2012年12月11日
狩勝峠付近にある佐幌岳に、行ってみた。
往路、雪を纏った迫力ある芦別岳が、眺められた
(富良野市布部より)
国道38号線沿いにある新得町の狩勝峠パーキングに、登山口があります。
パーキングのレストランは、冬期営業していないようですが
駐車場は、綺麗に除雪してあります。
この日は、他に車なし
登り初めから、膝下まで埋まり
暗雲立ち込めるが・・・・
少し登ると、雪が硬くなってきて
スキーのトレースが、あった。
ただし今日のものではなく、昨日のものか?
すでに往復したトレースでした。
分かりやすい稜線を進み、何度かアップダウンしながら
登っていきます
此処は強風と気温が低いので、シュカブラ(風紋)が多くみられ
綺麗です。
樹氷も見られるように、なってきました!
左のピーク(桜山)を通過して、右のピーク(佐幌岳)に向かいます
桜山山頂に、到着!
正面にみえる佐幌岳山頂に、向かいます!
スキーのトレースの人は、桜山からつぼ足になったようです。
あとひと踏んばり。。。。。
小さいモンスター(樹氷)も、います
山頂手前に、佐幌山荘がありますが
雪で埋まるのも時間の問題か・・・・
風で樹氷の氷雪が、舞っている。
はい、佐幌岳山頂に到着!
十勝連峰!
ズームして、右の三角錐が下ホロカメットク山
その左の美瑛岳や十勝岳は、生憎雲で隠れてしまっている。
東大雪!
北日高山脈!
十勝平野!
この日、この場所は風は強くはないが
気温が低く、歩いていても、結構寒い。。。。
佐幌山荘で休憩していった。
(もちろん無人)
入口にスコップがあるので、少し雪を掃えば入れます。
中は外観より、かなり狭い感じ。
さあ、下りて行きますか!
下っていく稜線(ルート)が、はっきり見えるのが良い。
桜山への登り返し
なんていうシュカブラだ!
下山時、振り返ると佐幌岳(右)が綺麗に望めた。
この日は天候もよく、頂上からの展望にも恵まれて
運がよかった。
この日は他に登山者はいなく、冬山を満喫できた。
↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)
GPSによると、今回の歩行距離は14.8kmでした。
帰路、桂沢湖近くの「桂沢観光ホテル」にて、入湯していこうと思ったが
道路拡張工事による立ち退きで、すでに建物はありませんでした。
仕方なく、その近くの「湯の元温泉旅館」にて、温まっていった。
2012年11月20日
支笏湖周辺の樽前山に、行ってみた。
この日の天気予報は芳しくなく、遠出するつもりはなく
札幌近郊の山にしようと考えていたところ、
前日の19日に、tarumae-yamaさんが登った樽前山の画像を
ブログhttp://tarumaezan.exblog.jp/でみて、
良い感じに雪を纏って綺麗だったので、早速樽前山に車を走らせた。
途中の5合目のゲートが、今月22日11時に閉じられる事も
樽前山を選択した要因である。
往路途中の真駒内国道(支笏湖線)の道路上に
母子のエゾジカがいた。
人間と同じく、エゾジカの顔も個体差があるが、
今まで見た中でもずば抜けて可愛く、カメラを取り出しているうちに
林道に入ってしまい、カメラを向けると走っていってしまった・・・・・
あまりに可愛いので、捕まえて食べてしまいたいくらいだった(笑)
七合目ヒュッテの登山口に、午前9:30頃に到着すると
この日は誰もいなく一番乗り!
入山届にある温度計によると、気温は-1度。
まずは木道を登っていき・・・・
少し登って、振り返ると
左に風不死岳、支笏湖が望める。
登山道が雪で埋もれてしまったところを、トラバース気味に登っていく。
今日の靴は、先日購入したSCARPA クリスタロを履いてみたが
雪があっても今回のような日帰り短時間なら、足先が冷たく感じることはなく
問題なし。
靴擦れすることも無く、なかなか良い感じです。
外輪山に到着し、まずは樽前山山頂(東山)に向かいます!
はい、樽前山山頂(東山)に、到着!
山は雪がある姿が、やはり綺麗ですね!
溶岩ドームからは、モクモクと噴煙があがっています。
太平洋が望める!
次は外輪山の稜線を歩いて、右端の樽前山神社奥室を通り・・・・
正面に望める西山ピークに、向かいます!
さすがに稜線に出ると、風が強く体感温度がぐっと下がります。
曇りで時々ガスが出ますが、気持ちが良い稜線歩きです。
樽前山神社奥室に、到着!
山そのものを神体・神山と仰ぐと書かれていたが、
まさに日本古来の神道における「山・巨石・巨木に神が宿る」との感覚だ!
西山山頂は、もう一息です。
噴煙ドームも見る角度により、変化します。
吹きだまりでは、膝下まで雪に埋もれて・・・・・
西山に、到着!
いま登ってきたルートを、眺める。
左に風不死岳、右に溶岩ドーム
堂々たる景観だ!
溶岩ドーム!
さあ、下りていきますか!
下り始めると直ぐに、吹雪いてきた・・・・・
積雪量も、岩や植物が見えてるぐらいなので
夏道を外れると歩きづらい。
やはり吹雪かれると、心細くなる。
雪もやみ、視界良好!
