頼まれものですが、テストしても良いとお許しを頂いているので、Maxwellアーキを味見。
玄人志向 GF-GTX750Ti-LE2GH。
クロシコ(というよりGALAXY)、低価格路線だと思っていたのに、いつの間にかこんな豪華なパッケージを使うようになっていたのね・・・
ご覧のとおり、GF-GTX750Ti-LE2GHはロープロファイル対応=スリムPC対応。
「外見はギョームPC、中身はゲームPC」な、おちゃめパソコンが実現可能です。
・ゆめりあXGA・最高
123000~125000
・いつものVocaloMark 【1280×720・AA×8】
ちなみに、負荷同条件で
P4600・・・2432~2434
GTX550Ti・・・22152~22154
GTX650・・・21519~21831
GTX650Ti・・・25024~25064
Quadro2000D・・・11569~11605
HD7770GE・・・18967~18988
でした。
28000は速いですね・・・。
640基のGTX750Tiが、768基のGTX650Tiを抜いてます。
さすがに型番+100は伊達ではないということでしょうか。
・CrystalMark2004R3
HD7770はOGL54000でした。
後述のCINEBENCHもそうなのですが、GM107、OpenGLは弱いのかも。
そういえばワイヤーフレームのFPS推移が面白くて、60→30→51→25→12→6→3でした。(ちなみにQuadro2000は60→30→20→10でした。)
負荷が重くなっているはずなのに途中でフレームレートが上がるのが不思議です。
KeplerでもFermiでもGCNでも見られなかったのですが、Maxwell固有のクセでもあるのでしょうか?
・CINEBENCH R10
6831CB。
HD7770は8633CB
P4600は7272CBでした。
・CINEBENCH11.5
DirectXではHD7770より上のはずですが、やはりOpenGLでは抜けません。
・もはや恒例?タイムリープブートベンチ
設定・環境はHD7770の時と全く同じ。
HD7770は113FPSでした。
Maxwell、評判に違わず優秀でした。
OpenGLは弱いものの、それ以外は同じような見かけスペック(640基・128bitメモリバス)のHD7770を完全に置き去りにしています。
この性能が、補助電源無し・ロープロファイル基板に詰まっているというのは、すごいですね・・・。
しかもこのGF-GTX750Ti-LE2GH、かなり静音志向のカードなのに室温22.3℃で61℃までしか上がりません。
50℃まで回転数がアイドル時と同じ40%前後。
ベンチ中もわずかに+6%。
フィン面積もファン口径も大きくとれるはずのフルハイトなR7770 PMD1GD5よりアイドル時も負荷時も静かとは驚きです。
ちなみにR7770 PMD1GD5と違って、起動時のファン全開もありません。
マクスウェルだけに悪魔のような消費電力/性能比の良さ。
Maxwellアーキ、恐るべし。