2012年8月21日
日高山脈(北日高)の伏美岳に行ってみた。
本当は日高山脈の北戸蔦別岳に行くつもりだったが、
登山口までは千呂露林道を通るのだが、以前は途中にあるゲートの鍵を
森林管理署から借りる必要があったが、現在はゲートが開放されているらしい。
念の為確認すると・・・・・
先週の降雨で土砂崩れがあり、なんと千呂露林道は通行止めとのこと。
今週中に工事して、来週には通行止を解除する予定らしい。。。
急遽行き先を変更し、芽室町に車を走らせた。
今回は誰もいない、一番乗り!
「芽室山の会」の尽力によるものか、手入れがされています。
ジクザクと樹林帯を登っていき・・・・
樹林帯でほとんど展望はないが、雲海のなかに剣山(中央奥)が望められた。
標高1150m過ぎると、一旦平坦の尾根になるが
それを過ぎると傾斜がつき、ひたすら同じような樹林帯を登っていく。
山頂方面が見えて来ました!
この日は気温も高く、無風に近いので
汗が吹き出ます!
普段仕事場は、汗をかかない室温管理をしているので
汗をかくことがないので、夏場の山登りのときは
自分でもびっくりする位、汗が吹き出ます。
この辺りは、時期が早ければお花畑でしょう。
振り返ると、中央奥に剣山!雲海も変わらず。
此処で、熊鈴の音が聞こえました。
誰か登ってきたようなので、先を急ぎます。
やや背が高いハイマツを通り抜け・・・・
熊鈴の音が、聞こえなくなった。
山頂標識が、見えて来ました!
伏美岳山頂に、到着!
山頂に出ると、急に360度の展望が開けます。
此処から眺めた中で、一番格好良い山容で
存在感があると思ったのが、中央やや左の札内岳でした。
此処からさらに稜線を歩いて、正面に見えるピパイロ岳~左側に稜線が続き
1967m峰~左端の北蔦別岳~
右端の山頂が平坦に見える北戸蔦別岳~左に稜線を進み尖った山容の戸蔦別岳
~雲で隠れているが幌尻岳まで、縦走できます!
右手前に神威岳、左奥に札内岳
正面やや右に妙敷山、その奥に十勝幌尻岳
左端に久山、右奥に剣山
手前右にトムラウシ山(表大雪にも同名の山あり)
そのやや左奥に、芽室岳
この日は日差しが強いが、山頂なので丁度快適な状態!
1時間山容を眺めて、充分満喫した。
気になった山を、ズームアップ!
正面奥に幌尻岳、右に戸蔦別岳
正面奥に、札内岳
さあ下りていきましょう!
そういえば熊鈴が聞こえたが、誰も登ってこなかったな・・・・・
幻聴か?鳥の鳴き声?だったのか?
うーん。。。。。
半分ぐらい下りた時点で、この日はじめて人(単独)とすれ違った。
無事登山口に着くと、私以外に車が2台あったので
やはりすれ違った人以外に、入山しているようだ。
登山道以外を歩いているらしい。
沢からのルートを登る人もいるようだが、山頂に来ないのも変だが・・・・
残念ながら、登山口周辺には温泉がないので
(新嵐山荘は温泉ではない)
川北温泉(めもーる川北)に、浸かっていった。
↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)
GPSによると、今回の歩行距離は10.1kmでした。
距離はないが、標高差は1000m以上あり
気温も高く汗もかいたので、まずまずである。
ただ登山道は展望がない同じような樹林帯なので
是非天気が良い日に、登ったほうがよい。
展望は、抜群に良い!
折角登っても、展望が無ければ記憶に残らないだろう。
7,8年前伏見岳から2泊3日で戸蔦別岳まで行ったことがあります。
素晴らしかったですが、最終日は雨であの1000mを超す標高差をスリップしなが下りてきました。
次回は千呂露林道から北戸蔦別岳でしょうか?
また一人ですか?熊に気を付けて下さいね。
暑くてへたばり、伏美岳に到着する頃には、「まあいいか・・・」と伏美岳のみで
下山してしまいました。
tarumae-yamaさんは伏美岳~戸蔦別岳までの縦走をされたそうで、天気が良ければ
最高の稜線歩きですね!
日高山脈は大雪とはまた一味違う、魅力がありますよね。
今ですとtarumae-yamaさんをお誘いしても、付いていけずまた醜態を晒すことになりますので
まずはマイペースで行こうと思います。
体力がもう少しついたら、よろしくお願いします。