちまけて食べられなかった。
やはり俺が一番出来損なっている気がする。ごめんなさいもうしません。



 酒も次々飲んだ。
まだ夕方の五時だってのに、全員顔が真っ赤だ。
よく考えればみんな酒に弱い面々だった。

メンバーの最後の1人が合流し、七時を過ぎた時点で
とてつもない酒の量がメンバーたちの体を蝕んでいく。

この時間帯あたりでマッシヴなトラブルが発生し、
残念ながらメンバーの1人が帰宅してしまった。
恐らく多量の酒が直接の原因だろうとは思うけど、
我々の行き過ぎた行動が引き金になったことは確か。
次回へ課題を残した。



 しばらくしてパーティーが落ち着きを取り戻したころ、
パーティー開始から特に注意もせずグビグビ酒を飲んでいた俺は
今まで経験したことのない強烈な酔いに襲われた。

このまま飲み続けていては自制が保てない。
既にフラフラして立ち上がることもつらい。

今まで自分の酒の限界を知っていると思い込んでたけど、
俺は未だかつて限界の扉を叩いたことすらなかったんだ。
そして今、明らかに今まで踏み込んだことのない限界を越えた世界へ
足を踏み入れようとしている。これ以上はやばそうだ。

ここまで酔うと、悪い酒だね。
頭が痛いし、平衡感覚は狂うし、声がちゃんと出せない。
こんなになったのは初めてでびっくりした。

頭痛はそれから三時間近く抜けなかった。
ベッドに横にならせてもらったり、お茶をグビグビ飲んで
日付が変わる頃にやっといつものほろ酔い気分に戻る。



 食いまくって、飲みまくって、笑いまくって、
そろそろ朝が来るのでは?と時計を見ると、まだ午前1時。

これはスゴイ。なまじ開始時間が早かっただけに、
これだけ遊びまくっても時間はたっぷりある。

意外なところで出来損ないパーティーの利点を発見するも、
今日は一通り騒ぎ尽くしたので解散することにした。
夕方4時から午前1時まで、結構騒ぎました。



 ☆総評☆

出来損ないパーティー、抜群におもしろい!
時間も気にしなくて良いし、昼間から酒を飲む背徳感が快感かも。
こんなアホなイベントを一緒に楽しめる仲間がいて良かったですよ。

次回もやりましょう。次は人数を増やしましょう。次はキムチ鍋っすか?
俺は次回はもう少しゆっくりお酒を楽しもうと思います。
もう少しで天に召されるところだったので…。




成長して再会

2005年10月24日 | Archive
 日曜日、午後二時に枚方市駅のアンスリーで待ち合わせ。
郵便局に2000円だけ降ろしに行ってたら5分遅刻した。

二時五分。アンスリーを覗き込む。
あぁ!いた!ジョンだ!一年ぶりくらいかな?なんか雑誌読んでる。
ヒゲなんか伸ばしちゃって、なんか前より男前になってるし。

実はこのときちょっと不安だった。
元々人付き合いの苦手な俺が、一年ぶりの友人と会うんだ。
相手が日本人だとかアメリカ人だとかに関係無く、
自分が彼と今日一日どんな話をするのか想像が付かなかった。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


 ジョンは二年前の外大の留学生で、一年間フロリダに帰ったあと
日本の大手英会話学校に就職して今月日本に戻ってきた。

ジョンの仕事が忙しかった&携帯がなかったおかげで
日本に来てからも二週間くらい連絡が取れなかったけど、
やっとこさ携帯をゲットしたそうで、土曜日に連絡がきた。



 日曜日にジョンとアンスリーの前で会ったとき、
素直に嬉しくて、顔がくしゃくしゃになるほど笑ってしまった。
何も心配すること無かったね。

ジョンとは元々仲が良かったし、気さくで話しやすい。
アメリカに帰国してる時にも定期的に連絡を取ってたから、
それほど「久しぶりに会った」という感覚もない。

吉野家で遅めの昼飯を摂って、
ジョンにとっては懐かしの外大に行ったり、
俺の部屋で写真を見たり音楽を聴いたりと
なかなか落ち着いた時間が過ごせた。



 落ち着いた時間を過ごしたあとは、ちょっと騒ぎましょう。
二人で市駅まで歩いて、焼き鳥屋で少し飲んだ。
ジョンは酒に結構強いけど、俺はビール一杯で真っ赤になる。
三杯飲んだから湯ダコになった。

ジョンは久しぶりの日本だから自然と英語メインで喋ってたけど、
二年前には速過ぎてほとんどわからなかったジョンの英語も
ほぼ全部わかるし、会話自体もすごくテンポ良く進んだ。

おかげで、二年前には言語の問題で触れなかった難しい話や、
ジョークや皮肉、婉曲とかの微妙な表現も織り交ぜられて、
日本人の友達と話すのと遜色なく会話を楽しめる。

やっぱり言語は大切ですよぉぉ。
おかげでジョンのことを以前以上に知ることができたし、
この日は今までジョンと遊んだ中で一番楽しかったかも!



