戦争で心に傷を負った兵士が、帰国後に自分の子どもに暴力を振るい、幼い心を傷つける――。暴力の連鎖は、戦争トラウマ問題の核心です。なぜ、トラウマは世代を超えて伝わってしまうのか、トラウマ研究の第一人者の森茂起(しげゆき)・甲南大名誉教授(臨床心理学)に聞きました。
――戦場で暴力にさらされた兵士たちは . . . 本文を読む
Nami Okubo(大久保 奈弥 / 東京経済大学)@acroporanobilis5月18日
野沢直子、酷い回答だな。戦争をはじめとした社会の惨状に憤りを感じる質問者に対して「そんなに心配なさっているのなら実際に戦場に出向いて最前線で戦ってくれば」とは。
朝日新聞、炎上狙い?
野沢直子「そんなことを嘆く前に、 . . . 本文を読む
女優の菜々緒(35)が11日、インスタライブを行い、高校時代に受けたイジメを明かした。
菜々緒は「久しぶりに前髪を作ったんですけど、邪魔ですね」と、いつもとは違った髪形で登場し、視聴者からの質問に答える形でインスタライブを開始。
大学生の視聴者からの陰口や誹謗中傷の悩みが送られると「放っておきます。そういう人 . . . 本文を読む
椅子を引く、という子どものちょっとしたいたずら。これが人の一生を狂わせるほどの大事故につながることがある。
「新学期が始まった子どもたちに事実を伝えたい」。このいたずらで障害を負った男性に話を聞いた。
■「いつ何が起こるかわからない」
この日(2014.7.2)から俺の人生はガラッと変わった . . . 本文を読む
能登半島地震から4カ月経ち復興に向けた議論が進むなか、石川県内を中心に活動する団体などが「議論にジェンダーの視点を」とする調査と提言をまとめ、1日、馳浩知事に手渡した。調査では、「男性ばかりの区長会や地縁団体の声が代表となってしまい、子どもや障害者などの多様な声が届かないことを強く懸念する」とする女性の証言などがしるされている。
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ジャニー喜多川やダウンタウン松本人志の性加害事件など、社会を揺るがすスクープが新聞から出てこないのは、もはや当たり前になった。全国紙での記者経験がある柴田優呼さんは「女性記者から見ると、新聞社には岩盤のように強固な男性主観の壁がある。そのせいで働き方改革が進まないだけでなく、女性記者の意見が通らないため、性暴力問題を積極的に取り上げる . . . 本文を読む
看護学校でハラスメントを受けたとうったえている当事者の家族が今年1月、国による調査や指導ができる環境整備をもとめる要望書とオンライン署名3万3000筆を岸田文雄首相ら宛に提出。その後、記者会見を開いて、看護学校の指導のあり方について改善をもとめた。看護学校におけるハラスメントは社会問題化しており、看護学生が自殺に至るケースもある。改めて要望書の内容や . . . 本文を読む
能登半島地震の後、被災地で「外国人の犯罪」についての根拠不明の情報が広まった。取材を進めると、当初は口づてだった情報がSNS上に広まり、その形すら変えながら拡散されていく様子が見えてきた。(平川仁、根岸拓朗)
■「マイクロバスで窃盗」
中国人がマイクロバスで来て、窃盗をしている――。1月3日夜、 . . . 本文を読む
事務職しか経験のなかった「小娘」が赤字転落の危機の中、いきなりの事業承継で経営者に。待ったなしの場面で、真っ先に手を付けたのは組織づくりでした。5S運動に始まり、社員との接し方で大きな転機となったのが「社員が社長の言うとおりにやらないのは、普通のこと」という恩師の言葉。そこで考え方を変えた所からV字回復、会社の飛躍が始まります。株式会社田野井製作所 . . . 本文を読む
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「学歴で人格まで評価」…学歴至上主義の親に育てられた男性の負け組人生「大学院への進学を後悔しています」
■学歴があれば「勝ち組」なのか?
月10万円の困窮生活、振り込め詐欺や万引きに手を染める、博士課程中退で借金1000万円、ロースクールを経て「ヒモ」に、日本に馴染めない帰国子女、教育費200 . . . 本文を読む
神奈川新聞の石橋学記者の記事や発言によって、名誉を傷つけられたなどとして、保守系運動家の佐久間吾一氏が、石橋記者を相手取り計280万円の損害賠償を求める裁判を起こした。1審・横浜地裁川崎支部は、記事について名誉毀損の成立を認めなかったものの、発言については15万円の支払いを命じた。しかし、2審・東京高裁は2023年10月、1審判決を取り消して、原告の . . . 本文を読む
「ガキだよね、あなたってね、子どもなんだよね」
「稚拙な主張、なんだこれ? って」
「うっとうしいだけ。イライラさせる、人をね」
「なにをしたいのか本質が見えていないっていうのが完全に露呈していますよね」
「ウソにウソを重ねることになりますよ。もともとウソつきやすい体質なんだから、あなた」
「詐欺師的な類型の人たちですよ。あなたもちょっとそ . . . 本文を読む
貧困や女性差別、外国人差別などから浮かぶのは、日本社会に引かれた見えない分断線だ。分断を超えて、状況を少しでもよりよく変えるためには何が必要なのか。「武器としての国際人権」(集英社新書)の著書があり、国内外で活動を続ける英国エセックス大学人権センターフェローの藤田早苗さんに話を聞いた。
――貧困や . . . 本文を読む
ネット上の誹謗中傷が異常なまでに盛り上がり、他者を自殺に追い込む国は日本の他に類を見ない。日本社会はなぜ悪意に満ちているのか。その根源を探ると日本人のもう一つの素顔が浮かび上がった。
2023年に「現代ビジネス」で反響の大きかった記事を振り返る。
■スマホで人を殺せる社会
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2012年イタリア・エミリア地震の避難所(フィナーレ・エミリア市)
日本では大規模災害が起きると、学校の体育館が避難所に転用されるケースが多い。しかし、先進国ではこうした対応はあり得ない。新潟大学大学院の榛沢和彦特任教授は「日本の避難所は欧米からみればハラスメント状態だ。『避難所の生活を改善すると、被災者の自立が . . . 本文を読む