れっつ、すっぴん、トーク

飾らない素直な思いを綴りたい。
すっぴんでお喋りできたら嬉しく思います。

嗚呼、穴子君!

2015-02-04 11:05:57 | Weblog
今日は立春です。
少しづつ春が近づいていますね。

さて、昨日は珍しい体験をした。

一昨日、仕事が休みだった息子。
会社の同僚と釣りに出かけた。
息子は子供の頃から釣りが好きだった。
りんご王国の一族が皆、釣り好きで影響を受けたのだろう。

「何を釣って来るかな?」と思い待っていた。

帰宅後、第一声が「坊主だった」の一言。
釣りの言葉で一匹も釣れないことを坊主と言うのだ。
私は真に受けて「寒い思いしたのに残念だったね」と答えた。

でも、それは息子の演技だった。

クーラーボックスから取り出したのは、まだ生きている一匹の穴子。
嬉しいような、困ったような気がした。
だって、さばいたことがないんだもの。

昨日は覚悟を決めてその穴子と向き合った。
見ると、つぶらな目、半開きの口と中々可愛い顔をしている。

サザエさんに出てくるマスオさんの同僚の穴子君は、分厚い唇の特徴のある顔だ。
私は心で「穴子君、ごめんね」と詫びた。

息子が愛読している釣りの雑誌にさばき方が載っていたので、それを見ながらさばいた。
キッチンペーパーで拭いてからやったのだが、やはりぬるぬるしていた。
久々に悪戦苦闘して、何とかかば焼きをこしらえた。

息子と二人で舌鼓をうちながら、感謝して頂いた。
穴子君、ありがとう。
コメント (4)
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