 それにしても結構飲んだ。
他に客のいない焼き鳥屋で腕相撲してるくらいだから
結構な酔っ払いかも。

こんなんじゃ、明日の出来損ないパーティじゃ生き残れないぜ…。
見てろ!明日はハメを外すぞ!!

今はもっとすべきことがあります

2005年10月20日 | Archive
 そういえば、二ヶ月くらい前に、
今期のアウトカムを設定してた。

2005年度の後期に達成したかった目標を書き出したもの。
いわばマニフェスト。

2005年後期のアウトカム

・就職活動スタートダッシュ
・英検合格
・スピーキング極める
・普通二輪免許
・エリミネーター125
・みんなが呆れるくらい遊ぶ


 半年に渡る英検の受験勉強が終わって、ふと我に返った。

もっと他にするべきことがあるのでは?








 一級は就職活動の片手間に勉強して受かるものでは無さそう。
逆に、英検の勉強をこれからも続けていると、就職活動に響く。
現に、アウトカムのひとつである「就活スタートダッシュ」が
無謀な英検の受験勉強の犠牲になった。

英検はしばらくお休みしましょう。
今はもっとすべきことがあります。



 ということで、今すべきこと。就活ですね。

今日、ついにリクナビが企業情報を発表しました。
今まで日経ナビをメインに使ってたけど、
リクナビの方が見やすい&ログインしやすいので乗り換え。

企業情報ものすごいいっぱいあってびっくり。四千社近くある。
「勤務地:海外」で検索してもまだ800社もあったので、
二時間かけて50社に絞ってブックマーク登録。

エントリーできるところから随時エントリーしていこうと思う。

面白いことに、
検索方式で「業界」や「職種」を使わず勤務地で検索したのに、
ブックマークにはうまい具合に志望業界のメーカーだらけになった。

色んな先輩から耳が痛くなるほど聞かされた、
「大企業ばかり見てると痛い目に会う」という言葉を胸に、
できるだけ中小企業にも目を向けてチョイス。
警察の赤色灯を作る会社なんてのも面白そうだからブックマークしてみる。

こうやって企業の募集要項なんかを見比べてると、
自分の知らなかった色んな会社を知れて意外と楽しいかも。

なんだ、英検やってるよりこうやって真っ直ぐ就活に向き合った方が
楽しいし、疲れないし、そのぶん成果が出そう。

う~ん。皆さん、就活頑張りましょうね。
俺も遅ればせながらヤル気になってきました。

二輪教習8時間目

2005年10月20日 | バイク
 もしやと思った人も多いでしょう。
今更言うのもなんだけど、教習日記は教習を受けるたびに全部書きますよ。


 今日も一時間だけ教習所に行ってきた。
前回と違い今回はバイクに乗れるのでウキウキ。

バイクに跨ると、今更ながら車体が重く感じた。
ベンリィちゃんで登校した日はいつも調子が狂う。
大きさが全然違うから、切り替えに時間がかかるんだと思う。


 今日はやけに教習生が多い。
大型、中型、小型にAT、全部で20台くらいいるんじゃないのコレ。

いつも通り、全員でグルグルとコース外周を回る。
まだカンが戻らない。フラフラするし、カーブが大きく膨らむ。

そんな状態のまま坂道発進の練習が始まって、
頭が混乱しながらも坂道に放り込まれる。
今日の教官はせっかちだ。


 一回目は、車と同じ要領でヌルリと坂道をクリアできたけど、
二回目でガクン!とエンストした。何が悪かったのかわからない。
クラッチの繋ぎ方が悪かったのかな。

となりでATコースの女の子がスイスイと坂を登るのを見て
ちょっと羨ましかった。


 坂道発進にやっと慣れて、
得意なはずの一本橋にチャレンジすると、橋の最後の最後で脱輪した。
スラロームもぎこちない。クランクももう少しでパイロンを倒すところだった。

