きょう23日は「慰霊の日」。一般住民を巻き込み、20万余の尊い命と県民の財産、文化財、自然が奪われた沖縄戦から64年が経過した。激戦地の一つ、糸満市摩文仁の平和祈念公園では午前11時50分から県・県議会主催の「沖縄全戦没者追悼式」が行われ、戦没者のみ霊を慰めるとともに世界の恒久平和を願う沖縄の心を発信する。
追悼式には麻生太郎首相、佐藤勉沖縄担当相が参列する。
正午の黙とうの後、仲井真弘多知事が「平和宣言」を行い、南城市立大里北小学校6年の比屋根憲太君が「平和の詩」を朗読する。
この日は追悼式の前に県遺族連合会主催の平和祈願慰霊大行進が糸満市役所から平和祈念公園まで行われるほか、各地の慰霊塔などで一斉に慰霊祭が行われる。
沖縄戦から64年が経過するが、今年1月には糸満市で不発弾爆発事故が起き、沖縄戦が遠い過去の出来事ではないことをあらためて浮き彫りにした。戦争体験者が減少する中、沖縄戦体験の継承とともに、沖縄の現状と沖縄戦体験を結び付け、非戦の取り組みにつなげることが迫られている。
<知事メッセージ>
慰霊の日を迎え、全戦没者のみ霊に哀悼の誠をささげる。戦争で受けた傷跡は癒されることなく、哀悼の念は深まるばかりだ。私たちは沖縄戦を通して平和の尊さを身をもって学んだ。戦争の悲惨さと幾多の犠牲があったことを改めて心に刻み、その教訓を次の世代に生かし、平和な未来を築くことが県民に課された大きな責務であり、使命だ。県民の皆さまには共に戦没者を追悼し、平和を誓う日としていただきたい。知事・仲井真弘多
(琉球新報)
2009年6月23日
麻生さんはあれで一生けんめいのつもりなんでしょうか。
事前の練習が不足していたのだとしても、それはななこさんのおっしゃるとおり、「認識の欠如」としか言いようがないですよね。
でもこんな党に票を入れたのは国民です。前回の郵政選挙では、わたしたち国民は、まんまとマスコミの情報操作と自民党議員の宣伝戦略にのせられたわけですが、今度はきちんと自分の意思を反映させたいですよね、だれにも操作されずに。