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マイクロ波聴覚効果の虚構の物理法則【簡易説明本家版】

2023年04月23日 | マイクロ波聴覚効果

以下の投稿記事の焼き増し。

マイクロ波聴覚効果の虚構の物理法則【簡易説明版】

 

マイクロ波聴覚効果と言う呼び名は、自分しか聞こえない声や音を聞かされたターゲット被害者がたいていは知る事となる言葉である。

それだけ被害者には有名な定説の一つである。私もその一人である。

最初のころは、その科学技術が加害組織の技術だと判断していた。

その後、マイクロ波聴覚効果についてもっと分析的に研究するようになってから、疑問がわき出た。

その疑問がわき出る前は、自分の経験に照らし合わせてマイクロ波聴覚効果では説明不能なことを認識していた。しかし、それが大きな間違いだと考えていなかった。

それで研究をはじめ、今年になっていくつかの虚構性や妄想性をいくつかの記事で示してきた。

以下は、上記の記事の書き写しである。

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読者の中には、マイクロ波聴覚効果を目にしたことがあると思う。

 

それで、それは本当かと思っただろうか?

 

私はその答えを『虚構の物理法則』だと説く。

 

その理由を以下に簡単に述べておく。

 

1 二つの無線機とそれぞれ人が無線通信するところを想像すれば、ある人がしゃべった声は、それを聞き取る別の人に聞こえるとき、その声は、音源として別の無線機のスピーカーに再現されて聞こえる。マイクロ波聴覚効果は、その再現の仕組みと同じものをターゲットの頭の中に作り出せると言っているのである。

 

2 マイクロ波聴覚効果が本当に音源を頭に再現できるとしたら、その技術を使わないわけがないから、例えば、無線機を持っていない人に行政防災無線の津波警告を人々に聞かせることをやっているだろう。だが、そんな事実は存在しない。

 

3 マイクロ波聴覚効果が音源を再現できるとするその物理法則は、音源の周波数帯に近い振動波を頭に作り出す必要があるが、声と言うのは、複数の周波数帯から成り、マイクロ波聴覚効果は、その複数の周波数帯を同時に頭の中に振動波を作れると説く。

 

以下が人の声の周波数分布。一文字の声だが、同じ一文字の声を何度もリピート再生したものをスペクトログラムで見たものである。何層にも周波数が分かれているのがわかるはずだ。しかも同時に発生しているところもあれば異なるところもあるが、マイクロ波聴覚効果でそんな振動波を作り出せると言っているのである。文字で言えば、声は、「ひ」か「ぴ」である。女性の声。

 

 

4 マイクロ波聴覚効果は、その物理法則からすると骨伝導音と同じ仕組みを実現するところにあり、したがって、その聴覚は、方向性や距離感は存在しないことになる。実際にターゲットにされれば、直にしゃべっている声に聞き取れるのである。姿がないのにもかかわらず。

 

以上の点でマイクロ波聴覚効果の物理法則は虚構なのである。

 

マイクロ波聴覚効果の虚構の物理法則そのものは、マイクロ波と水分子との物理法則に立脚している点を正しくとらえる必要がある。

 

マイクロ波と水分子との関係は、よく知られている電子レンジの原理である。

 

すなわち、特定のマイクロ波によって水分子が振動を起こし、それで熱が発生する(つまり膨張)というものである。間違えてはならない点は、マイクロ波が水分子を振動させること自体が蝸牛神経細胞に捉えられる振動波ではないことである。

 

したがって、マイクロ波聴覚効果の物理法則は、マイクロ波による水分子の振動が熱となって、例えば脳を膨張させる際に発生する振動波が蝸牛神経細胞にとらえられて電気信号にかえられて聞こえる、と説くものである。

 

その虚構の物理法則では声の送り手の声が再現されるから耳で聞こえる聴覚を感じ取れると説明するのである。

 

先ほど示した二つの無線機の例で言えば、受信する側の無線機の電波を電子回路で処理してスピーカーに声の送り手の声を再現することがマイクロ波聴覚効果では、マイクロ波の送り手の音源がターゲットの頭部や脳に無線機のような電子回路による電波の処理が行われていると説くものである。

 

マイクロ波聴覚効果を知るには、その基本的な物理法則を見極める必要がある。

 

したがって、マイクロ波聴覚効果の虚構の物理法則は、マイクロ波で水分子の振動を起こすことで水分子の膨張に伴う振動波では、音源の声などの再現を起こすだけの振動が存在しないことである。

 

要は、マイクロ波聴覚効果は、音源の再現を起こせる音源の振動波によく似た振動波をそもそも作り出せないのにあたかも既成概念のように与えられたもののように説くところに『無理』『こじつけ』『妄想性』があるのである。

 

マイクロ波聴覚効果が示す物理法則では、次の聴覚は不可能である。

 

1 声や音の方向性がある聴覚は不可能(「脳内音声」を聞かされるタイプの被害者なら疑問視しないはず)

 

2 聞かされる声や音は、耳で聞こえるような聴覚ではないこと(脳内音声でも濁ったような音は実現可能かもしれないが特有の音質が伴うため)

 

3 それと骨伝導スピーカーの起こす振動波と同じような振動波をマイクロ波による脳の膨張では起こせないこと

 

マイクロ波聴覚効果の虚構性と妄想性の共通点は、加害相手から聞かされる音源が相手側にあってその音源が聴覚効果で再現されると考えるところに集中している。

 

ちなみに、2021年までの私は、その共通点と同じ考え方で聴覚効果を考えていた。違いは、電磁波の種類や聴覚効果の仕組みなどである。その問題点は、次の記事で解決した。

≪幻聴の音源≫

 

その共通点は、他の技術を示す考え方と同じく、技術妄想である。

 

 

読者にはわかりやすく書いたつもりである。よくわかれば幸いである。

 

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