今日は全体を通して調子がよろしくない。
もっと練習しようとコースを回ろうとすると、
教官に呼ばれてバイクから降ろされた。

「今日はMT車の練習はここまでにして、AT車の体験もしてもらいまーす。」

待って~。練習させてちょ~…。
仕方ない。次回にまわそう。



 AT教習車はマジェスティらしい。
銀色ののっぺりしたスクーター。

「ちょっと体験してもらうだけなんで、
 それに乗って外周をグルグル回ってもらうだけでいいですよ。
 ただ、バランスを取るのはMT車より難しいですから気をつけて。」

やけに排気音がうるさい。ブリブリいってる。
スロットルをひねるとさらに大きなブリブリ音を立てて走り出した。
発進する時、なかなか進まないと思ったら
左手がガッシリとリアブレーキレバーを握ってた。


 なんてラクチンな乗り物なんでしょう!
荷物も積めるし、ビッグスクーターが人気な理由もわかる気がした。

ただ、股の部分にタンクが無くて、
お股がスースーするのがすごく気になりますわ。
まるで性転換手術を受けて女になった気分ですわ。
バイクに乗ってるというよりも、車に乗ってるような感覚。
バランスも取りにくくてちょっと困惑した。



 次回は一段階見極めです。やっと。
なんか妙に時間がかかるのはなぜ?

見極めでカンを取り戻して、
無事ハンコをもらえますように。

二輪教習7時間目

2005年10月19日 | バイク
 教習七時間目です。
今日はバイクに乗りません。シミュレーターですよ。

ゲーセンにある体感ゲームみたいなのに跨って
現実には危険な走行を体験しちゃいましょうという内容。


 シミュレーター室に入ると、
でかいスクリーンの前にバイクの原寸模型のようなものがあって、
いかにもシミュレーターといったどこか間抜けな雰囲気。

そこに27~28歳くらいの若くて腰の低い教官がいて、
教習を受けるのは俺ともう一人は赤井英和のようなでかいおじさん。

数分後、このおじさんがかなりの厄介者だとわかる。



 教習が始まってすぐ、教官が世話話をしてきた。
「どうですか、お二人とも、バイクには慣れてきましたか。」

俺が「はい、少しずつ。」と答えると、教官はニコッと笑って、
おじさんにも同じ問いを持ちかける。「どうですか。」

おじさん「思い出してきた。」

俺と教官は一瞬「?」と首をかしげる。

おじさん「若いときに無免で乗っとったんや。こんなもん簡単や。」

教官「あ、はは。そうですか、はは。」

教官の顔がひきつってた。
いかにも「やりにくいなぁ~」といった表情。
その後もおじさんは教官の話を遮って自らの過去の武勇伝の話をし続けたので、
俺の中でのこのおじさんの呼称が暴君に決定。
元帥だの暴君だの、いろいろいます。





 シミュレーターでは、
現実の教習では絶対できない、高速走行での急ブレーキを練習した。

教官「100kmで走行して、ラインを越えたら急ブレーキして下さい。
   路面の状況はこちらで自由に変えられますので、
   自分の路面がどんな風になるか楽しみにしておいて下さい。
   濡れた路面、砂利道、鉄板なんてのもあります。」

まずは暴君がチャレンジ。
発進からスイスイシフトアップしていく。さすが慣れていらっしゃるだけある。
そして停止ラインを越えて、急ブレーキ!

グッ・・・キキキュキュキュキュゥ・・・ゴシャア!!

後輪がロックして転倒した。路面は鉄板だった。
思いのほか転倒の画面効果が派手だったので、思わず笑ってしまった。


暴君は「こんな路面あるかい」と負け惜しみを言ったけど、
確かに暴君の言うとおりだ。
こんな路面があるなら行政が我々を殺しにかかっているに違いない。

俺の路面は砂利道で、車体がだいぶグラついたけど停止できた。
黄土色の路面は砂利道というより酔っ払いが吐き散らしたサムシングに見えて
あまり気分がよろしくなかった。

その後も、公道を100kmノーブレーキでカーブを曲がるとどうなるか…など
現実では絶対チャレンジできない運転を体験。当然即死した。
暴君はさすがに上手で、転倒せずになんとか曲がりきってた。


 今日の教習は一時間だけなので、
バイクに乗ることなく帰ることになっちゃった。
暴君はこの後もう一時間教習があるらしい。ちぇっ。

それにしても教習所に通うのが楽しい。
車の時は別に楽しくなんてなかったのに、すっかり教習所ファン。
明日も一時間だけ教習があるので、今から楽しみ楽しみ。

純粋な俺を騙した塚地の罪は重い

2005年10月18日 | Archive
 塚地さんへ。
俺はあなたのCDをサンボマスターのニューシングルだと勘違いして
ゲオでレンタルして来てしまいました。

このパッケージは無いと思います。
普段あまりテレビを見ない俺はブサンボマスターの存在を知りませんでした。




あなたのCDをパソコンに入れて、
パソコンがインターネットからCD情報を取得すると、
「アーティスト:サンボマスター」と表示されるはずが、
「アーティスト:塚地武雅」と表示されました。