左の932mピークも行こうと思ったが、また吹雪かれても嫌なのでやめる。
左に樽前山山頂、右に溶岩ドーム
あとは樽前山中腹をトラバースしていくが、岩も少しあり滑りやすい。
この辺りも吹きだまりがあると、膝下まで埋まる。
樽前山は標高1041mだが、活火山で溶岩ドームを持つ独特な山容で
風不死岳や支笏湖など景観も良い。
また樹木がなく、強風が吹きやすく
自然の厳しさが味わえる良い山だ!!
この日は他に登山者は誰もいなく、この時期の樽前山はお勧めです!
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GPSによると、今回の歩行距離は9.9kmでした。
支笏湖周辺は選択肢がほとんどないので、
帰路は休暇村支笏湖で、入湯していった。
今年の春に、GARMONT エルモGTXを購入し、
夏山(無積雪期)に履いていた。
足裏や足指が痛くなることもなく、気に入っていたが・・・・・
アッパー部分は、マイクローファイバーなる素材である。
マイクロファイバーとは、8μm以下の極細の化学繊維で
通気性や保温性に優れ、また速乾性もある。
それを格子状にして、使用してあるが
軽量で良いのだが、耐久性が低いみたいです・・・・・
歩き方もあるのだが、岩で擦れて徐々に切れて
マイクロファイバーの部分が、ワンシーズンで破れてしまった!
さらに内側の耐久性ニット地やゴアテックスメンブレンは破れていないので
まだ水に濡れることはないのでまだ履けるが、もう寿命かな?という気はしてしまう。
そこで・・・・・
SCARPA クリスタロGTXを、購入してみた。
アッパー部分がヌバックレザー等の方が、耐久性が良いとは思ったが
アッパー下部にぐるりと、ラバーが巻いてあるのでいいかと・・・・
このモデルは無積雪期用なので、もう積雪期間近なので
来年でも良かったのだが・・・・・・
先行投資か・・・・??
2012年11月13日
札幌近郊の砥石山に、行ってみた。
この日はIMHA(免疫介在性溶血性貧血)で入院しているW・コーギーがいるので
遠出は出来ない。
今回入院治療中のIMHAは、血管内溶血で赤血球の破壊量が多く
行うべき治療をしているが、貧血の進行が止まらない・・・・・
登山コースは3コースあるが、今回は中ノ沢コースを行くことに・・・・
AM9:40に登山口に到着したが、車は1台もなし。
まずは小沢沿いに歩いていくが、岩はなく、とても歩きやすい。
少しぬかるんでいる部分があるけどね!
しばらくすると大きくジグザクと高度を上げていくと・・・・
小林峠コースからの、合流地点
T4分岐点に、到着。
少し下り、山頂が見えてきた!
カサカサと音を奏でながら、気持ちよく落ち葉の絨毯の上を歩いていく と
唯一の小林峠コースから来た単独者とすれ違う。
アップダウンを繰り返し・・・・・
途中三角山と名前がついたピークがあり。
三角山に到着!
藻岩山!
南区真駒内方面!
さてと、右のピークに登り、左端の山頂まで稜線を歩いていきます。
何度かアップダウンがある・・・・・
稜線を進んでいき・・・・
はい、砥石山山頂に到着!
正面に手稲山が望めます。
神威岳と鳥帽子岳
その間の奥に、冠雪した余市岳が望められた。
札幌市街
さあ、下りていきましょうか!
左に三角山、右に藻岩山
ルート図
帰り道・・・・
おや?
見覚えのある車が、中古車屋に置いてありました。
右は1950年代前半くらい?のGMC ピックアップ
左は1974年くらい?のシボレー コルヴェット
この2台は5年位?前に、閉店した東区にあったアメ車屋が保有していた
車ではないか!!
そのときは屋内保存で綺麗だったが、今は錆も出てきて・・・・
残念!
右のコルヴェットも当時は綺麗だったが、左のリアフェンダーをぶつけたらしく
マフラーも大分錆が出てきている。
今も閉店した東区のアメ車屋の経営者が所有していて、
委託でここに置いてあるらしい・・・・・
小金湯温泉の「まつの湯」にて、温まっていった。
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GPSによると、今回の歩行距離は11.0kmでした。
砥石山は札幌市街から近く、(ススキノからでも車で20分くらい)
また人も少なく、静かでいい。
この日は中ノ沢コースは誰もいなく、小林峠コースから一人のみ!
前回の尻別岳だと麓の国道を走る車の騒音が聞こえることがあるが
砥石山は全く騒音が聞こえることなく、静かな山歩きを楽しめる。
道も歩きやすく、膝に優しい。
距離も長過ぎず、短過ぎず、本当に適度な山である。
2012年10月30日
ニセコの目国内岳~岩内岳に登ろうと、車を走らせた。
登山口は新見峠にあるが、道路が冬期通行止めになるのは分かっていたが、
まだ雪も降っていないし、11月になってからだと思っていたが・・・・・
なんと、すでに10月26日から新見温泉から、冬期通行止めになっていました。
少し早過ぎないか・・・・
ゲートから新見峠の登山口まで、歩けば良いが
舗装路だし、そこまでしてこだわる必要もなかったので、
他の山に行くことに・・・・
羊蹄山も冠雪したが、大分溶けたようです。
山頂が見えているが、午後から曇りの予報だしな・・・・・
尻別岳!
