ELSA GLADIAC GTX 560 Ti mini SLI ツインパック GD560-1GERSLI。
見つけた瞬間、脊髄反射でポチってしまいました。
多分、唯一無二な「2枚セット」のグラフィックカード。
→ 2枚セット、ありやがった・・・どこのクレイジーメーカーかと思ったらAMD(ATI)純正かよ!? でも、よくよく考えてみれば、GIGABYTEからも3枚セットは出ていたし、複数枚のセット販売はそれほど珍しくないのかも。
数量限定・・・だったらしい。
パッケージの色あせから哀愁が漂います。
しかしモノはまさかの新品です。
2016年11月に新品のGTX560Tiが出るとは。
SLIと言われても対応マザーを持ってないよぅ・・・
もっとも、SLIにせずとも、予備としていつも複数個買う癖がある自分にはピッタリなのです。
これまで使っていたFX1800と比べると・・・
Quadro FX 1800 → Geforce GTX560Ti
65nm → 40nm
QUDAコア64基 → QUDAコア384基
コア550MHz → コア822MHz
シェーダ1400Mhz → シェーダ1645MHz
GDDR3 768MB → GDDR5 1024MB
メモリバス 192bit → メモリバス 256bit
PureVideo2 → PureVideo4( Nvidia PureVideo、現行は第8世代なのね・・・)
((( ⊂⌒~⊃。Д。)⊃ ・・・仰天のパワーっ!!
いざ開封!!
経年劣化で、触ったそばから封印シールがポロポロ崩れるww
中箱は高級感のある黒。
1枚・・・?
デュアル!
保証書も2枚・・・アレっ!?
新品なのに保証が終了してるww
グラフィックスボードマニュアル・・・?
なんだこの厚みはっ!?こいつはコストが掛かっているぞっ!!
中身は・・・「Windows7の操作方法」から「NVIDIAコントロールパネルの使い方」まで懇切丁寧に書いてある!!
おいおい、ドライバのインストールマニュアルまで入っているぜ!?
ELSA、一から十まで手取り足取り至れり尽くせりじゃのう。
真ん中の仕切りの中にはD-sub変換。これも2個付属。
ご対面。
この短い基板の方も、ちゃんとリファレンスデザインなのです。
GTX970ライクな「基板長以上の外排気タイプのクーラー」が前提の設計?
メモリの冷却はエアフロー任せ。
ヒートシンクカバーは安いプラではなく金属です。
コンパクトな基板なのに
6ピンが2本も刺さっている・・・
このギャップに萌えるのは自分だけでしょうか
いつものベンチ達。
・ゆめりあXGA・最高
96500
・VocaloMark(1280×720・AA×8)
えっ・・・?
34444~34448?
750Tiを超える、まさかの歴代最高スコア。
ちなみに、同負荷条件で、
P4600・・・2432~2434
GTX550Ti・・・22152~22154
GTX650・・・21519~21831
GTX650Ti・・・25024~25064
GTX750Ti・・・28005~28011
Quadro2000D・・・11569~11605
HD7770GE・・・18967~18988
QuadroFX1800・・・7776~7778
でした。
・タイムリープブートベンチ
ちなみに、同負荷条件で、
QuadroFX1800・・・36FPS
HD7770・・・113FPS
GTX750Ti・・・139FPS
P4600・・・19FPS
でした。
ここでもGTX750Tiを超えてきました。
・CrystalMark2004R3
・CINEBENCH R10
6239CB
ちなみに同負荷条件で
HD7770・・・8633CB
P4600・・・7272CB
GTX750Ti・・・6831CB
FX1800・・・6070CB
でした。
やはりOpenGL・OpenCLはRadeonが強いです。
・CINEBENCH11.5
71.37
・動画再生編
FX1800(G94)のVP2はダメだったけど、GF114@VP4ならAVC1も大丈夫でしょ?
77%も喰ってるぅっ!?
Fermi世代のデコーダーもAVC1に対応していないようですorz
ただ、前回のFX1800と違って、GPUが強力なので、コマ落ちはしません。
・まとめ
老兵は死なず・・・?
意外とGTX560Ti、健闘しますね。
地力はGTX650Tiのチョイ上程度らしいですが、
「メモリ帯域が効く場面だと」GTX750Tiすら上回ります。
高負荷時も今のところ73℃/2000rpmで収まり、
存外、温度も音量も大したことありません。
それと今回、ELSAの内容の丁寧さに驚かされました。
本当に親切で迷うことは無いと思うので、「グラボの増設は初めて」な方にオススメです。
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