純粋な私はひどく傷つきました。

ゲオもゲオです。
「この商品は遺伝子組み換えコーンを使用していません」ばりに
「この商品はサンボマスターではありません」と表示するべきです。


今宵は枕を涙で濡らすことにします。
それではごきげんよう。

もう覚悟はできた

2005年10月17日 | Archive
 英検の回答速報が出た。
学校でパソコンに飛びついて、持ってきた問題用紙と回答を照らし合わせる。

○、○、○、○、○、○、○、×、○、○、

う~ん、これはなかなか好感触ですぞ。
地獄の語彙問題もなんとか25問中10問正解し、
リスニングに至っては奇跡の8割正答を達成!

あれだけ聴きとれなかったリスニングでも、
ゲッシングでほとんど正解したことで
俺の強運を誇示することができましたね。フフフ。

ここで、「落ちて当たり前」という前提で採点してたつもりが、
心のどこかから「二次へ進めるかも」という期待が一気に大きくなってきた。

二次に行きたい!行きたい!
本当に二次に行きたいんだよ!!

 
 予想に反する高得点に浮かれ気味になっちゃったけど、
難しかった長文でやはり4問中3問落とすという事件発生。
配点の高い問題をドカッと落とした。

恐る恐る点数を合計してみると、56点。
ここに英作文が最高28点入るから、最高で84点まで取れる。


 インターネットで調べてみると、
今までの英検一級では合格ラインが76点~82点程度らしい。

作文は書き慣れててうまく書いたつもりだけど、
さすがに28点は取れるはずがない。
「200語前後で書け」の指示があるのに、178語しか書いていないし。

おそらく現実的なラインでは20点~24点くらいかな…。

作文が20点よりも低ければ確実に落ちる。
作文が20点よりも多ければ多いほど合格の可能性が増す。

全て作文にかかってしまった。
受かってもギリギリ、落ちてもギリギリになる。


 「ギリギリ合格を狙う」ってのはこういうことなんだね。
落ちるときは一番残酷な落ち方するんだ。
発表がある来月の初旬まで落ち着かないなぁ…。やだなぁ。

落ちても悔いはないぞ。もう覚悟はできた。
それまでは、教習に行きまくって気分を紛らわせちまいましょう。
元帥いるかな?

ベストコンディションで挑む英検

2005年10月16日 | Archive
 英検受けてきた。
本当に疲れた。脳に回ってきた糖分は全部使い切ったはず。
この疲労感は、一種のスポーツと同じものを感じる。

まず、結論から言うと、受からないと考えるほうが自然だと思う。
本当に語彙は捨てたし、リスニングが聴き取れないところが多々あった。
長文も難しいのが一題あったし、あとは運頼みといったかんじ。

でも、なんだか清々しい気分だ。
一仕事やり終えたというか、肩の荷が下りたというか。
何より、試験を受けることを心から楽しめたと思う。


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 これは俺の個人的な考えだから、あてにしないでね。

 英検に限らず、TOEICなど、英語の資格試験の満点が100%だとすると、
40%が元から知っている知識、
30%が受験する試験のために新たに学んだ知識(受験勉強)、
最後の30%は当日のコンディションで決まると思う。

実は、自分で言うのもなんだけど、
俺は当日のコンディションを最高の状態に持っていくことだけはうまいと思う。



 日曜日、つまり今日の朝になった時点で
英検合格のためにできることと言えば、コンディションを整えること。

今日は8時半に起きて、米を中心にした朝食を食べて、
映画を英語音声と英語字幕で全部見た。
今まで5、6回は見た、アバウト・ア・ボーイっていう映画。

2時間映画を見て頭の中を英語モードにしたまま、受験会場に行く準備をする。
服は今持ってる中で一番お気に入りのものを選んだ。
いつもみたいなダサい服を着ていくと、試験中に
「今日の服恥ずかしいなぁ」なんて気になりだしたらそこでおしまいだもん。


 電車の中で昼食。
ここでも米を食べる。おにぎりふたつ。
米はエネルギー変換しやすいらしいので、良いらしい。
赤飯のおにぎりと栗ご飯のおにぎりを食べた。まずかった。