↑右端のピーク下の登山口から左に上下しながら、
左の山頂までの長く伸びた稜線が、はっきり見える。
では、尻別岳に行くことに!
尻別岳に急遽変更したので登山口は?・・・・・
わずかな記憶で、道道257号線から入っていくのは覚えていましたが
標識がなく、(以前はあったようだが・・・・)
脇道が何本かあり、すべて立入禁止の標識がある。
うーん。。。。。そうだ!
GPSをみてみると、それらしき道が分かった。
ここから入っていくと、登山口です。
今日も一番乗り!
歩き出すと、直ぐに正面に山頂が見えている!
登山道も綺麗に草刈がされていて、快適!
アップダウンを繰り返し・・・・・
右手を見下ろすと、ルスツリゾート。
773mのピークを超えると・・・・
一旦コルまで下りて、一気に標高差319mの急斜面を登り
緩やかな稜線を、山頂に向かって右に行くルートです。
左手を見ると、羊蹄山が望めます!
一部木階段が設置されている箇所は、登りやすいが・・・・
木階段がない箇所は、岩も少なく
摑まる木もなく、滑りやすい。
急斜面を登りきると、緩やかな稜線歩きで・・・・
はい、尻別岳山頂に到着!
生憎霧が出てきてしまい、展望は全くありません。。。。
さあ、下りていきますか!
ここまで雲で展望は悪かったが・・・・
雲が引き、帰りのルートが見えてきました!
急斜面で2人組とすれ違った。
山頂は終わったが、麓の紅葉はまだ見頃で、綺麗であった。
帰りは時間があるので、北湯沢温泉の「御宿 かわせみ」にて温まっていった。
昭和の香り漂う建物だが、地元の人が結構入湯していた。
北湯沢温泉郷周辺は、カラマツの紅葉が綺麗でした。
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GPSによると、今回の歩行距離は7.8kmでした。
赤線が歩行ルートで、青線が登山口までの車でのルート
2012年10月16日
北日高の十勝幌尻岳に行ってみた。
帯広市拓成町から戸蔦別川沿いの林道に入っていく。
今回も一番乗り!
天気予報の晴れと異なり、曇り空で薄暗く風も強い
さらにパラパラと雨が降ってきた・・・・・
スタートする前から、テンション落ちる。。。。。
まずはオピリネップ川沿いを、進んでいく。
水量は少ないが、苔がついた岩は滑りやすく
気をつけて歩いていく。
苔むした感じが、いいね!
オピリネップ川沿いを歩いているときは、雨は気にならなかったが
間もなく尾根に取り付く地点で、パラパラと雪が降ってきた。
山頂方面は、相変わらず曇り・・・・・・
後方から地元帯広の年配者がやってきて
あっという間に抜かされ、あっという間に見えなくなった。。。。。
尾根に取り付くと、はじめは大きくジクザクと登っていき
段々小さくジグザクと登っていく。
笹は綺麗に刈られていので、朝露に濡れることもない。
森林限界を超えて、笹がなくなると
直登になり、グイグイ標高を稼いでいく。
稜線に出る肩近くで、追い抜かされた方が
もう下りてきた・・・・
肩につく頃には、青空も見えてきたが、
ゴーゴーと物凄い風の音!
上空の雲も凄い速さで、移動している。。。。。。
尾根は南斜面なので、風はないが
北斜面は、強風が吹き上がっている。
さて、稜線に出ると北側なので、かなりの強風!
身体が揺さぶられるが、倒されることはない。
風速20m/s位か・・・・・
風速が1m/s増すごとに、体感温度は1℃低下するので
体感温度は激変!!
ルートが稜線の南側になると、風も無くなりポカポカだ。
さて山頂はあと少し、山頂に近づくにつれ
ハイマツが低くなり、風はさらに強くなり
強風と寒さに耐えて進みます。
何とか、十勝幌尻岳山頂に到着!
かがんで、撮影!
正面には札内岳!
一番左のピークが雲で隠れているが、カムイエクウチカウシ山!
左から3番目のピーク下に九ノ沢カール、その右が春別岳
その右のピーク下に十ノ沢カール
中日高、南日高方面!
十勝平野!
さあ、下りていきますか!
下りのほうが、滑りやすく要注意・・・・
おや?岩陰に人影?
二人組が登りかけたが、強風で引き返して
南斜面で休んでいました。
風が弱まるのを期待して、様子をみるようです。
下山中単独の2人とすれ違う。
なかなか人気の山のようです。
無事下山後、今登った十勝幌尻岳を
帯広市八千代町より、眺める!
帯広市広野町より、また眺める!
またまた芽室町から、眺める!
