(仮)

 全ての記事が未完成っ!!

カブ110の走行距離が「4万キロ」を超えているなら、2000円出して「カムチェーンテンショナープッシュロッド周り」だけは交換した方が良い。さもないと・・

2023-06-30 02:22:19 | カブ

カムチェーンが暴れる

→エンジン内部を削る

→金属粉がエンジンの中を回る

→エンジン全体の寿命が急速に縮む

 

自分はやってしまった・・・。

というわけでご覧いただきましょう。

走行距離7万キロの

 

カムチェーンテンショナープッシュロッド。

うわぁガリガリやん・・・。ずっとウルトラG4を1000㎞毎にこまめに替えているっていうのにこれ。

プッシュロッド外径 標準11.985~12.000㎜ 使用限度11.94㎜。

測ってないけど、これだけガリっているので問答無用で交換。

 

 

プッシュロッドゴム。

減ってるのはもちろんだけど、偏摩耗してるんだよね。

新品は横から見ると二等辺三角形だけど、7万キロの方はそうじゃない。もちろん頭にアームの跡もありますね。

 

プッシュロッドのお尻。スプリング側。

なんか微妙に部品が変わっているみたい。JA10の後期型のものなのかな。取り外した方(左)はJA10前期型のもの。両方とも同じパーツナンバーなんだけど。

 

 

カムチェーンテンショナースプリング。

スプリング自由長は標準で111.3㎜、使用限度は109㎜。

測るまでもなく完全にアウト。

 

うん、見ての通り、プッシュロッド先端のゴムも減っている上に、スプリング自体もかなり短くなっていて、

これじゃあカムチェーンに正しいテンションが掛からない。

 

6万キロぐらいからエンジン内部から聞こえる音が徐々に大きくなってきていたことに目を瞑っていたら、

ここ最近で急速にその音が大きくなったし、特にコールドスタートからのアイドルが安定しなくなってきたのよ。

で、オイル交換時に出てきたオイルを見て仰天。

目に見える金属粉がパラパラ混じっていて・・・orz。

 

で、即注文、即交換。

エンジンの音もスッキリ静かになって、アイドルも安定。

 

ぶっちゃけかなり簡単な作業な上に、パーツ代も安いので、

もっと早くやっておけば良かった。

うわぁもう本当、後悔しかないわ。

 

必要な工具は14mmと12mmと10mm。あとオイルフィラーやシリンジ等、オイルを注入できるもの。(といっても、始動前にキックをしまくってオイルを回せばオイル注入は要らないような気もする。)

12mmはステップを外すのに使う。10mmはチェンジペダルを外すのと、オイル注入穴のボルトを開け締めするときに使う。オイル注入量は4㎤。

 

今回変えたパーツのパーツナンバーは、JA10の場合、

・14541-KVR-C00 スプリング,テンショナー 218円

・14550-KVR-C00 ロッドCOMP テンショナープッシュ 1274円

・14561-096-000  ヘッド,カムチェンテンショナープッシュロッド 150円

・90441-KVR-C00 ワッシャー,シーリング 14MM 156円

・90463-KRM-840 ワッシャー,シーリング 6.2×12×1.2 135円

の5個だけ。

JA42やJA59はパーツリストがWeb公開されているので自分でどうぞ。

ウェビック純正部品、またはモノタロウ等で注文可。価格は2023年6月20日時点のもの。

合計2000円。

 

 

トルクは、

・エンジンオイルドレンボルトの隣にある14㎜のシーリングボルト・・・22N

・オイル注入穴(ギアシフトスピンドル(チェンジペダルが付いているシャフト)のすぐ左にあるボルト)・・・指定なし。10㎜のフランジボルトの標準トルクは39N。でもあそこ、正直オイルを完全除去できなくて、正確なトルクがわかんないんだよね。今回はもっと弱く締めています。まあパッキンが銅だし漏れてはこないだろう・・・・多分。

 

 

というわけで、悪いことは言いません、

4万キロを超えているなら、必ず交換して。

というお話でした。俺みたいになるな。


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