会場周辺に着き、試験一時間前になったら
チョコレートをまるまるひと箱食べた。
難しい問題を解くには多量の糖分が必要だから、
真剣に試験を受ける時はいつもチョコレートを食べておくことにしてる。
この春のTOEICの時も、クラス分けのTOEFLの時も、去年の英検の時も。

今日はあまり甘いものが欲しくなかったから、
食べる時少し気持ち悪かった。でもその効果を知っているので無理に完食した。
当然だけど、甘すぎる。DARSのビター、もっとビターでもいいと思うよ。



 この状態で試験会場に20分前に入る。
席に座ると、腹の中からエネルギーがボンボンと湧いてくる!!
まるで排気量400ccのエンジンが入ってるみたいだ!
きっとおにぎりとチョコレートが次々とエネルギーに変換されてるんでしょう!

眠さも感じない。
緊張も適度にしてるし、筋肉は事前にストレッチをしておいたから軽いし、
何より早く試験問題を解きたくてウズウズしちゃう。

ベストコンディションじゃあー!!

いつもこうやってコンディションをうまく調整してます。
でも、これをマネして効果出なくても責任負いませんよー!

友達に勧めてみたけど、効果抜群だよ、と言ってくれる人もいれば
自分には効果が無かった、という人もいるから
あくまで自分に合った調整をして試験に臨みましょう。


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試験監督「それでは回答を始めてください。」

うりゃあーっ 語彙は後回しだーっ
長文から解いてちまうぜーっ

うわーなんだこりゃー
最後の長文ムズカシー
死ぬー
これも後回しだーっ

となりのおばさんブツブツうるさいなぁ

うりゃぁーっ
英作文は得意分野だぜぇぇぇ
ちょちょっと書いて終わらせてやるぞぉぉ

カキカキカキカキカキカキカキ…
ゴシゴシゴシ
カキカキカキカキカキカキカキカキカキ
ゴシゴシゴシゴシゴシ

うわーっ
作文200語ってけっこう大変だぁー
178語しか書いてないけどそろそろ語彙やるかー

ペラッ

うをー
案の定語彙全然わかんねー
覚悟を決めた! わからないところは全部3で勝負だーっ




さーっ
もう一度さっきの難しい長文読んでおくぞー

うわぁぁぁぁぁぁ
文字小せええええぇぇ目が痛いよぉぉぉ
ここはなんとか切り抜けるんだ頑張れ俺ーっ

それにしてもとなりのおばさんがブツブツうるさいぜ

よーし、残り10分あるから
リスニング問題をパラパラ把握しておくぜーっ!

とにかくリスニング中の負担を軽くするために
準備しておくんだーっがんばれーっあと10分だーっ






試験監督「リスニングを始めます。」

うっひょおおぉぉ
来やがったな!! 来い!!

ハハハ!!
始めの方の問題はTOEIC並みだな!
先に問題に目を通してあるし、楽勝だぜ!
1級、もらったッ!

・・・

・・・あっ・・・

あっ・・・

やばい・・・どんどん速くなっていく・・・わかんない・・・
今なんて言ったの? え? 聞こえないよ。
「フジュウ」って何? どういう単語?

あーもーいいや、次の問題に賭けよう!


・・・今日帰ったら何食べよう・・・
・・・あーだめだ今の問題聞いてなかったーっ
誰か助けてえぇぇぇぇーッ


試験監督「鉛筆を置いて下さい。」


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 できるだけのことはやった。もう思い残すことはないよ。
やっぱり難しかったけど、抜群のコンディションだったし、
何より試験を受けることを楽しめたし。

これで落ちても、受験料の価値はあると思うし。
そのうち回答速報があるから、自己採点します。


 とてもエキサイティングな一日でした。

二輪教習5・6時間目

2005年10月15日 | バイク
 土曜日です。
今日も二輪の教習を昼から二時間予約してたけど、
前日に就職ガイダンスの存在に気付きましたよ。

少し悩んだけど、
就職ガイダンスなんていつもポケーッと壇上を眺めて終わるだけだし、
このまま教習に行ってしまいましょう。

なんかすごい背徳感。
まるで中学校をズル休みして家でいいとも見てるときのような後ろめたさ。
人間はこのプレッシャーに耐えて強くなっていくのですね。

 今日は雨が降っていたので、
雨の日は原付に乗らないルールにのっとって
ネヤドラのスクールバスで通学してみることにしてみました。
枚方では駅前と外大からバスが出てるけど、今日は駅前から出発。