アイヌ語でポロ(大きい)シリ(山)という名が付けられている通り
何処から眺めても、どっしりした山容の十勝幌尻岳だな。。。。。
帰路、国民宿舎新嵐山荘にて、温まっていく。
此処は日帰り入浴できるが、温泉ではない・・・・・
しかし・・・・・
併設のレストランはメニューも豊富で、味もまずまず。
コーン炒飯を、食べてみた。
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GPSによると、今回の歩行距離は14.3kmでした。
そろそろ標高が高い山では、冬型の暴風雪に注意ですね。
2012年10月2日
表大雪の永山岳~安足間岳~当麻乗越に行ってみた。
先週に行く予定だったが、雨天で延期。
1週間遅くなったが、紅葉に関してはその方が結果的には良かった。
上川町の愛山渓温泉から、登っていく。
すでに車が2台駐車してあり、用意して歩き始めると
エスクードがやってきた。
登山届の記帳を見ると、私が今日一番手のようだ。
登りはじめの場所のカエデは、黄葉から紅葉になる前に
茶色になってしまっているのが多い。
ポンアンタロマ川を渡ると、三十三曲り分岐があり
愛山渓温泉コースと三十三曲りコースに分かれるが
登りは沢沿いを進む愛山渓温泉コースを、選択する。
昇天の滝を眺め・・・・
村雨ノ滝を眺めながら、急斜面を登ると
滝ノ上分岐があり・・・
山頂方面が見えてきました!
ここの登山道は水が流れているところが多いが、
それよりも笹の上の朝露が半端ではなく、
長袖シャツとズボン、上下ともにずぶ濡れになってしまった・・・・
手袋や肘から、ポタポタ水が落ちる。
この辺りでズボンの水分が下に伝わって、靴下まで濡れてきてしまい
やや不快な感じに・・・・
振り向くと、高層湿原の沼ノ平が望め、
左に六ノ沼、右に半月ノ沼が、綺麗だ。
森林限界に達する頃には、日差しが出てきて
露で濡れていた岩から、蒸気が上がっている。
左端に永山岳が見えて来ました!
濡れていた長袖シャツやズボンからも、蒸気があがり
急速に乾いてきた。
山歩きの服装や装備は、良いものを選択しないと駄目ですよ。
ハイ、永山岳山頂に到着!
山頂に着いたと同時に霧が立ち込め、全く展望がなくなってしまった。
しばらく待っていると・・・・
間欠的に霧が引き、正面に国立峰が望める。
本来なら右の比布岳手前から、左にある愛別岳への稜線と
迫力ある愛別岳が望めるはずなのだが。。。。。残念!
さて、次は正面の国立峰の奥にある安足間岳は向かう。
この辺りは濃霧だったら、ルートがわかりづらいだろうな・・・・・
安足間岳分岐に着いたが、ここから直ぐの比布岳にも行こうかと思ったが
霧で展望がないので、行っても仕方ないのでやめる。
次は正面に見える安足間岳に向かう。
この白いのは、枝が枯れているのかな?
安足間岳は山頂標識はなく、通過すると
当麻岳へ向かって、下っていきますが
ここで今日初めて人とすれ違います。
GPSによると、この辺りが当麻岳のようですが、
ここも山頂標識は、ありません。
霧により展望は全くなく、旭岳も見えません。
一瞬霧が引き、この辺は紅葉がまずまずな時期のようです。
当麻岳~当麻乗越では、紅葉の撮影目的で来ている人がちらほら
旭岳ロープウェイの姿見駅から来た人が大半です。
画像の人は濃霧の中、何を撮影しているのか?
パシャパシャとシャッター音を、響かせていました。
防波堤の釣り人のように、一箇所で2時間も座り込んで
霧が引くのを待っている2人組の方もいました。
当麻乗越まで急斜面を、ジクザクと下りていき・・・・
当麻乗越を過ぎると、霧がひいて
この辺りは紅葉が、良い感じです。
大きな岩が林立しています。
この辺りは高層湿原だからか、道がぬかるんでいます。
長靴で歩いている人もいましたが、底は固いので
踝より沈むことはないので、GORE-TEXの登山靴なら
靴の中まで、濡れることはありません。
振り返り、当麻岳方面!
裾合平方面!
沼ノ平(六ノ沼)!
永山岳方面!
当麻岳方面!
長々と続く、ぬかるんだ登山道!
六ノ沼!
半月ノ沼!
安足間岳!
下りは三十三曲りコースを選択して、無事下山!
下山後、登山口の直ぐ横にある愛山渓温泉にて
温まっていった。
内湯のみだが、身体がポカポカになる良い湯でした。
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GPSによると、今回の歩行距離は19.1kmでした。
2012年9月18日
日高山脈(北日高)のヌカビラ岳~北戸蔦別岳に行ってみた。
最近は天気が芳しくなく、この日も週間予報では厳しいと思っていたが
前日の予報で、急に晴れに変わった。
日高町の国道274号から入っていくが、
朝靄で不気味な感じだが、明け方はやや冷え込んだが
これから晴れてくるのだろうな。。。。。
先週の強雨でまた千呂露林道が、通行止めになっていないか
危惧したが、問題なし。
千呂露川沿に道があり、雰囲気がある。
(羆がでそうな・・・・)
二岐沢出合まで車で入れ、ここから北海道電力の取水設備まで
林道を歩いていく。
車は1台もなし・・・・・
この日も、一番乗り!
二岐沢沿に林道はあり、川音を聞きながら
ひらひらと落ちる落葉を見ながら、
まだ涼しい時間帯で歩きやすく、快適!快適!
