今年の夏ごろ、べトメディン(成分名ピモベンダン)が
動物用医薬品で、発売になりました。
(医薬品は以前より発売されています。)
適用は犬の慢性心不全で、
作用は①カルシウム感受性増強作用による強心作用と
②ホスホジエステラーゼⅢ(PDEⅢ)阻害作用による血管拡張です。
僧帽弁閉鎖不全(MR)による
発咳・運動不耐性のシーズー犬や
拡張型心筋症(DCM)による
腹水貯留・食欲不振・沈うつの柴犬などで
この薬の投与で、症状の明らかな改善が認められ、
クオリティ・オブ・ライフ(QOL)が明らかに向上しました。
頻脈や嘔吐などの副作用もなく、腎血流量の低下もないため
とても使いやすく、効果も実感できます。
投薬もビーフ・フレバーのためか、飲んでくれやすいみたいです。
高齢期に症状がなくとも、ワクチンなどで来院されたときに
MRによる心雑音を指摘される人も多いと思いますので、
MRによるうっ血性心不全の症状が出る前に、
投薬が必要な状態かどうか?や食事療法、生活習慣の改善などを、
診察・指導してもらってくださいね。
因みにうっ血性心不全の症状は・・・・
発咳
運動不耐性
頻呼吸
呼吸困難
沈うつ
食欲不振 などです。
いやー、またお勧めの映画を、見つけました。
「ノーカントリー」
昨年度のアカデミー4部門獲得!
(作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞)
http://jp.youtube.com/watch?v=qhG81HNy67k
ストーリーは・・・・
メキシコ国境に近い砂漠でハンティング中に、偶然、死体の山に出くわした
ルウェリン・モスは、大量のヘロインと現金200万ドルが
残されているのを見つける。
危険を承知で大金を奪ったモスに、すぐさま追っ手がかかる。
必死の逃亡を図るモスを確実に追い詰めて行くのは
非情の殺し屋アントン・シガー。
そしてもう一人、厄介な事件に巻き込まれたモスを救うべく
老保安官エド・トム・ベルが追跡を始めるのだった。
場所がテキサス州エルパソというのが、素晴らしい。
原作の設定が1980年代だからか?
テキサスの田舎だからか?
登場する車もピックアップが多く、年式も1960-1980年のみ。
またレストランやモーテルもつくりは質素だが、
中の家具や内装は60-70年代のものを、
大切に使って、いまだに変わらずあるというのがいいです。
これはもちろん映画の状態のまま、現在も経営されていると思います。
最近は日本も猟奇的な事件も多いですが、
アカデミー助演男優賞を獲ったハビエル・パルデムの
サイコパスの殺し屋の怪演は、感動します。
スペイン人なので、アメリカ人とは違う雰囲気。
冷静沈着、計算し尽くされた動き。
またゆるぎない本人の中のルールと・・・・・
すべて簡単に分からせるわけではなく、
見ている人に、「ハッ」と気づかせるような
カメラワークや映像が多くあります。
まさに実在の連続殺人者もIQが高い人が多いので、
(そうでないとすぐに逮捕されてしまう、また社会的地位もある人が多く
容疑者リストにあがっても、見逃されてしまう)
ただの異常者とは違う崇高な感じが、出ています。
また最後がいい。
アメリカ映画は最後は犯人や悪が捕まるか、殺されて終わるが
必ずしもそうではないことも、あるわけです。
登場人物もほぼウェスタンシャツとウェスタンブーツというのが、
かっこよすぎます。
スーツもウェスタンですよ。
老保安官役のトミーリージョーンズも、
テキサス生まれでブルーカラーの臭いがしますので、
とても渋いです。
彼が主演の「メルキアデス」や「ハンテッド」 は、お勧めです。
今まで知りませんでしたが、
札幌市にあるサッポロファクトリーの1階に
「カリモク家具」のショールームがありました。
「カリモク」は愛知県の刈谷木材工業が前身で、
いまやカリモクグループで資材から製造、販売まで行っています。
http://www.karimoku.co.jp/toppage.html
ここの家具は、本物の木の家具の良さを追求し、
デザインや品質はもとより、癒しなども考えています。
病院の玄関にある傘たては、カリモク製品です。
以前にカリモクホームページからカタログを請求すると
CD-ROMで、送られてきました。
4つのスタイル系統に分かれ、
それぞれにバラエティー豊かな商品が満載です。
あと山形県の天童市にある「天童木工」も
良質の木の家具を作ろうと設立された会社です。
今日は寒く、札幌市内でも雪でした。
これからの季節、ウェスタンブーツも衣替えとなりますよ。
何故って・・・?
