長岡京市観光協会のブログ

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八条ヶ池物語 第5話

2012年04月25日 | 八条ヶ池物語
ここ開田村は旧細川家の領地でした。そのゆかりから

智忠親王は、智仁親王が細川幽斎から古今伝授を受けた

建物を京の八条宮本邸からこの地へ移しました。

寛永15年には、天神境内の東のため池を掘り広げます。

これが今日の「八条ヶ池」です。


(撮影 昨年4月29日)

しかし、八条宮家が二つの山荘を造営することは

資金面で困難でした。これを支えたのが前田家の

援助でした。智忠親王の正室、富姫は前田利家の

孫にあたる方です。今も八条ヶ池の中堤に架かる

太鼓橋は前田家から寄進されたものです。



ーつづくー


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