ソード・オラトリア 第11話 冒険と未知 △+
ミノタウロス・スレイヤー
「ミノタウロス」ってのは当邦のファンタジーもの的には
ちょうど中堅どころ、倒せれば一人前ってなかんじだ
まあもともとはテセウスもこいつを討伐して英雄への道を歩み出したという
伝統と格式にもとづいたお相手なのだ。
ベルくんとアイズさんが接近してるんで前回のダンまちをそのまま
見ているような印象があるね、それが関係性の接近とわかり、うまいやり方。
差異としては成長著しいレフィーヤと大人数で「遠征」する
ワクワク感があることかなあ、「未踏」の領域なんで
少人数で行くとかそういう馬鹿な真似をしないのは(剣姫はあぶなかしいが)
おりこうさんで、同時にダンジョンのきびしさがわかるというもの
で、ありながら多人数であることの行楽気分もどっかあるのが
「それっぽい」とおもう。
ひなこのーと 第11話 ゆくとしくるとし △+
ぶっちゃけひなこ達を巫女にしたかっただけなのではないかw
でもまあえげつない萌絵やからね、それで場はもつ
勘ぐれば「演劇」をやっているのもそういう「お着替え」の
場がもうけられるからなのではいか、とすらおもえるほどだ。
馬鹿にしているとおもわれるかもだけどこれはこれで
ボク達が余計なコトを考えずにたのしむ為に発達した形式ともいえる
他の「演劇」を主題にした作品だと「萌え」なんぞ楽しむ余裕は
あましないからねえ、「作中内の仮構のおはなし」ってのは
真剣に取り扱う傾向があって、それは「ほんわか4コマ」には
そぐわないものであるかもしれん。
エロマンガ先生 第11話 二人の出会いと未来の兄妹(ふたり) △++
こんなんもう嫁にもらうしかないやん、と言わんばかりに
関係性を構築しまくっちゃってますね
山田さんにしろ千寿先輩にしろガツガツきてて
「浮気性」が現実のうしろめたさを越えてスッキリ
「みんな大好きだぁーーっ!!」ってレベルになってるねえ
まあ、そんなこと紗霧に言ったら刺されるかもしれんがw
「ブログ小説」に「LINE」に「いまどき」のガジェットが
ふんだんに取り入れられているね、というかそれがないと
「エロマンガ先生」がただの非登校児になっちまうわな
それらの媒介は「創作」への敷居を著しく下げ同時に
「おもしろい小説」や「うまい絵」が氾濫するもの凄い
過当競争にさらされているのが当邦の現実なんだろうけど
その中でも浮き上がる才能が当作品のメイン登場人物にはあり
その「才能の過多」がイヤミにならずに日々を楽しく過ごしているのが
当作品の持ち味であるといえよう。
武装少女マキャヴェリズム
第11話 胸に残るあの日の「弾丸」 △(+)
カカカータカターオモイー
「覇道」を歩む女の娘に紛れを生じさせたわけで
なるほど「マキャベリズム」というタイトルに偽りはないわけだ。
あんまりおりこうさんなおはなしはではないけど
恋路に迷った人間というのはこういうものかもしれないね。
因幡たんが当作品のもち味である「剣術要素の解説」を担当してるね
耳が効いて、おしゃべりなのはうなずけるねえ、と同時に
相当の武力ももっているわけで、男塾でいうと「雷電」みたいなポジションだw
つぐもも 第12話 パートナー とまとめ △+
「決闘」の内容がよいねえ、お互いの特性が活かされて濃ゆい
「ワンパンチ」で決着がつくような、オシャレのようでいて
くそみたいな内容のとはだいぶん趣がちがうね。
この内容なら「守る強さ」と「切り拓く強さ」の相違が
あっさりと理解できるというものやね
一也が「待ち」を捨てて勝利を自ら掴みにいくのがオトコノコやなあ。
まあこんなかんじでこのおはなし、1クールかけてふつーの童貞を
いっちょまえの「男」に仕上げる為のおはなしだったような印象がある
ふんだんな「お色気」も諸兄の性欲を満たすためにではなく
一人前なら「女」との情の通わせ方ぐらい知っとけという「勉強」みたいな
そういう感じをうけるのよね、そういうところも当作品から感じる
「懐かしさ」と脈が通じるものであるとおもわされた。
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