天然素材の革は、水分を嫌いますので、
エキゾチックやお気に入りのブーツは、
雪がある季節は、履きません。
今日のブーツは、これ!!
ヴァンプの部分が、エレファント(象)革です。
象革の特徴は、厚くて大変丈夫であること。
履きこんでも、ほとんど傷が付きません。
独特なヒダ・シワ模様であり、細かい粒状に隆起した銀面は
他に似た物がなく一目で象革と分かります。
しかし、このブーツは黒色で目立たないのか、
余り指摘されません。。。。
1973年に採択されたワシントン条約により、
象革は貴重になっています。
なぜなら・・・
ワシントン条約に基づき、
動植物の多くが輸出入の規制の対象となっており、
これらを輸入するには、条約で定めた機関の発行する書類
(輸出国の輸出許可書、経済産業省が発行した輸入承認証など)
がないと輸入できません。
また、漢方薬などの加工品・製品等についても
規制の対象となります。
1989年以降、象は保護のため全面捕獲禁止になりました。 最近は象革が、少し出てきているそうです。 アフリカのジンバブエ共和国の国定公園で 増えすぎた象の調整のため、捕獲した象が 正規のルートで、日本国内にも入ってきているみたいです。 おまけ!!! ゾゾーー、これはビックリ!!! 東京M市にある剥製専門店のオリジナルで、 本物の象の足の剥製に、上部にシマウマの皮にて 椅子?にしています。 この道39年の店主は、鳥・獣・魚と何でも剥製に出来るそうです。 大学や企業などの依頼で、CMや展示用、研究標本を、 多々納入しているそうです。
ついにGM(General Motors)とクライスラーは
合併することになったようですね。
本社売却などの話も出ていましたので、
合併しても、今後も経営は心配ですね。
何とか米政府の低利融資で乗り切ってほしいです。
今年はGMを抜いて、車の販売台数はトヨタが
世界一になりそうです。
(もちろんGMとクライスラーをあわせて計算すると、
まだこちらが世界一ですけどね)
アメリカもGMも50年代が一番豊かで、力がありました。
50年代に、GMがアメリカ最大の会社となり、
GMの景気が、
アメリカの景気を反映しているといわれていたそうです。
この写真はchevrolet Ber Air で、1955-1957式は
トライシェビーといわれ、最も美しいと評価が高いです。
1970年代は、オイルショックや排ガス規制により
馬力は低くなりましたが、車体はまだ大きく魅力があります。
1990年台は、SUVのヒットやピックアップトラックの根強い人気で、
踏ん張っていたものの、
このときから低下の一途を辿っていたのでしょう。
アメリカは製造業が駄目になり、金融業に走り・・・・・
サブプライムローンそして今日の状況を起こしたのでしょうね。。
もう強いアメリカはなく、今後も復権はないのでは・・
新型Cadillac CTS は車体の大きさはクラウンと同等ですが、
足回りやエンジン出力も充分あり、
かなりかっこいいと思います。
またアメ車は燃費が悪いと思っている人が多いですが、
同等クラスの日本車と変わらないか
逆に北海道などで長距離走る人は、
アメ車のほうが燃費いいと思います。
(実体験より)
現在アメリカで新車の大型車は、
ガソリン高の影響で売れないと、よく放送されていますが、
購入したくても、実際はローンの審査が厳しくなり、
ローンがほとんど通らないらしいです。
こうも連日株価、為替、景気後退の話ばかりですと、
ドンドン消費意欲がなくなり、悪い方向に行ってしまいますよね。