ポッケ動物病院の独り言

病院での出来事・日々気づいたこと・趣味・その他なんでも

オロフレ山

2013-02-28 | 山歩き・まち歩き

  

2013年2月26日

  

登別周辺のオロフレ山に、行ってみた。

  

P2260001

  

前回同様、オロフレトンネルから取り付く。

   

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今回はtarumae-yamaさんhttp://tarumaezan.exblog.jp/

その山仲間のms090さんhttp://ms090.exblog.jp/の三人で登っていく。

   

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                                    (tarumae-yamaさん撮影)

  

ms090さんは、冬のオロフレ山は4回?登っているようで、心強い!

  

今回のルートは私の希望で、夏道を辿るルートでお願いした。

  

なぜなら・・・・・・

  

P2260009

   

今年の1月15日、このポイントで辛酸を嘗めたので

今回はリベンジです。

   

P2260011

   

1月15日に比べ積雪は多く、雪庇も発達しており

何てことはなく、問題なく通過!

                               

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天気予報では晴れを期待していたが、曇りで

山頂方面は望めたり望めなかったり・・・・・   

     

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                                    (tarumae-yamaさん撮影)

  

岩場は、トラバースして・・・・・

   

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                                    (tarumae-yamaさん撮影)

   

tarumae-yamaさんは、要所々々で前に出たり後方からと

写真撮影してくれる。

   

感謝々々です。。。。。

    

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あとは右の1062mピークを超えて、正面に見える山頂へ登りつめるのみ

   

この日は気温は-10℃くらいで、稜線に出ると少し風はあるものの

寒さは厳しくないので、雪もクラストしていません。

   

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コルで、歩いてきた稜線を眺めながら、暫し休憩。

    

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ここから急登になるので、スノーシューからアイゼンに履き替えて、いざ出発!

  

見えている斜面を登りきると、さらにもう一段同じような斜面があり

それを登りきると傾斜が緩やかになり、山頂です!

  

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雪質が柔らかく、傾斜が厳しいところで踏み抜くことが多く、難儀する

   

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岩があるところでも、踏み抜きが多く、難儀しながら・・・・・

   

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もう少しで山頂だが、ガスが出てきて、風も強くなってくる。

   

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                                    (tarumae-yamaさん撮影)

       

山頂では二人がカメラを構えて、待っていていたので

思わずポーズを取らなきゃと腕をあげてみた。

     

「やったぞ!エイドリアーン!」とロッキーのテーマ曲が

頭の中で流れてはいなかったが・・・・・(苦笑)

            

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生憎、山頂からの展望は、全くなし。

   

P2260064  

    

さあ、下りていきましょう!

  

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ズボッ!と埋まりますからね。

   

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羅漢岩近くに、戻ってきました。

  

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大分雪庇が、発達していますね。

  

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                                    (tarumae-yamaさん撮影)       

      

羅漢岩!

       

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中央奥に、倶多楽湖!

  

Photo

  

↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)

GPSによると、今回の歩行距離は8.6kmでした。

  

天気はいま一歩でしたが、山頂までの稜線を見ながら登れるオロフレ山は、

冬にお勧めです!

  

Revenge

  

Vengeance is mine!

(復讐するは、我にあり)

   

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帰路千歳市郊外の信田温泉で温まっていった。

  


チトカニウシ山

2013-02-22 | 山歩き・まち歩き

   

2013年2月19日

  

上川町と遠軽町の境界にあるチトカニウシ山に、行ってみた。

   

札幌近郊の山に行こうと考えていたが、

どうも天候が良くなく、チトカニウシ山に変更した。

 

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北見峠(国道333号線)から、取り付く。

 

駐車して準備をしていると、芦別からやってきた単独山スキーヤーが来た。

 

そのあと二人組の山スキーヤーもやってきた。

 

なかなか人気の山のようだ。

  

P2190006

  

まずは林道を歩いて、左端に見える無線施設を目指していく。

  

林道といっても埋まっていて、トラバース気味に歩くことになり

歩きにくいので、適当なところから右の尾根を登っていく。

   

P2190011

  

無線施設に到着!

  

予想より寒くなく、-5~-10℃位で風も弱い。

   

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この辺りから、山頂が望めるはずだが、

ガスで隠れている。

  

山頂に行っても、展望はないが

前回も引き返したので、今回はピークを踏みに行くことに・・・・

   

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おっと、突然目の前に突然、単独山スキーヤーが現れた!

(真中やや左)

 

林道を最後まで行って、登ってきたようです。

  

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晴れていれば、左のピークの右側に、山頂が真っ白な山容が望めるはずだが・・・・・

  

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傾斜が付いてきて・・・・

   

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後ろから突然「ハア、ハア」と喘ぎ声で驚き、振り返ると

二人組の山スキーヤーだった。

 

「あれ、スノーボードは?」

 

「え?」

 

「下りはどうするの?」

 

「え?」

 

「スノーシューで、下りるの?」

 

「そうですが・・・・」

 

ここは山スキーのメッカだからね。。。。

   

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傾斜を登りきると、緩やかになり

目の前に最後の傾斜です。

 

そろそろクラストしてくれないかと願うが

まだスノシューでは、沈み込みます。

   

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おや?

