プリメイラ Honolulu

袰岩奈々のホノルル・カフェぶらぶら日記。
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卵は立つ~「思い込み」に気づくこと

2014-02-18 17:17:17 | 考えたこと
ブログへのアクセスが上昇したのに気を良くして連投。

年末ごろだったか、お正月ごろだったか、
ランディさんのブログで、石がにょきっと立っている
不思議な光景を目にしました。
重心を探すと見つかるのだ、というような解説に、
「うう、やってみたい」と。

けれども、石が身近に無いしなぁ、
日本に戻ったときにでも試してみようかなぁと
思っていたところ、
藤田先生のフェイスブックで
卵を立てようとしているシーンを発見。 

そうか、石が立つのだったら、
卵だって立つだろう、と。
卵を立てることにトライ。

ちょうどリビングオハナで卵を染めて
イースターを楽しもうというイベントを企画して
いたところでもあるのです。

練習をしようと冷蔵庫から取り出した卵が、
茶色系だったという笑い話のような状況で、
そうだ、この卵を使ってみようと。



そうしたら、数分で立ちました~!
自分でも思ってもみなかった出来事。
手の中でころころと重心を探して動かしてみる。
すると、あるところで「こっとん」という感じで
揺らぎが止まるスポットがあるのです。

これははまります。
この感覚が面白過ぎて危険です。
ことに、忙しい朝にオムレツを作ろうとしているときなどには。
「コロンブスの卵」のエピソードがあまりにも
くっきり頭の中にあるもので、
「卵はふつうは立てることができない」
と思い込んでいました。
だから、卵を立ててみようなんてこと、思いもよらない。

ランディさんの記事があって、一照さんの写真が無かったら、
まず、こんなことをしようとは思いませんでした。
こういうことって、きっとたくさんあるのだろうなぁと。

だから、いろんな面白そうな人の周りにいて、
「何してんの?」
「どれどれ?」
「え~、やってみたい!」
っていうことがとても楽しいのだと思います。

自分のなかの
「こうあるべき」
とか
「こうなはず」
という枠組みが吹っ飛ぶような。

アサーショントレーニングでやっている
認知についてのアサーションや
NLPや認知行動療法的なものは、
こういったことを言っているのではないかと
勝手に思ってホクホクしました。

まあ、ラッキーでもあったのです。
初めてトライした卵が比較的立ちやすい卵だったのと、
しっかりした水平な台があったという。
ある考え方が変わるためには、
環境的な要素も大きいのです。



卵を買って来ては立てているのですが、
かなりがんばっても立たない卵もあります。
ちょうどバランスのポイントになっているところが
尖りすぎていたりして。
こういう卵に当たってたり、揺れる船の上だったら
卵が立つなんて無理、って思ったかもしれません。

立たない卵を観客に渡し、立ちやすい卵を自分が使って
「私には特殊能力がある」
なんてこともできちゃうかもしれませんね。
卵を立てられるようになるための
特別講習会とか、企画できちゃうかもしれません。

生卵のほうが立てやすいですが、
そう、ゆで卵もまるいまんまで立ちますよ。

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