ぼくが真実を口にすると
ほとんど全世界を凍らせるだろうという妄想によつて
ぼくは廃人であるそうだ
(廃人の歌)
______________________________
今日の昼頃、吉本隆明の『共同幻想論』をようやっと読み終わった。
とくになんの感想もない。
これで終わりなんだと思っただけ。
吉本隆明と俺とでは問題意識が違い過ぎる。
それに教養の差が激しすぎて、彼が前提とする教養を俺はほとんど知らないから何を言いたいのか分からない。
言いたい事が分からないのだから、何の感銘も受けないのは当然である。
だが一番最後に、中上健次の解説文に吉本隆明の詩が引用されていた。
それが上の詩である。
なんの比喩もない、ただ自分がこうだと思った事を書き並べただけの文章。
この詩に出会って、もう少しだけ、吉本隆明について知りたくなった。もう一度『共同幻想論』を読み直してみよう。
ほとんど全世界を凍らせるだろうという妄想によつて
ぼくは廃人であるそうだ
(廃人の歌)
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今日の昼頃、吉本隆明の『共同幻想論』をようやっと読み終わった。
とくになんの感想もない。
これで終わりなんだと思っただけ。
吉本隆明と俺とでは問題意識が違い過ぎる。
それに教養の差が激しすぎて、彼が前提とする教養を俺はほとんど知らないから何を言いたいのか分からない。
言いたい事が分からないのだから、何の感銘も受けないのは当然である。
だが一番最後に、中上健次の解説文に吉本隆明の詩が引用されていた。
それが上の詩である。
なんの比喩もない、ただ自分がこうだと思った事を書き並べただけの文章。
この詩に出会って、もう少しだけ、吉本隆明について知りたくなった。もう一度『共同幻想論』を読み直してみよう。
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