二岐沢取水設備に到着。
此処が北戸蔦別岳の登山道のスタート地点です。
二ノ沢沿に進んで行き、はじめは傾斜が緩いが・・・・
徐々に傾斜が付いてきて、右へ左へと渡渉を繰り返します。
ピンクテープが結構あるので、踏み跡が無くなったら
周囲を見渡せば、反対側に踏み跡が見えるので
そこを目指して、渡りやすい岩を判断して歩けば
靴を濡らすことはありません。
しかし雨に降られて水量が増えると、厳しいでしょうね。。。。
二ノ沢を登るルートは、パズルを組み立てるような感覚で楽しめます。
最後は滝になり、その手前から右側の尾根に取り付きます。
此処からひたすら、ひたすら
きつい登りが続き、厳しい・・・・・
途中「トッタの泉」と呼ばれている湧水があります。
雪解け水ではないので、年中枯れることがないので
泊りで縦走する人には、水場として重宝されるのでは?
かなり日差しが厳しくなってきて、カンラン岩があるピークが見えてきましたが
ヌカビラ岳は、さらに奥です。
岩などを攀じ登って、ひと踏ん張りすると・・・・
ヌカビラ岳山頂に、到着!
ただ地形図でもその山名はなく、三角点がある1807mのピークを
ヌカビラ岳と呼んでいるようです。
此処からの展望もなかなかで、左端に尖った山容の戸蔦別岳
やや右にどっしりと大きな山容の幌尻岳が望めます。
さあ、正面に目指す北戸蔦別岳が見えます。
ゴールを見ながらの稜線歩きは、やる気が出ます。
しかしジリジリと日差しが強く、この日はまだ夏のようです。
ようやく、北戸蔦別岳山頂に到着!
山頂に着くと360度の展望が、広がります。
此処から稜線伝いに左から尖った1967m峰~平坦なピパイロ岳~
この前登った伏美岳~妙敷山まで、よく分かります。
中央にチロロ岳とその左隣にチロロ西峰
此処から稜線伝いに正面の1881m峰~左の尖った戸蔦別岳~
右の幌尻岳まで行けます。
幌尻岳を、ズーム!
相撲取りのようなどっしりした山容で、どすこいといった感じですな。
此処からは北カールが望めます。
戸蔦別岳まで行けば、七ッ沼カールが望めます。
右端に戸蔦別岳
奥に3つのピーク
左から十勝幌尻岳、札内岳、エサオマントッタベツ岳
さあ、また来た道を戻りますか!
ヌカビラ岳を過ぎると、中央に小さく見える建物が取水設備かな?
ここからまた急斜面を下っていきます。
トッタの泉が、まだかまだかと待ち遠しく
トッタの泉で、冷たい湧水をがぶがぶ飲んで息を吹き返し
無事下山しました。
北戸蔦別岳は、北日高の中央に位置するので
展望が抜群で、沢沿のルートはマイナスイオンが多いのか?
爽快であった。
またこの日は他に登山者はいなく、山頂に着いたときに
誰もいないほうが、より充実感が得られる。
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GPSによると、今回の歩行距離は23.4kmでした。
帰りに沙流川温泉ひだか高原荘にて、温泉に浸かっていった。
今年は気温がまだ高いので、紅葉になる前に
大雪山などでは、雪になってしまうかな?
2012年8月28日
表大雪のトムラウシ山に行ってみた。
全道的に、厳しい残暑が続いているので
もう少し涼しくなってから、トムラウシ山に行こうかと思ったが
徐々に日出は遅く、日入は早くなってくるので、
予報は曇りだが、トムラウシに車を走らせた。
トムラウシ温泉東大雪荘からも登れるが、そこからさらにユートムラウシ林道を進み
大半の人が利用する短縮登山口から、スタートする。
広い駐車場には、すでに13台位車があり
さすが日本100名山に選出されているので、本州ナンバーの車も多い。
すでに5組も、出発しているようだ。
さすがに標高が高いので、涼しい気温のなか歩いていき
トムラウシ温泉からのコースと合流し・・・・
傾斜がついた単調な樹林帯を登りつめると・・・・
カムイ天上に着き、木々の間からうっすらとトムラウシ山が見える。
以前はカムイサンケナイ川沿いを通るルートだったが、
現在は立ち入り禁止になり、尾根を上がっていく新ルートとなっている。
新ルートはぬかるんだ泥道で、評判がよくないらしい。
中央右にトムラウシ山山頂が見えて来ました!
新ルートは尾根を上がり、コマドリ沢まで一気にジグザクと下ります。
これは帰りの登り返しが、嫌だね。
花が多いコマドリ沢沿いを、登っていく。
この辺りから日差しが厳しくなり、汗だくに・・・・
岩礫になり森林限界に達し、急に視界が開ける!
左手には、名も無き峰の緑が映える。
岩礫を登りきると、前トム平。
眼前にトムラウシ山山頂が、姿を現しました!