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 教習所に着くと、雨が一段と激しく降り始めた。
朝から降ってたし、濡れるのを覚悟で来たから「もうどうにでもしてくれ」って感じ。
用意されたカッパを着て、ぞろぞろと教習生たちがコースに出る。


 余談だけど、
ここの二輪の教習では教習生同士の関わりが滅多にない。
教習所っていう一時的な場所だからさして友達作りに必死にならないのか、
誰を見ても他人に興味が無さそうな様子。

ただひとり、マッカーサーGHQ元帥のようなグラサンをしたこんな男が




「よぅにいちゃん! 何の教習に来たの? 車? バイク?
 あ、バイクね、うん。そうか。」

…とだけ言って去って行ったくらいだな。

声からして高校生くらいだろうけど、
見た目は70年代を経験してきたかのような風貌が愉快だった。
彼のことはこれから元帥と呼ぼうと思う。
俺の教習のことを気にかけてくれるイイ奴だ。たぶんもう会わない。



 そんな、人間関係が希薄な世界。

教習コース内に白い犬が乱入して嬉しそうに走り回っていたのを俺が発見して
「見て、犬が走り回ってる」と隣にいた男に教えてあげると
「あ・・・ほんとだね。」とつぶやいたあと、黙り込んでしまった。

迷惑がられているのがと不安になったけど、
忘れてちゃいけない、ここは教習所。

彼は運転免許を求めてここに来ているわけで、
教習原簿には「技能」「学科」以外にハンコを押すところはないのだ。
かくぱいといくら会話をしても、ハンコひとつも貰えないのですね。
切った張ったの世界です。元帥だけが心の拠りどころです。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


 教習自体は、雨に濡れながらもスムーズに進んだ。
雨の中での急ブレーキの練習はコワイと聞いていたけど、
やはりベンリィちゃんの応用でラクラクこなせた。
8の字・クランクも余裕のよっちゃんだ。

雨の意外な効果か、
寒さの方に意識が集中して、肩の力が抜けてきた。
初めて跨った時にビビッたバイクの重さも次第と軽く感じられるようになったし、
バランスを崩してフラフラすることも減ってきた。

やっぱり上達すると嬉しいね。



 教習が終わったあと、原簿に何か挟まっていたので見ると
入校した日に書いた運転適正検査の結果だった。

運転適正検査ってのは、
運転する人が簡単な心理テストみたいなのを受けて
客観的な性格判断をしてもらうアレです。
車の時もやったけど、イマイチよく覚えてない。

その適性検査の総合評価欄の文章が
あまりにも真実を映し出していたので、ここで紹介しようと思います。



 まじめで意思の強い方です。思ったことは、どこまでもやりぬき妥協しません。
しかし自信がありすぎて他人を見下してしまうようなこともあります
少し理屈っぽい面がありますので、謙虚に他人から学ぶようにしてください。
 わがままで目立ちたがりのところがあるようです。
図に乗りすぎてスピードを出しすぎたり、派手な運転をしないようにしないように
気をつけましょう。




クズじゃん。
何なんでしょう。見事に俺という人物を見抜かれてしまいましたよ。
確かに俺ってこういう人間でしょ。どれも薄々感づいてたけど…。

俺は占いの類は一切信じないけど、
このテストは何かしらの信頼できる統計データを用いて
ある程度は現実に則してそうなので、ショック大。

人間ここまでいっぺんに批判されて大丈夫なんでしょうか。
夕方、これを見てからすごく気分が盛り下がったよ。

デタラメなら笑って忘れられるけど、かなり心の奥底まで突いてくるから
教習所から帰るその足で北海道へ自分探しの旅に行ってしまうところだった。

これを見て「うんうんそうだよな。かくぱいはこういう奴だ。」と思った方、
今まで申し訳ございませんでした。少しは生活態度を改めます。
今度どこかで出会ったら「このクズが!」と罵ってください。興奮します。



愛のメモリー

2005年10月14日 | Archive
 「おはようございまーす。宅配便でーす。」
ペリカン便さんの元気な挨拶が、朝9時半を過ぎても寝ている
俺の堕落した生活を強制的に修正してくれました。

やや。ようやくメモリが届いたようですぞ。
メモリと言っても、思い出ではないですぞ。パソコンのパーツですぞ。


 メモリってのは、パソコンの中に入ってて、
メモリが多ければ多いほど一定の時間内にパソコンが処理できる
仕事の量が増えるわけです。

飛行機で例えれば、
小さな飛行機は一度に少ししか荷物を運べないけど、
大きな飛行機だと一度に大量の荷物を運べる…ということかな?
俺も詳しくないのでそれ以上のことは知らんとです。

 
 メモリは通常、最近のWindowsXPのパソコンをお店で買うと
大体が256MB、良くても512MBしか入ってない。
俺が今使ってるデルのパソコンは元々128MBのメモリが2本挿さって256MBだった。

前のパソコンは98年製で、買った当初は64MBしかメモリが入ってなくて
使い物にならなかったのを覚えてる。その後増設して256MBにしたら快適になった。

ちなみに外大のパソコンはメモリが640MB入ってるから、
かなり快適に動いてると思う。
すごくお金かかってるな。外大ってパソコン何台あったっけ? 


