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野沢直子、酷い回答だな。朝日新聞、炎上狙い? 部数激減の理由を納得。

2024年05月19日 | スクラップ

 

 

 

Nami Okubo(大久保 奈弥 / 東京経済大学)@acroporanobilis
5月18日

 

野沢直子、酷い回答だな。戦争をはじめとした社会の惨状に憤りを感じる質問者に対して「そんなに心配なさっているのなら実際に戦場に出向いて最前線で戦ってくれば」とは。

朝日新聞、炎上狙い?

 

野沢直子「そんなことを嘆く前に、今自分が幸せなことに感謝して自分の周りにいる人たちを大切にしましょう」

 

こういう人いるよなあ。議論に正面から向き合えない人。論点ずらしにすらなってない。これ教材にしようかな。世間だけでなく、社会に目を向ける大切さを学生に教えたいね。朝日新聞、今回の内容がSNS上で話題になると見込んで掲載したとすれば、逆に自社を貶める結果になるのでは。こんな内容で短期的にビュー数を稼いでも、長期的には(というか既に手遅れになっていると思うが)読者が離れていくだけだろう。

 

 

田中康夫Lottaの執事 Servant Leader@loveyassy

 

「世界の大混乱を思うと絶望的な気分」と悩む朝日新聞読者に「そんなに心配なら実際に戦場に出向いて最前線で戦ってくれば」と斬り捨てる吉本興業所属🇺🇸野沢直子。回答者に起用した我が社は凄いと興奮の@asahi神田大介Podcast担当責任者。
部数激減の理由を納得。

 

『カタロニア讃歌』ジョージ・オーウェルの覚悟も行動もなく野沢直子「戦場出向け論」に得心のアームチェア朝日こそ堀江貴文や西村博之と同じ穴のムジナな冷笑系チキン体質。朝日新聞で「戦線は美しい」従軍記『戦線』寄稿の作家 林芙美子。空威張りニッポンへの先祖返り。

 

 

神田 大介@kanda_daisuke 5月18日
朝日新聞の人生相談コラム「悩みのるつぼ」に回答者として加わった野沢直子さんがすごい! 才能を見抜き、依頼した記者(編集者)もすごい。どなたかは存じませんが… asahi.comから

 

温泉ペンギン@pen_pen2020

 

>そんなことを嘆く前に、今自分が幸せなことに感謝して自分の周りにいる人たちを大切にしましょう。

 

本当に最悪の回答 相談者さんは、そういう自分の周囲の幸福な日常と、世界で今まさに起きてる戦争や虐殺、差別等の理不尽とのギャップに悩んでるのに。野沢直子の回答は本当に最悪なんだけど、三牧清子さんが的確なコメントをつけてくれた。世界中で現在進行形で起きている虐殺や差別に心を痛めてる相談者に対して、「そんなことより自分の幸せに感謝しろ」という回答は、ホロコーストを無視して自分達だけ「幸福な日常」を謳歌したナチス高官と同じだ。

 

 

 

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(悩みのるつぼ)世界の理不尽に我慢できない

 

●相談者 男性 50代

 

 50代の会社員です。不正義や理不尽な行動を伝える新聞報道を見るたび、怒りに燃えて困っています。

 

 ロシアの軍事侵攻、イスラエルのガザへの攻撃――。最近では、アメリカ大統領選の報道。うそとデタラメで世界を混乱に陥れた揚げ句、議会襲撃を起こしたトランプ氏が、大統領候補となり、さらに再選される可能性もあるということです。こうした報道に接するたび、激しい憎悪を覚えるとともに、その後にもたらされる世界の大混乱を思うと、絶望的な気分になり、夜も眠れません。

 

 憂えたところで何をするという手立てもなく、だったら新聞報道など見なければよいのですが、社会問題から目を背けるようで気が引けます。

 

 仕事も家庭も順調で平和に暮らしています。海の向こうのことなど気にせず、このまま自分の生活を平穏に送ることだけ考えればよいのでしょうが、汚い人間の醜い行為がどうにも許せない性格が災いして割り切れません。

 

 今後、ますますひどい状況になることが想定される中、どのように気持ちを保っていけばよいか、アドバイスいただけると助かります。

 

 

 

○回答者 タレント・野沢直子 自分の目で確かめたらどうでしょう

 

 このお悩みを読んで、まず最初に思ったことは、そんなに心配なさっているのなら実際に戦場に出向いて最前線で戦ってくればいいのにな、ということです。

 

 まあ仮に戦場に行くのは無理でも、実際あなたが心配している国に出向いて、あなたがニュースで観(み)ていることはどこまでが真実なのか確かめてくるというのはいかがでしょうか。