段々近づく山頂を眺めながら、ケルンがある台地を過ぎて・・・・
ドスーンと迫力ある山容が、眼の前に。。。。。。
まだ斜面には、雪渓が残っていますね。
一旦下って、トムラウシ公園に着く。
巨石や奇岩が緑の斜面に立ち並び、何ともいえない景観です。
東の南沼キャンプ地へ、トラバース気味に登っていき・・・・・
南沼キャンプ地から、大きな岩の積みかさなった山頂目指し
最後の急斜面を登り・・・・
岩をよじ登ると・・・・
やっと、トムラウシ山山頂に、到着!
大小の湖沼
トムラウシ山は双耳峰なので、火口底を挟んでもう一つの山頂!
手前に南沼、奥には十勝連峰が聳える。
生憎雲でかすみ、遠方ははっきりしない。
来し方を、眺める。
御鉢平方面!
此処から日本庭園~化雲岳へ行きたいところだが
日帰りでは厳しいな・・・・
此処から左端の旭岳や黒岳まで、縦走することができます。
写真の方は、東京から来た29歳の爽やかな好青年で、
1日目、黒岳~白雲岳避難小屋前テント泊
2日目、白雲岳避難小屋~ヒサゴ沼テント泊
今日3日目、ヒサゴ沼~トムラウシ山~ヒサゴ沼テント泊
明日4日目、ヒサゴ沼~天人峡に下山だそうです。
LCC(格安航空会社)で成田~旭川往復で、2万円ちょっとで来れるようです。
LCCが格安なので、北海道新幹線(札幌まで延伸)は
本当に必要?需要があるのか?
↑国(北海道)の予想推移は、どう考えても甘いような気が・・・・・・
利用客が、5倍に増加??
さあ、下りていきましょう!
トムラウシ公園の登り返し、ハアハア。。。
あれ?後方から一人来ますな。
前トム平からの下り、慎重に。。。。
コマドリ沢で、後方から来た方と話すと・・・・・
道南の八雲から来られた54歳の方ですが、
なんと私と同じ短縮登山口から登って、
日帰りでトムラウシ山~化雲岳まで行ってきたようです。
疲れた感じも無く、まったく・・・・
「どんだけ~~」という感じです。。。。。。
苗字も聞いたが、大分脳細胞が少なくなってきたようで
忘れてしまった。。。。
汗だくになったので、トムラウシ温泉東大雪荘にて
汗を流していった。
↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)
GPSによると、今回の歩行距離は21.6kmでした。
トムラウシ山は、大雪山国立公園のほぼ中央に位置し
大雪山の主要な山々から眺められ、山容にも特徴があるので
今回登って満足、満足!
2012年8月21日
日高山脈(北日高)の伏美岳に行ってみた。
本当は日高山脈の北戸蔦別岳に行くつもりだったが、
登山口までは千呂露林道を通るのだが、以前は途中にあるゲートの鍵を
森林管理署から借りる必要があったが、現在はゲートが開放されているらしい。
念の為確認すると・・・・・
先週の降雨で土砂崩れがあり、なんと千呂露林道は通行止めとのこと。
今週中に工事して、来週には通行止を解除する予定らしい。。。
急遽行き先を変更し、芽室町に車を走らせた。
今回は誰もいない、一番乗り!
「芽室山の会」の尽力によるものか、手入れがされています。
ジクザクと樹林帯を登っていき・・・・
樹林帯でほとんど展望はないが、雲海のなかに剣山(中央奥)が望められた。
標高1150m過ぎると、一旦平坦の尾根になるが
それを過ぎると傾斜がつき、ひたすら同じような樹林帯を登っていく。
山頂方面が見えて来ました!
この日は気温も高く、無風に近いので
汗が吹き出ます!
普段仕事場は、汗をかかない室温管理をしているので
汗をかくことがないので、夏場の山登りのときは
自分でもびっくりする位、汗が吹き出ます。
この辺りは、時期が早ければお花畑でしょう。
振り返ると、中央奥に剣山!雲海も変わらず。
此処で、熊鈴の音が聞こえました。
誰か登ってきたようなので、先を急ぎます。
やや背が高いハイマツを通り抜け・・・・
熊鈴の音が、聞こえなくなった。
山頂標識が、見えて来ました!
伏美岳山頂に、到着!
山頂に出ると、急に360度の展望が開けます。
此処から眺めた中で、一番格好良い山容で
存在感があると思ったのが、中央やや左の札内岳でした。
此処からさらに稜線を歩いて、正面に見えるピパイロ岳~左側に稜線が続き
1967m峰~左端の北蔦別岳~
右端の山頂が平坦に見える北戸蔦別岳~左に稜線を進み尖った山容の戸蔦別岳
~雲で隠れているが幌尻岳まで、縦走できます!
右手前に神威岳、左奥に札内岳
正面やや右に妙敷山、その奥に十勝幌尻岳
左端に久山、右奥に剣山
手前右にトムラウシ山(表大雪にも同名の山あり)
そのやや左奥に、芽室岳
この日は日差しが強いが、山頂なので丁度快適な状態!
1時間山容を眺めて、充分満喫した。
気になった山を、ズームアップ!
正面奥に幌尻岳、右に戸蔦別岳
正面奥に、札内岳
さあ下りていきましょう!
そういえば熊鈴が聞こえたが、誰も登ってこなかったな・・・・・
幻聴か?鳥の鳴き声?だったのか?