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 さて、数日前に父親から譲り受けたこのデルのパソコンも
元々128MBが2本挿さってたところに新たに512MBのメモリを挿し替えて
640MBで使ってたのでした。

256MBのWindows98を使ってた俺としては、
640MBのWindowsXPなんて異次元の世界だったよ。
死ぬほど快適だ。なんでもっと早くXPにしなかったんだろうね。


 そのデルのパソコンを使い始めて数時間。

640MBのメモリに満足はしていたけど、パソコンなんてほぼ毎日使うもので
宿題をするにもパソコン、音楽を聴くにもパソコン、
写真を見るにもパソコンってくらいパソコンは使用頻度が高い。

640MBなんて中途半端な状態イヤだ!
…ということで勢いでインターネットで512MBのメモリを
さらにもう一枚注文しちゃった。
よく使うものだから、少しくらいお金がかかっても惜しくないもんね。


 パソコンのメモリ選びは俺のような初心者には結構複雑で、
持ってるパソコンと合わないメモリを間違えて挿すと
パソコンが動かなくなっちゃったりする。

実際に、前のパソコンを使ってた時に
父親が買ってきた妖しいメモリを無理やり挿してみたところ
パソコンが起動できなくなっちゃって、俺の宿題のデータや
写真、音楽などまとめて全部消失したという苦い経験もある。

あの時の父親の気まずそうな表情は一生忘れられない。



 そんな面倒なメモリ選びだからこそ、
一枚目の512MBメモリを買った時はケーズデンキの店員さんに
パソコンの型番とメモリの種類を伝えて慎重に選んだ。

二枚目は、同じメモリを買い足せばいいだけなので簡単だろうと
インターネットで単純に型番が同じメモリを注文する。

ケーズデンキは税込み¥11.800だったけど、
インターネットなら税込み・送料・振込み手数料込みで¥9,800くらい。
やっぱりネット通販って安いなぁ。
浮いたお金で焼肉でも食べにいきましょう。






さて、開封してみましょう。
精密機器だけに、何やら大げさな梱包が施されておりますが…。






開けてビックリ。上が前回買ったメモリ、下が今回買ったメモリ。

箱が全然違うやんけぇぇぇぇ!!

ひょっとしたらこのメモリ使えないかもね。
なんか業務用とか書いてあるし…。
あの、すいません。業務しないです。しないですから。

一万円ムダになるのでは…?
注文した商品が望んだものと異なるという
ネット通販にありがちな落とし穴にはまってしまったかもしれませんよ。





とりあえずパソコン本体にぶっ挿してみましょう。
三日ぶりにパソコンの空冷ファンを見ると、早くもホコリが付着してました。
どうやらこの部屋はあまり清潔な状態に保たれていないようですね。





パソコンの中身。
なんだかよくわかんない機械やら配線やらがゴチャゴチャしてる。
たまに自分でパソコンを作っちゃう人いるけど、
これ全部の役割を把握してるんだから凄いと思う。





メモリ挿すところです。
上は前回挿した512MB、下は元から挿さってた128MB。
下のメモリを引き抜いて、業務用メモリを挿してしまいましょう。



 フタを閉めて、配線を繋いで、さあ、パソコン起動。

この瞬間が一番緊張する。前に失敗したときはここで
「OSが確認できませんでした。」みたいな警告文だけが表示されて
起動できなくなったからね。恐いよ恐いよ。

メモリの量が変更されました…みたいなメッセージが画面を流れていきます。
あー緊張する。早くしてくれ。お腹痛くなってきたよ。頼むぞ業務用。

起動が完全に終わって、デスクトップが表示されたら
システム情報を表示させる。おらーっ!





 せっ、成功です!
1024MB、つまりメモリが1ギガバイトになりましたよ!
自分のパソコンが1GBもメモリを積んでるなんて感動ですね!

メモリの箱に業務用なんて書いてあるのを見たときは
友達にヤフーオークションの使い方を聞こうとしたくらいなのに。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


 さて、メモリが640MBから1GBに増えたパソコンの動作に
体感的な違いはあるのでしょうか?

