ポッケ動物病院の独り言

病院での出来事・日々気づいたこと・趣味・その他なんでも

クレイジー・ハート

2010-09-03 | 映画

   

先日、観てきました!!

  

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東京では6/12~上映していましたが、

北海道では8/21~ディノスシネマズ札幌劇場1ヶ所のみで上映!

  

早く観に行かないと、終わってしまっては・・・・・

大変、大変。。。。。

   

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狭い劇場ですが、上映少し前に到着すると、

5人ぐらいしかいない・・・・

  

上映間直前に人が増えてきて、お客さんは20人でしょうか・・・

  

平日の昼なので、年金生活又は間近のおじさん・おばさんばかりです(笑) 

      

      

    

かなりリアルな映画です。

カントリー音楽が好きな人なら、感心するシーンが多数あります。

  

ストーリーは・・・・

   

かつて一世を風靡したカントリーシンガー。

現在は人気もなくなり、独り孤独にドサ回りのシンガーに落ちぶれている。

  

新曲も書けず、毎日アルコール漬け。。。

まあ、アルコール中毒ですね!

最近は減ってきていますが、

実際に、アルコール中毒のカントリーミュージシャンは、多々います。

 

代表的な人はアウトロカントリーの呼ばれる

マール・ハガード、ウィリー・ネルソン、ウェイロン・ジェニングスなど・・・・

   

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ドサ回り中に出会った地方紙記者との恋で、

家族の温かさを求めるが、シングルマザーなのと

アルコール中毒なので、躊躇されてしまう・・・・

  

ここからが良いのが、

バー経営者の親友(ロバード・デュヴァルが良い味出してます)と

かつてのカントリー音楽の愛弟子の恩師に対する感謝の気持ちにより

アルコール中毒を克服して、新曲を書き上げて

人生の再スタートを、踏み出した・・・

  

真の親友と感謝の気持ちを忘れない弟子。。。。

周りの温かいサポートが、いいのですな。。。

   

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最後のシーンも、より現実的(リアル)であり

ハッピーエンドで終わらないのが、また良い!!!!

   

Sさん、「クレイジーハート」良かったですよ!

バンドもしていたし、音楽も好きなので、観に行ったほうが良いですよ!

すぐに劇場に走れ!最終上演は、20:15ですよー。

            


Crazy Heart

2010-05-04 | 映画

     

昨年12月に全米で公開されたJeff Bridges主演の映画「Crazy Heart」
    
作家Thomas Cobbの同タイトルの小説「Crazy Heart」を

原作に映画化したもの。

   

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ストーリーは・・・・

バッド・ブレイク(ジェフ・ブリッジス)は才能がありながらも

今は落ちぶれたカントリー・シンガー。

4度も結婚を繰り返し、酒びたりの生活を送る日々。

そんな彼の前に突然、ジーン(マギー・ギレンホール)という女性記者が現れ、

孤独な2人の心は急速に互いを求めていく――。

  

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この手の内容の映画は、アメリカでヒットしても

日本では公開されないのが通常ですが、

さすがに第82回アカデミー賞の主演男優賞Jeff Bridges

と主題歌賞「The Weary kind」 by Ryan Bringhamを受賞したので

日本でも今年の6/12に公開予定です!!!

  

うーん、楽しみです! 

   

Jeff Bridgesは好きな俳優で、きっかけは1974年の「サンダーボルト」

(クリント・イーストウッド主演)のライトフット役で出演していたのを見てからです。

  

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「サンダーボルト」もお勧め作品ですよ!!

初期型トランザムが出てきて、これまた痺れます!!!

         

      

      

  

  ↑ 「The Weary kind  」 by Ryan Bingham

  


INTO THE WILD

2009-03-23 | 映画

最近見た映画のなかで、「イントゥ・ザ・ワイルド」の話でも・・・・

  

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この映画に興味が引かれたのは・・・・

実話に基づいていること。

(原作はジョン・クロカワーのノンフィクション小説『荒野へ』)

主人公が、アラスカを目指していたこと。

監督がショーン・ペンであったこと。

  

ストーリーは・・・・・

1990年夏、大学を優秀な成績で卒業したクリストファー・マッカンドレスは、

ハーバードのロースクールへの進学も決まり、

将来を有望視された22歳の若者だった。

ところがある日、周囲に何も告げることなく全てを捨て、彼は姿をくらました。

これがクリスの“真実を探す”壮大な旅の始まりだった。

最終目的地は、アラスカ。

    

    

観る人によっては、つまらない内容だが、

なぜ旅に出たのか?

