長岡京市観光協会のブログ

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「八条ヶ池」物語 第3話

2012年04月07日 | 八条ヶ池物語


(撮影 昨年4月5日)

武家によって翻弄された八条宮智仁親王が

心のより処を見出したのが文学、とりわけ

「源氏物語」でした。そこに描かれた華麗な

平安王朝の雅を再現するため、領地となった

桂村に山荘の造営を始めました。それが後の

「桂離宮」です。元和3年(1617)(一説には

元和9年)徳川秀忠により、ここ開田村447石

余りと山林竹木が八条宮家に与えられました。


(撮影 昨年4月5日)

その頃、徳川秀忠の娘和子が後水尾天皇に入内

されます。後水尾天皇の叔父にあたる智仁親王

はその入内に際し、朝廷側の推進者であったと

言われています。後水尾天皇は後に上皇となら

れてから修学院離宮を造営されました。

ーつづくー


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