 

 例えば、アメリカ。

 

 トランプ元大統領は確かに嘘(うそ)ばかりついているし、私も最初は好きではありませんでした。彼のメキシコとの国境に壁を建ててしまったりする政策はやりすぎだと思っていましたが、実際のところ、バイデン大統領になってからゆるくなった移民政策のお陰で移民が押し寄せ過ぎて迷惑している都市もたくさんあり、トランプ元大統領のやり方は突飛(とっぴ)だったけれど、方向性としては間違ってなかったのではないか、彼はそんなに酷(ひど)い大統領ではなかったのではないかと思い直している国民もいると思います。それは報道されていますか?

 

 ニュースになっていることの裏側には、いつも報道されていない、現地の声というものがあるはずで、悲しんでいる人たちが映し出されたその地にも、悲しんでいるだけではない人たちもたくさんいるのではないでしょうか。報道されていることと反対側の考えにある人たちがいることを、いちいち想像していただきたいと思います。

 

 ニュースというのは起きている事柄の紹介だけで、その裏にある人々の声や本当の感情というものを100%伝えきれているとは思えません。あなたがそこまで心配しているなら、その地に行って自分の目で確かめてくるべきだと思います。

 

 おそらく、あなたは今、とても幸せなのだと思います。人間とはないものねだりな生き物で、あまり幸せだと『心配の種』が欲しくなってくるのだと思います。失礼ですが、それなのではないでしょうか? 世の中が酷くなるかどうかは誰にもわかりません。そんなことを嘆く前に、今自分が幸せなことに感謝して自分の周りにいる人たちを大切にしましょう。いつも寄るコンビニの店員さんに声をかける、近所の人に挨拶(あいさつ)をする。そんな小さなことから連鎖して、世の中は明るくなっていくと思うし、そんなに捨てたもんでもないんじゃないでしょうか。

 

 

 

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コメントプラス
三牧聖子
(同志社大学大学院准教授=米国政治外交)
2024年5月19日13時3分 投稿

 

【視点】
「世の中が酷くなるかどうかは誰にもわかりません。そんなことを嘆く前に、今自分が幸せなことに感謝して自分の周りにいる人たちを大切にしましょう」。

 

 野沢氏の回答は、アカデミー国際長編映画賞を受賞し、来週日本でも公開される映画「関心領域」に通じるものだと感じる。アウシュビッツ収容所の隣に住んだ同収容所の所長ルドルフ・ヘスとその家族を題材にした映画だ。ヘス一家の「平穏」な生活は、すぐそばで行われているユダヤ人の大量虐殺を「関心領域」の外に置くことで成り立っていた。映画にユダヤ人はほとんど映し出されないが、随所に、ヘス一家の生活がユダヤ人搾取の上に成り立っていることをうかがわせる演出が施されている。

 

 私たちの「平穏」な生活は、何を見ないことによって成り立っているのか。誰かの犠牲を見ないことによって保たれる「平穏」な生活は、本当に「平穏」なのか。考えさせられる映画であり、世界に起きているさまざまな不正義や戦争に思いを馳せ、自らの「平穏」な生活を疑う相談者の方の誠実な悩みにも通じるものだと思う。

 

 いまアメリカや世界の大学キャンパスでは、自分たちが通っている大学が、イスラエルがパレスチナ人に対して行う軍事作戦や占領政策から利益を得ているような会社に投資をしていることに憤った学生たちが、ダイベスト(投資の引き揚げ)を求めて抗議活動を展開している。アメリカでは多くの逮捕者も出ており、人生を左右された学生もいる。自分たちの生活とイスラエルとの関わりに気づかなければ、彼らの生活は「平穏」だったのかもしれない。しかし、学生たちは敢えて、そのようにして保たれる「平穏」な生活に異議を唱え、自分ができることを通じて、イスラエルの軍事行動の停止とパレスチナ解放を求めている。

 

 野沢氏が指摘するように、大統領選を数ヶ月後に控えたアメリカには、共和党候補トランプの排他的な移民政策への支持が広がっている。これを懸念した現職大統領バイデンも、メキシコとの国境沿いの「壁」建設を再開するなど、トランプの後追い的な政策を始めている。しかし同じアメリカで、抑圧されてきたパレスチナ人に思いを馳せ、パレスチナ連帯を掲げる学生たちが、パレスチナ人の命や人権を顧みないアメリカのイスラエル政策を批判していることも、忘れないでいたいところだ。

 

 

朝日新聞デジタル
2024年5月18日 3時30分

 

 

 

 

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