Luna's “Tomorrow is another day”

生活情報、人間、生きること…。新聞記事から気になる情報をスクラップ!

忘れるな重慶爆撃の悲惨=沢田猛(東京社会部)

2008年12月27日 | スクラップ
 ここ数年、戦時中の忘れられた爆撃ともいえる中国の重慶爆撃を追っている。重慶爆撃をご存じの方はどの程度いるのだろうか。東京大空襲、広島、長崎への原爆投下は米軍による無差別爆撃として知られるが、重慶爆撃は日本軍による重慶市を中心にした一連の無差別爆撃、多くの非戦闘員が死傷した爆撃だった。現在、重慶爆撃をめぐる戦後補償裁判「重慶大爆撃訴訟」が法廷で争われている。日本の被害者同様に、中国人被害者も無差 . . . 本文を読む
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クラスター爆弾禁止条約締結の意義=中井良則(論説室)

2008年12月25日 | スクラップ
◇平和行動が冷笑主義を打倒 「一人一人の歴史」裏付け  クラスター爆弾禁止条約の意味をどう考えればいいだろう。  いくら兵器反対を叫んでも実現するわけがない。大国が加わらないなら意味はない。世界の現実ってそんなものさ。しょうがない。どうせだめなんだ。  斜に構え、世の風潮をあざ笑う。安全地帯に潜んで他者の言動をけなし、自分は動こうとしない。そんなシニシズム(冷笑主義)はどこでも幅をきかす . . . 本文を読む
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東京の妊婦死亡で医療界と行政に望む=清水健二(東京社会部)

2008年12月25日 | スクラップ
◇「急患拒否」報告・開示制度を 危機感・情報共有し連携図れ  「妻が死をもって浮き彫りにした問題を、力を合わせて改善してほしい」。脳出血を起こした36歳の妊婦が10月、東京都内の8病院に受け入れを断られた末に死亡した問題で、涙をこらえて気丈に語った夫(36)の姿が忘れられない。その言葉にどう応えればいいのか、厚生労働省の担当記者として自分なりに考えてきた。  いくつかの問題点と解決策は朝刊 . . . 本文を読む
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都教委の行き過ぎ通知が自由を抑圧=木村健二

2008年12月25日 | スクラップ
 東京都の教育委員会による1通の通知が波紋を広げている。都立校の職員会議で「挙手」と「採決」を全面的に禁止した06年4月の通知だ。他の道府県にこうした通知はなく「言論の自由が失われている」との声も学校現場から上がる。私は、この通知は石原慎太郎知事の下で「君が代」斉唱時に起立しない教職員の大量処分などを推し進めてきた都教委の強硬路線が極まったもので、行き過ぎた施策だと考える。都教委は現場を窒息させ . . . 本文を読む
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どう生きるがん大国・日本 「治す」と「癒やす」、バランスが大事

2008年12月21日 | スクラップ
 2人に1人はがんになり、3人に1人はがんで死ぬという「がん大国」日本。がん治療やがん対策の現状はどうなっているのか。がんを抱えながら生きるには、どうすればよいのか。がん患者に対する「がんばらない」「あきらめない」の言葉が話題を集めた鎌田實・諏訪中央病院名誉院長と、本紙に「がんを知る」を連載中の中川恵一・東京大付属病院放射線科准教授に対談してもらった。(司会は斗ケ沢秀俊・毎日新聞東京本社科学環境 . . . 本文を読む
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飲酒運転:忘年会シーズン、二日酔い運転厳禁 「どこまで残る」怖さ記者が実験

2008年12月16日 | スクラップ
◇消えぬ前夜の酒 ◇4時間後も全員“アウト”--宴会後の仮眠、入浴も効果なし  飲酒事故が後を絶たない中で迎える忘年会シーズン。酒を飲んで運転しないのは言うまでもないが、気を付けなければならないのは翌朝の「残り酒」。警視庁の警視まで「仮眠したので大丈夫だと思った」と事故を起こしている。その怖さを、記者5人が実験した。結果から専門家は「翌朝運転するなら、前夜の酒は避けること」と警告する。【ま . . . 本文を読む
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米大統領選:現地メディアは/上 「黒人」「女性」にどう切り込んだ

2008年12月13日 | スクラップ
 米大統領選(11月4日)では、従来「主役」を務めてきた白人男性にかわり、民主党のバラク・オバマ次期米大統領(47)やヒラリー・クリントン次期米国務長官(61)が、注目を集めた。本格候補として初めて登場した「黒人」と「女性」。選挙戦では、メディアがその人種や性差をどう報じるかも問われた。メディアの直面した課題を2回に分けて報告する。【ワシントン大治朋子】 ■「差別」恐れ及び腰に  「米 . . . 本文を読む
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妊婦死亡が問うもの