 

もう山頂に到着していると思っていた単独者と二人組の姿がみえる。

  

先頭の単独者は動かず、何かしているようだ。

どうやらスキーを担いで、つぼ足になったようです。

 

二人組も滑りやすく、手古摺っているようです。

そのうちの一人は、転倒して数メートル滑り落ちていました。

   

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スノーシューでは、どうってことない斜面!

   

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もう少しで山頂ですが、ガスで展望は全くなし!

 

単独山スキーヤーが、滑走の準備をしています。

  

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はい、山頂に到着!

 

山頂は、標高は1445mあるので

ビュービューと吹きさらしです。

  

展望があれば、北大雪、表大雪、天塩岳などが一望できるのだが・・・・

 

前日の18日に、天塩岳でスノーモービルで入山したグループが遭難し、

その中の1名が、凍死してしまった。

  

安らかに眠れ

  

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二人組山スキーヤーも、ホワイトアウトなので

慎重に下って行っています。

   

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さあ、下りていきましょう!

  

P2190088

  

無事下山!

 

おや、単独スキーヤーの車がまだあります。

 

どうしたんだろう?と思いながら、着替えていると

丁度二人組山スキーヤーの車が通過するとき

わざわざ停車して、声を掛けてくれた。

 

単独スキーヤーは、何度かどこかの斜面を、登り返して滑っているようです。

好き者というか、元気な人だな。

   

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取り付き地点から、チトカニウシ山方面を眺める。

  

終始曇りで展望はなく、雪もチラついて

天候に恵まれず、残念だった!

  

Photo

   

↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)

GPSによると、今回の歩行距離は12.0kmでした。

     

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帰路、新十津川温泉「グリーンパーク しんとつかわ」にて、温まっていった。

   


野塚岳

2013-02-16 | 山歩き・まち歩き

  

思えば遠くに来たもんだ 故郷離れて22年目♪

思えば遠くに来たものだ この先どこまで行くのやら♪

  

2013年2月12日

  

様似町と広尾町の境界にある野塚岳に、行ってみた。

    

片道260kmあるので、遠くまで来たなーという感じがする。

  

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天馬街道(国道236号)の野塚トンネル広尾側から、取り付く。

 

太平洋沿いの町は、積雪が少ないが

浦河町から天馬街道に入り、標高が上がるにつれ

みるみる積雪量が増えてきて、雪も降ってくる。

  

取付き地点に到着すると・・・・・・

  

ガスがかかり、雪もチラついていて、テンションガタ落ち。。。。

   

此処まで来たので、少ししたらガスも引くかも?なんて

自分に都合が良いように考えて、登ってみることに・・・・・

  

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前日まで連休だったので、トレースがある。

   

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登り始めて直ぐに急斜面だが、トレールの人は何人で登ったのか分からないが、

膝下~膝上ラッセルで、大変だったろうな・・・・・・・

  

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急斜面を登りきると、尾根になる。

 

この細尾根を過ぎたら、引き返したのか?

トレースは全く無くなった。

   

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この日の気温は-10℃位で、特に寒くは無く、風も弱い。

   

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晴れていれば、ここから野塚岳までの稜線、山頂が望めるはずなのだが・・・・

    

今回野塚岳に登ろうと思ったのは、志水哲也著の「果てしなき山稜」を読んで感銘を受け

野塚岳からトヨニ岳~ピりカヌプリや南日高の山稜を眺めたら

素晴らしいだろうと、かなり期待して来たのだが・・・・

   

期待していた分だけ落胆も大きく、展望が望めないのに

登るのがバカらしくなり、引き返すことに・・・・・

   

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晴れていれば、トヨニ岳がここから望めるはずだが・・・・・

   

自分に都合が良い事ばかり起こるなんて事は、まずないよね!

  

Photo

   

↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)

GPSによると、今回の歩行距離は2.6kmでした。

   

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帰路「うらかわ優駿ビレッジAERU」にて、入浴していった。

  

第三セクターによる施設なので、かなり立派です。

 

1カ月と3ヶ月のフリーパス券が販売されているからか

近郊の人と思われる人で、入浴者は多い。

      

P1010034

  

天馬街道を下りてくると、まずまずの天気だが

相変わらず野塚岳付近は、生憎ガスの中。

 

まあ、夏でも広尾町と天馬街道は、濃霧や霧雨のことが多い場所だからね。。。

  

なんだか再訪しないといけない山が、増えてきたな。。。。。

  

Don`t waste time and money !   