   

両親の不仲?

理想と現実のギャップ?

都会の喧騒感?

自分探しの旅だったのでは・・・。

  

父親役で久しぶり観たウィリアム・ハートや、

ダーティーハリー2で、私刑執行人として白バイ軍団を洗脳していた

ブリッグス警部補役であったハル・ホルブルックが出ています。

本作で83歳となったハル・ホルブルックが、

ダーティーハリー2のときと違い、いい演技です。

   

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アラスカ。。。

アメリカの最北端で、最大面積の州。

マッキンリーもあります。

 

行ったことはないですが、なぜか以前から憧れがあり、

是非行かなければならないところだと、思っています。

カリフォルニア州でも北海道と比べ物にならない自然や広大さがありますが、

アラスカはさらに自然の厳しさを、感じれるところだろ思います。

だから飛行機移動で観光スポットをめぐったり、

オーロラをみるということではなく、車で駆けずりめぐりたいです。。。。

  

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アラスカで頭に思い浮かぶのは・・・・・

写真家 星野道夫氏です。

  

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大学時代に、アラスカの写真に魅了され、

言葉も分からぬその地に単身とびこみ、

やがて写真家となり、アラスカのすべてを愛し、

アラスカで根を下ろした。

  

大概の人は、やりたい事や夢を口にしても、

実際に実現するための一歩を踏み出せない。

しかし星野氏のような行動力がある人は、うらやましいですね。

 

私のお勧めの写真集は・・・

ムース ムース
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:1988-06

   

星野道夫の仕事〈第1巻〉カリブーの旅 星野道夫の仕事〈第1巻〉カリブーの旅
価格:¥ 4,935(税込)
発売日:1998-09

   

    

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1996年8月8日、テレビ番組取材のため滞在していたロシアの

カムチャツカ半島南部のクリル湖畔に設営したテントで

ヒグマの襲撃に遭い、死去。享年44歳。

餌付けされていたヒグマだったらしい・・・・・R.I.P

   

  

  

  


ノーカントリー

2008-11-20 | 映画

  

いやー、またお勧めの映画を、見つけました。

  

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「ノーカントリー」

昨年度のアカデミー4部門獲得!

(作品賞、監督賞、脚色賞、助演男優賞)

   

http://jp.youtube.com/watch?v=qhG81HNy67k  

   

ストーリーは・・・・

   

メキシコ国境に近い砂漠でハンティング中に、偶然、死体の山に出くわした

ルウェリン・モスは、大量のヘロインと現金200万ドルが

残されているのを見つける。

危険を承知で大金を奪ったモスに、すぐさま追っ手がかかる。

必死の逃亡を図るモスを確実に追い詰めて行くのは

非情の殺し屋アントン・シガー。

そしてもう一人、厄介な事件に巻き込まれたモスを救うべく

老保安官エド・トム・ベルが追跡を始めるのだった。

  

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場所がテキサス州エルパソというのが、素晴らしい。

原作の設定が1980年代だからか?

テキサスの田舎だからか?

登場する車もピックアップが多く、年式も1960-1980年のみ。

またレストランやモーテルもつくりは質素だが、

中の家具や内装は60-70年代のものを、

大切に使って、いまだに変わらずあるというのがいいです。

これはもちろん映画の状態のまま、現在も経営されていると思います。

  

最近は日本も猟奇的な事件も多いですが、

アカデミー助演男優賞を獲ったハビエル・パルデムの

サイコパスの殺し屋の怪演は、感動します。

 

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スペイン人なので、アメリカ人とは違う雰囲気。

冷静沈着、計算し尽くされた動き。

またゆるぎない本人の中のルールと・・・・・

すべて簡単に分からせるわけではなく、

見ている人に、「ハッ」と気づかせるような

カメラワークや映像が多くあります。

  

まさに実在の連続殺人者もIQが高い人が多いので、

(そうでないとすぐに逮捕されてしまう、また社会的地位もある人が多く

容疑者リストにあがっても、見逃されてしまう) 