2008年12月12日 | スクラップ
少なすぎる医師数   ◇開業医と連携なく  昨年11月21日夜。東京都立墨東病院(墨田区)5階の大会議室に病院と都、地元開業医の代表計18人が集まった。産科救急の「最後のとりで」である総合周産期母子医療センターに指定されている同病院産科の常勤医が、定員(9人)の半数以下の4人となったことへの対応を話し合う初めての会合だった。  病院は「(開業医は)患者を救急搬送したら、墨東に入って手伝ってほ . . . 本文を読む
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脱「医療費亡国論」

2008年12月12日 | スクラップ
1 かさむ費用 社会保障国民会議であいさつする福田康夫首相(右から2人目)。社会保障財源のあり方を巡る議論はヤマ場を迎えつつある=首相官邸で5月16日、藤井太郎撮影  ◇「高齢化」に根拠なし  医療経済学の専門家らが参加し、06~07年に開かれた厚生労働省の「医療費の将来見通しに関する検討会」。委員は口々に、世間が国から聞かされてきた「高齢化で医療費はどんどん膨張する」という“常識 . . . 本文を読む
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良い「積極財政」とは

2008年12月12日 | スクラップ
専門編集委員・山田孝男  緊縮財政堅持か、臨時景気対策か。与党は紛糾し、首相の腰が定まらない。どうすればいいのか。本欄にしばしばご登場願っている坂野(ばんの)潤治・東大名誉教授(71)=日本憲政史=に電話を入れると、「そろそろかかってくると思ってた」とお見通しなのだった。  経済史書と書類束を抱えてホテルに現れた歴史探偵・坂野がまず指摘したのは、構造改革を捨てきれず、景気対策にも踏み込 . . . 本文を読む
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シーンとさせる力

2008年12月12日 | スクラップ
専門編集委員・山田孝男  大久保利通という人は、現れただけで、その場がシーンと静まったという。同時代の大久保評は「寡言(かげん)沈黙の威権」「威厳に撲(う)たれる感じ」「冷厳、北海の氷山のごとし」と一致しており、同じ明治の元勲でも木戸孝允(たかよし)や伊藤博文ではそうはいかなかったらしい。  私が間近に見た政治家でこの逸話に近いと思うのは後藤田正晴である。すでに20年以上たつが、後藤田官 . . . 本文を読む
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風知草:人の上に立つ者は……=専門編集委員・山田孝男

2008年12月12日 | スクラップ
 幕末、幕府の軍艦・咸臨丸(かんりんまる)で渡米した勝海舟は帰国後、老中から「何が目についた」とせっつかれ、こう答えた。  「さよう、少し目につきましたのは、亜米利加(あめりか)では、政府でも民間でも、およそ人の上に立つ者は、みなその地位相応に怜悧(れいり)(利口)でございます。この点ばかりは全く我が国と反対のように思いまする」  老中、目を丸くして「無礼者、控えおろうッ」--。  明治維 . . . 本文を読む
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ガザ地区封鎖/イスラエル指導者裁け/国連報告官“国際法廷で”/「深刻な人権侵害」

2008年12月11日 | スクラップ
2008年12月11日(木)「しんぶん赤旗」  【カイロ=松本眞志】国連人権理事会のリチャード・フォーク・パレスチナ人権問題特別報告官は九日、イスラエルのガザ地区封鎖が深刻な人権侵害を引き起こしているとして、同国指導者を国際刑事裁判所(ICC)に訴えるよう求めました。  フォーク氏は報告の中で、イスラエルがごく限られた量の食料や燃料の移送のみしか認めないで、飢餓と伝染病が拡大する状況が作 . . . 本文を読む
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都教委:子どもに自信持たせる指導法研究へ

2008年12月11日 | スクラップ
 東京都教育委員会は来年度から、自分に自信の持てない子どもの自尊感情を高める指導方法について研究を始める方針を固めた。日本の子どもは最近の学力テストや国際調査で自己肯定感が低いことが分かっている。いじめや不登校など教育問題の根底にも子どもの自尊心が少ない点があるともみられ、向上策の開発に着手する。  都教委の計画では、都教職員研修センター(文京区)と大学が共同研究を進める。脳科学などの専門家と . . . 本文を読む
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認知症予防:頭と体の「運動」が効果 老人総合研など調査

2008年12月11日 | スクラップ
 有酸素運動と知的活動を続けるとお年寄りの脳機能がアップすることが、東京都世田谷区と都が所管する「老人総合研究所」(板橋区)の共同研究で確認された。認知症予防のため、国内で初めて長期的な追跡研究をしたという。  調査は05~07年度の3年間、区内の高齢者134人(平均年齢72歳)を対象に実施した。研究所が用意した予防プログラムを続けてもらった後、脳の認知機能を調べる検査をし、プログラムに参加し . . . 本文を読む
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