うーん。。。。。
半分ぐらい下りた時点で、この日はじめて人(単独)とすれ違った。
無事登山口に着くと、私以外に車が2台あったので
やはりすれ違った人以外に、入山しているようだ。
登山道以外を歩いているらしい。
沢からのルートを登る人もいるようだが、山頂に来ないのも変だが・・・・
残念ながら、登山口周辺には温泉がないので
(新嵐山荘は温泉ではない)
川北温泉(めもーる川北)に、浸かっていった。
↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)
GPSによると、今回の歩行距離は10.1kmでした。
距離はないが、標高差は1000m以上あり
気温も高く汗もかいたので、まずまずである。
ただ登山道は展望がない同じような樹林帯なので
是非天気が良い日に、登ったほうがよい。
展望は、抜群に良い!
折角登っても、展望が無ければ記憶に残らないだろう。
2012年8月7日
増毛山地の黄金山に、行ってみた。
7/31-8/1と休暇をいただき、
テント泊にて、大雪山のトムラウシ山に行く予定だったが、
天気が芳しくなく、残念ながら断念した。
ならばと、8/7にトムラウシ山に日帰りで行くつもりだったが、
溶血性貧血で緊急入院となったワンちゃんがいたので、
遠出は出来なくなってしまった。
これは、職業的に仕方がない。。。。。
入院のワンちゃんも、貧血の進行が落ち着いてきて
輸血はしなくても大丈夫なので、近場の黄金山に行くことに・・・・
黄金山は、日本海沿いの石狩市浜益に位置し
その山容から浜益富士とも呼ばれている。
平日だが人気があるのか、登山届をみると
早朝に登り始めた4組は、すでに下山済みのようです。
さあ、行ってみましょう!
笹が刈りとられて、歩きやすい道を行き・・・・
旧道と新道の分岐点に、到着!
距離はほぼ同じだが、旧道のほうが急らしいので
旧道から登ってみよう!
分岐からも、笹が綺麗に刈り取らた道を進み
山頂方面が、望められてきました!
徐々に傾斜が付いてきて・・・・
突然、急斜面となります。
画像では急斜面に見えませんが、崖みたいなところもあり
手も使って、攀じ登らないといけません!
ロープもあるが、丁度良い位置に木の根が出ているんだよね。
最後はトラバース的に、崖下を進んで・・・・
新道と合流して・・・・・
最後は岩稜となって・・・・
風が心地よい。。。。
山頂が、見えました!
すでに山頂には3人おり、一人が手を振ってくれています!
こちらも手を振り返す!
黄金山の山頂に、到着!
日本海と浜益市街
増毛連山!
中央やや左奥に、南暑寒岳が望めるが、
その左の奥徳富岳は、雲に隠れてしまっています。
さて、下りていきますか。。。。。
低山ながら独立峰なので、高度感あり。
下りは、新道を下りる。
新道の方が、歩きやすい!
今登った黄金山を、眺める。
距離が短く、歩行時間は短いが、
後半に急勾配があり、そこそこ楽しめる。
帰路登山口から近くにある浜益温泉にて
汁だくな身体を、さっぱりさせて帰った。
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GPSによると、今回の歩行距離は6.1kmでした。
2012年7月24日
ニセコ五色温泉起点で、イワオヌプリ~ニトヌプリ~チセヌプリ~長沼~
神仙沼~大沼~五色温泉を、周回しようと出かけてみた。
五色温泉より、すでに真中右にイワオヌプリ山頂が望められる。
少し登ると他の登山口からとの合流地点に、入山届けがある。
今回も一番乗り!
車中泊らしき車は、2台あったが・・・・・
灌木帯を登っていき・・・
霧が出てきて、山頂が望めなくなってしまった。。。。。。
火山礫地を登ると・・・・
イワオヌプリ山頂に、到着!!
霧で展望はないので、すぐ火口を周回して下りていき・・・・・
目の前に次に向かう予定のニトヌプリが見えるが、
山頂は生憎、霧の中。。。。。
これでは展望は期待できないので、予定を変更して
大沼~神仙沼へと逆周りに行くことにする。
神仙沼周辺は観光客が多いと思うので、
なるべく少ないであろう早い時間に、行ったほうがいいしね!
分岐からシダ類と笹の狭い道を、進み・・・・
左に小イワヌプリ!
この辺りは、硫黄鉱山跡なのでしょう。
中央奥に、ニトヌプリが望めます。
大沼に、到着!
標識も無く、誰もいません。
木道になり、歩きやすくなったところで
前方から作業着姿のおじさんが、歩いてきて・・・
「おっ!大沼行ってきた?」
「ええ、五色温泉から・・・」と言うと
「五色温泉から? ご苦労!!ご苦労!!がっはっはっはっは」
と豪快な高笑いをするおじさん。。。。。
一旦パノラマラインに出て、来た方の「大谷地」を振り返る。
道路を横断し、神仙沼に向かう。
神仙沼に、到着!
此処だけ、観光客がいますね。。。。
今日は天気予報では、終日曇りでしたが
また霧が出てきました。
長沼に到着!
ここには、誰もいません。。。。
左のチセヌプリは霧の中
シャクナゲ岳も霧の中・・・・
長沼を出発して、直ぐに雨がポツポツ降ってきました。。。。
神仙沼~ニトヌプリをピストンしてきた単独のおじさんとすれ違い・・・・・
レインウェアを今丁度着込んでいる単独おばさんを、やり過ごし・・・・
チセヌプリ分岐に、着きました!