ただの異常者とは違う崇高な感じが、出ています。

  

また最後がいい。

アメリカ映画は最後は犯人や悪が捕まるか、殺されて終わるが

必ずしもそうではないことも、あるわけです。

  

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登場人物もほぼウェスタンシャツとウェスタンブーツというのが、

かっこよすぎます。

スーツもウェスタンですよ。

  

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老保安官役のトミーリージョーンズも、

テキサス生まれでブルーカラーの臭いがしますので、

とても渋いです。

彼が主演の「メルキアデス」や「ハンテッド」 は、お勧めです。

  

    

  

 


ロバート・レッドフォード

2008-10-20 | 映画

ふと1991年発行の雑誌「エスクァイア」見ていたら・・・

(True WEST という特集だったので、持っていた)

 

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ロバートレッドフォードの記事もありました。

1937生まれなので、現在71歳ながらいまだ現役で、

出演作品・監督作品も多いです。

  

この人はカルフォルニア生まれながら、

アメリカのフロンティアスピッツを感じさせ、

サンダンス・インスティチュートを設立し、ユタ州?に住んでいます。

牧場も持っているはずです・・・

  

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このような雑誌の特集も組まれています。

  

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さらにもう一冊どうだ!!!

  

さて、話は戻りまして

1988 監督作品「ミラグロ」の撮影時の話が、記載されていました。

この映画は高校のときに見ましたが、あまり記憶に残っていません。

うーん、あまり面白くなっかたのかな?

しかしニューメキシコ州のトゥルチャスで撮影されたそうで、

最近は映画の内容はともかく、自然の風景の美しさや建物や家具などを

見ることに、興味が湧き、とても勉強になります。

(何の勉強だといわれそうですが・・・・)

  

近所のレンタルビデオ屋を、二件ほど探しましたが、ありません。

無いと無性に見たくなりまして・・

Y電器を覘くと・・・・・

  

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ありました!!!それもかなりの安値で買えました。

(長期在庫だったのか、新品ですが背表紙が日焼けしています)

  

アリゾナ州とはまた違う素晴らしい自然の景色。

古き良き(荒廃?)田舎のアメリカの感じが、満載です。

  

自分の好きなアメリカの田舎を感じさせる

ロバートレッドフォードの主演・監督作品は・・

  

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1998 「モンタナの風に抱かれて」

モンタナ州にて撮影され、景色がいいです。

モンタナ州に在住していたHくんは、知っている場所が出てくる?

  

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2005 「アンフィニッシュ・ライフ」

雄大なワイオミング州の自然を背景に繰り広げる

ヒューマンドラマ。

お勧めです!!!

  

http://jp.youtube.com/watch?v=6_C_8K_KnG8

  

作品の内容的には

1969 「明日に向かって撃て」

1973 「スティング」

1992 「スニーカーズ」

2001 「スパイゲーム」

  

一番見た目がかっこいいのは

1980 「ブルーベイカー」 です。

  

是非、CHECK IT OUT !!


デス・プルーフ

2008-02-22 | 映画

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今日発売のQUENTIN TARANTINO監督、最新作「DEATH PROOF」観てみました。

映画館に見に行こうと思っていましたが、気が付くと終了していましたので、

DVD発売を楽しみにしていました。

             

さすが TARANTINO 監督、かなりキテイマス。

このキテイルというのは、今までの作品にも脈々と流れているこの人の独自の感性ですね。

私も一部引いてしまう部分もありますが、まさに個性ですね。

            

十代レンタル屋でバイトをして、B級映画まで観まくったというだけあり、なぜかメジャーにない

雰囲気がありますな。

               

またこの映画は、私の好きな60年代後半から70年台前半のマッスルカーのオンパレード!

1970 NOVA

1970 CHALLENGER

1972 Mustang

1968 charger  R/T

                  

1968 charger  R/Tはスティーブ・マックイーンの「ブリッド」にも出てきましたね。

この車が、一番良いですね。胸にキューンときますね。

     

       

           

気になる方は、是非見てみてください。

デス・プルーフ プレミアム・エディション

デス・プルーフ プレミアム・エディション
価格:¥ 3,990(税込)
発売日:2008-02-22

                   

            

気に入らなくても、当方では責任を負いかねます。

イヤー、映画ってホンと良いですね。

さよなら、さよなら。