受傷53日目 14回目のリハビリ
シュ、シュ!
担当医に「もっと膝を曲げんか!」と叱咤されたので
自宅で膝を曲げるリハビリを、頑張る。
歯を食いしばって曲げても、ある角度以上は曲がらないので、
足首付近を掴んで、グイグイ曲げる。
時々ズキンと、痛みが走ることがある。
しつこく曲げていると、屈曲する角度が大きくなる。
しかし、「よっしゃ」と思っても
一晩寝ると、また元の角度までしか曲がらなくなるのが
むなしい。。。。。
毎日しつこく、曲げ続ける。
受傷56日目 15回目のリハビリ
ジャブ、ジャブ!
リハビリの経過は良いみたいなので、もっと負荷をかけるため
筋肉増強練習のときのウェイトが重くなる。
ハーフスクワットもそれなりに、スムーズに出来るようになってきた。
マシーンと化せ!
リハビリマシーンになれ!
受傷59日目 16回目のリハビリ
ワン・ツー、ワン・ツー!
徒手療法開始直後に、リハビリ担当の方に・・・・
「宇田さん、膝下落ち込んでいますよー」
「え、ええー・・・・」
後十字靭帯が断裂しているので、膝下(下腿骨)が後方に落ち込んで
膝の皿(膝蓋骨)の下が、へこんでいる。
膝の腫れがさらに引いてきたこともあり、目立ってきた!?
膝下はへこんでも、気持ちまではへこまないぜ!
私の正常の右膝は、全く微動だにしないが
損傷した左膝は、後方引き出し徴候(カクカクと異常な可動)が
他の人よりわかりやすいらしい。
(わかりやすいから、可動域が広いということではないらしいが・・・・)
少し前にリハビリ室に実習生が来ており
私の膝を、触らしてあげた。
その実習生は、初めて後方引き出し徴候が
わかったとのことだった。
よかった、よかった
私の膝も、人の役に立ったようだ。
さて、膝の曲がりもわずかづつだが良くなってきたが、
息切れしてきたので、リハビリ担当の方に
「どうですかねー、そろそろ何合目まで来ましたか?」と問うと・・・・
笑って、答えてくれない・・・・・・
ガ、ガ、ガイドさん(リハビリ担当の方)・・・・
まあ、6合目位か・・・・
受傷64日目 診察&17回目のリハビリ
カーン。。。。
まずはリハビリ、まだ新しいリハビリ運動が出てくる。
リハビリ担当の方は、業師だねー。
また頭の回転が早い人なので、私の訳のわからない質問にも
聞き返すことなく、即答してくれる(笑)
記憶も良いようで、今まで言ったことを覚えている。
うーん、素晴らしい。
左膝の屈曲は、130°まで曲がるようになった。
正常の右膝も測定してもらうと、140°しか屈曲しないので
かなり改善してきました。
さて、続いて診察へ・・・・・
今回は、「膝の曲がりが変わっていない」とは言わせないぜ。
グイ、グイ、グイ
担当医「おお、大分曲がるようになっていいねー」
左右に膝に負荷をかけて、痛みがないかもチェック!
徐々に?どんどん?「やりたいことを、やっていきなさい」とのことだった。
後方引き出し徴候だが、これはほぼ膝の腫れも引いて組織的にも修復されているので
「これ以上は良くならないでしょう」とのこと。
はじめの損傷の程度で、異常可動の範囲が大体決まってしまうらしい。
切れた後十字靭帯は、周囲の組織と癒着するらしいが
それでも元の位置に戻ることはないし、いくら筋肉を鍛えても
切れた靭帯と同等の機能は、望めない。
これを今後も頭に入れておかないと、いけない。
↑ 再度担当医に、私の半月板断裂部位を確認しておいた。
左膝 内側半月板後角 2ヶ所横断裂!
(上の図は右膝ですが・・・・・)
断裂した半月板が、MRI画像では最初に少しずれているように見えるといわれたが
ズレた位置で外周辺部がくっついたのか、Mobile flap(ロッキング)しなくて
運が良かった。
自分の予想より、回復は順調である。
手術はしない方向に、決まった。
しかしまだまだ膝に何か装着しているチンバ野郎だ・・・・・