ズバリ、ありません!!

そもそもインターネットとかの通常の使用なら640MBあれば十分。
ただメモリが1GBあれば、重いソフトを沢山動かした時など
負荷が重い状態に底力を発揮するわけですね~。

あぁ、快適だ。死んでもいい。
これならまた6年くらい平気で使えそうだな。
よろしく、デルちゃん!

二輪教習3・4時間目

2005年10月13日 | バイク
 久しぶりに教習所に行って参りました。
十日ぶりくらいかな?もっとかな?もうわからん。

それくらい予約が取りにくい。俺は全然急がないからいいけど、
買うバイクも決めちゃって、あとは免許を取るだけという
お預け状態になってる人たちには耐え難い混み具合だろうな。

 今日の教習生の顔ぶれは…、
う~ん、おじさんが異様に多いな。若いのがほとんどいない。
ある先輩が夏休みにバイク免許を取りに行った時は
ヤンキーの巣窟になってて居心地悪かったらしいけど、
未だにこの教習所でその類の人種に出遭ってない。

別にいてもいいけど、
いないほうが過ごしやすいのは間違い無さそうね。


・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


 準備体操と車体の点検を済ませて、早速コースを回る。
バイクの教習が車の教習と違うのは、
一人の教官が多人数の教習生の面倒を見るってこと。

だから、今日俺の担当だった教官は
技能教習3時間目の俺の他に、みきわめをしている人や卒業間近の人など、
色んな進度の教習生をいっぺんに面倒見てた。

だからこそ教習料金が安いんだけど、
単純に俺の指導をしてくれる時間は減るから、
自分が間違ったことしてないか不安になることもある。

もっと俺を見て!
ほらほら、俺間違ったこと覚えちゃうよ!
あ、やっぱ見てねぇ。もういいよ、フン。

…。


 CB400に乗るのは十日ぶりだったけど、
毎晩寝る前のイメージトレーニングのおかげで
さして操作にも困らず、スムーズに扱えた。

今日からはようやく課題走行の練習が入った。
スラロームと、一本橋と、急制動。


スラローム

 なんか20メートルくらいの直線コースに、
パイロンが4,5コ立ててあるから、それを左右から交互にすり抜けるやつ。
7秒以内でクリアらしい。

今日やった課題走行の中で、一番難しく思えた。
タイムを見なかったから規定より早かったか遅かったかわからないけど、
かなりアグレッシブに車体を傾けないと車体がキレイに曲がらない。

パイロンは倒さなかったけど、
前を走るほかの教習生はもっとうまかったから悔しかった。



一本橋

 幅30cmくらいの長い板を
車体のバランスをできるだけ保って走行するやつ。
タイムが7秒より遅ければ遅いほどいいらしい。

これは、去年くらいからインターネットでコツを勉強してたから
簡単にできた。タンクをしっかり股で挟んで、目線は前を向いていればいいらしい。

試しにタコメーターを見ながら挑戦したら、たちまち脱輪した。
やっぱり「前を向きましょう」ってことですよ!


急制動

 直線を40kmで加速して、決められた区間内で停止するやつ。
車でも同じような課題があったけど、
バイクの場合は前後ブレーキを踏み込む割合に注意しなければいけないらしい。

これはカンタン!
ブレーキだけはベンリィちゃんと同じ感覚で扱えるから、
好きなところでピタッと止めることができた。



 課題走行の合間に、規定のコースをグルグル回るんだけど、
たまたま俺を見てた教官に
「左折する時、もうちょっと小さく曲がれない?」
…とアドバイスを受けた。

そう言われてみれば、左折するときは大きく膨らんで
ほぼ車線の真ん中近くを走行してる気がする。

教官の後ろについて教官の曲がり方を観察すると、
ほぼ道路のフチに沿ってグリン!と無駄無く曲がってる。
その動作はまるで機械だ。

なんでそんなにうまいんですか?変態ですか?

・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 


 天気は良かったし、充実した二時間だった!
でも、バイクに乗っていると、緊張してるのと無駄な力が入ってるせいで
バイクを降りた瞬間ドッと疲れがくる。この疲れは、水泳をした後の疲れに近い。

教習所を出て、小さな小さなベンリィちゃんに戸惑いフラフラしながら
バイトへと帰路を急ぎましたとさ。

そういえば途中でガス欠になって予備に切り替えたな。
燃費は45km/lってところかな。ベンリィちゃんとしてはふつうだね。

あぁ。もう50ccはつらいよ~ん。