ここで地図を出して、しばし悩む。
もう雨は、止みそうない。
霧で展望はないが、予定通りチセヌプリ~ニトヌプリと
ピークを踏みに行くべきか?
大湯沼(湯本温泉郷)に下りて、道路を歩いて戻るか?
一旦チセヌプリの方に歩いていったが・・・・・
また戻って、湯本温泉郷に下りることに・・・・
チセヌプリスキー場のリフトが見えて来ました。
ああ、やはり初志貫徹、チセヌプリ~ニトヌプリとピークを踏むべきだったと
ここですでに、後悔の念にかられた!!
チセヌプリスキー場の駐車場が、見えて来ました。
湯本温泉郷からパノラマラインを、登っていきます。
途中パノラマラインから右折して、五色温泉目指して歩いていくが、
時々車が通るが・・・・
ああ、虚しい。
何で雨の中、中年のおっさんがザックを背負って、道路を歩いているのか?
ああー、虚しい。
登山道を歩いていたら、このような虚しさは感じなかったはずだ。
いつもここを通るたびに、蔦が絡まったこの古木に
鳥が多数いるが、この日もたくさんの鳥がいた!
一番上に、アカゲラの姿も。。。。。
濃霧の中、五色温泉が見えて来ました!
スタート地点に戻り、見上げると
イワオヌプリは霧の中・・・・・
五色温泉にて、温まっていった。
ここは長湯できる丁度良い湯加減!
露天風呂で、寝そうになってしまった。
↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)
GPSによると、今回の歩行距離は23.9kmでした。
うち山歩き(赤線)が17.5km、道路歩き(青線)が6.4kmでした!
つづき・・・・
後方にいた方も登ってきて、話をすると
山形県から登山にきた65歳の方です。
若いときから登山をしていたようですが、4年前の定年を機に
日本300名山の完登を目指し、全国津々浦々
山を登り歩いているそうで、すでに160座登頂したそうです!!
北海道からは、26座選出されているそうで、
今年から毎年5-6座登りに来る予定だそうです。
前日16日(月)は、石狩岳
14日(土)は、黒岳~中岳~裏旭キャンプ地でテント泊
15日(日)は、旭岳で日の出を拝み~北海岳~黒岳と連日登っているそうです。
黒岳はロープウェイとリフトがあり、手軽に登れ、
「すでに観光地化している俗な山なので、混んでいたでしょう?」と問うと・・・・・
苦笑いを浮かべ、「なので、登りも下りもロープウェイもリフトも乗らないで、
層雲峡から歩いた」との事。。。
リフトに乗っている人に、2-3回「あっ!歩いている人がいる」と指を指されたらしい
「男気のある人だなー」と、私も笑みがこぼれた。
明日18日(水)はテントを担いで、トムラウシに登ると言っていた。
さらに格好に驚いた!
町を歩いていてもおかしくない感じで、ズボンも普通のスラックスのように見えた。
ベルトは間違いなく、おじさんがよくしている牛革のベルトで
ズボンはメーカーロゴは、外側には見た範囲ではなかった。
半そでシャツの下も普通の綿製の肌着だった!!
綿製は吸湿性はいいが、汗などで濡れてもなかなか乾かない。
靴は革製の登山靴だった。
冬山は登らないらしいが、連日長時間登山して
「高山植物(花)には全く興味は無く、景色を見ながら登るのみ!」との事。
これは浪漫ですね!
さあ、下りていきましょう!
なかなかの高度感があります。
天狗岳への登り返し!
天狗岳をトラバースし・・・・
展望が常時開けており、景色が変わるので爽快です!
窪地を登り返し・・・・
振り返ると、存在感のあるニペソツ山が・・・・・
さすが本州からの登山者が、北海道の秀峰というだけに
鋭鋒が美しい山容です。
登りでは雲で隠れていた石狩連峰が、はっきり望めます!
表大雪(右から忠別岳~トムラウシ山までの稜線)
中央やや左の小天狗のピークまで登り返し、
右上へ向かって、尾根を下りて行きます。
中央奥に左にピリベツ岳と右に西クマネシリ岳の双耳峰
形からTits Mountainとも呼ばれているらしい・・・・
石狩連峰
左から川上岳~石狩岳~音更山~ユニ石狩岳
近いうちに行きたい山域です。
帰りの林道で、エゾライチョウが多々います。
国道に出るまでに、8羽はみました!
糠平温泉郷の中村屋で、汗を流していった。
糠平湖~然別湖は、エゾジカ密度が高いが
ぬかびら温泉郷スキー場の斜面では、歩きやすいためか
エゾジカを何頭も観察できた。
↑「るーるるー、るーるーるるー」と声を掛けながら歩み寄ったら
かなりの近距離でも、逃げなかったぜ!!
然別湖の看板左に天望山、看板右に白雲山
↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)
GPSによると、今回の歩行距離は18.1kmでした。
距離はそれほどでもないですが、登り返しもあり
歩き応えがあり、満足度高し。
この日ニペソツ山に登ったのは、私と65歳の方の二人だけでした。