長岡京市観光協会のブログ

長岡京市の出来事を紹介します。

 伝説・ 台座のない仏像

2013年10月03日 | 伝説




昔々大雨の後、村人が小畑川のところに泥まみれた

薬師如来像を見つけました。

不思議に思って村人は潤福寺にもって帰りました。



それは京都の広隆寺の有名な仏像でした。

長岡京に住んでいるおばあさんが広隆寺を訪ね、

仏さんに妊婦である自分の娘の体調が悪いとお話をして

娘を助けるために一緒に来てほしいと頼みました。

仏さんは助けに行きたかったのですが残していく

村人たちのことも心配でした。

長岡京に行っている間、病気を治す力を残しておくため広隆寺に

台座だけ残していくことに決めました。

大雨でお寺が水つきになった時、仏さんは台座から離れて

長岡京へ浮いて行ったという伝説です。

村人たちは仏像を修理し、金ぱくを塗って敬いました。

薬師如来は病気の人々を救う仏さんだと信じられています。





潤福寺に今、萩の花とムクゲの花が綺麗に咲いてます。




最新の画像もっと見る