        


SILVA

2013-02-09 | 山歩き・まち歩き

    

部屋に置いていたザックの近くを通ったときに

「みしぃ」と嫌な音が・・・・

   

Dscf3784

  

ザックのウェストベルトに入れておいたコンパスを、踏んでしまったようだ。

  

少し亀裂が入り、カプセルの中に空気が入ってしまった。

   

最近はGPSが活躍しているが、コンパスと地形図も

必ず携帯はしている。

  

地形図は何回か見るが、コンパスを切ることはまずない。

 

しかし亀裂が入ったコンパスでは、心もとないので・・・・・・

   

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同じSILVAのベースプレートコンパスを、購入してみた。

 

同じ位の値段のコンパスと思うが、紐などが改良?されていた。

 

とほほ、、、無駄金を使ってしまった。

  

今までは山歩き中に吹雪いてきても、メガネのまま歩き続けていた。

 

ゴーグルを持っているが、何故か好きではない。

 

それでもメガネの内側に雪が付着すると、曇ってしまうので

そのときはグローブで拭くか、ティッシュで拭いていた。

  

この前の沙流岳の日勝ピークからの下りでは

吹雪かれトレースも消えて、メガネの内側に雪が付着して

レンズが曇り、視界が悪く苦慮した。

  

それ加えハイマツを踏み抜き、足が抜けず

もがくのだから、余計メガネが曇ってしまう・・・・

   

そこで、こんな物を手に入れた。

  

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SWANのオーバーグラス。

 

メガネの上から装着でき、雪が入りにくく、換気もでき

顔を被う面積も広いので、寒さ対策にもなる。

  

あとは実際に使用してみて、どうかだ。

    

「今日の珍プレー」

   

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胃腸炎で入院することになったワンちゃんを、

スタッフが入院ゲージに入れようとしたときに、思わずお腹に力が入ったのか?

下痢便が出てしまったらしい・・・・・

  

そのときにスタッフの靴下にも・・・・・

  

何気にシンクを覗くと、小さな靴下に便が付着しているのが

いとおしく(変態か?)、思わずパチリ!!

   

これで運がつけば、いいけどね!!

  


ペケレベツ岳

2013-02-03 | 山歩き・まち歩き

   

2013年1月29日

  

日勝峠周辺にあるペケレベツ岳に、行ってみた。

   

途中の日高町や占冠村は風が無かったのに、日勝峠を越えて

清水町に入ると、突然強風に激変した。

    

Imgp4478

   

やはり・・・・・

  

登山口に到着すると、ゴーゴーと強風と予想と通りの強烈な寒さ。

  

日勝国道(国道274号)の除雪センター隣の登山口から取り付く。

   

冬は沙流岳に登ったときと同じ地点から、日勝ピークをトラバースして

ペケレベツ岳に登ったほうが、地形図から判断すると楽だし

実際山スキーの人は、そちらのルートの方が多いかも?

  

しかし夏道の尾根を登っていく方が、雰囲気がありそうだ。

  

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ミズナラとトドマツが、両側に樹林する尾根を、真直ぐ登っていく。

  

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傾斜もそれなりにあり、雪質の変化が激しく

沈み込み方が、目まぐるしく変わる。

   

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風は一定の風速で、ずっと吹いている。

    

低山では厳冬期でも、アウターで顔周辺を覆えば事足りるが

この前の雌阿寒岳の強烈な寒さには、驚いた!

  

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その雌阿寒岳の時はMAMMUTの顔だけを覆うバラクラバ(目出帽)を、持っていった。

  

WINDSTOPPER(防風性が高いメンブレンを、表地と裏地の間に

ラミネートしてある)なので、寒くないが伸縮性が無い。

マジックテープで留めるのだが、かなりきつく留めないと外れてしまう。

  

なんとなく息苦しく、外すと鼻が寒さで痛く

モチベーションが下がり、敗退してしまった。

  

寒くて敗退ということが無いように、新しいバラクラバを

直ぐに用意しておいた。

  

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MONTURAのツーピース構造で、ストレッチ素材。

休憩時に直ぐに顔を出せるので便利と思ったが、

下向いて口で息を吐くと、メガネが曇りやすい。

 

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MONTURAで、頭部と鼻がフリース、それ以外がストレッチ素材。

 

口と鼻に穴が開いているので、息苦しくなく

メガネも曇らない。

  

これは、使えるバラクラバです。

装備は実際使用してみないと、良し悪しの判断はつかない。

   

今回は、このバラクラバを最初からずっと被って、登っていった。

  

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中間着も今までは、2種類用意しておいて

登山口でどちらか選択してザックに入れて持って行っていたが

それでは対応できなかった雌阿寒岳以降、必ず2種類の中間着を

ザックに入れて、登ることにした。

   

今回は厚手の中間着とバラクラバで、寒くはなく

ひたすら尾根を、登っていった。

   

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山頂が見えてきました!

   

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1343mピークまで登り・・・・

   

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コルまで下り、目の前に見える肩へ登り返す。

 

山頂はさらに奥にあり、隠れていて見えない。

     

肩まではなかなかの急斜面ですが、クラストしているので

スノーシューの刃がよく効いて、登っていける。

  

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肩を過ぎると傾斜が緩まり、振り向くと

大雪山が望める。

   

Imgp4515

   

あと僅かだが、此処からハイマツ帯になり

踏み抜きが多くなる。

   

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ペケレベツ岳山頂に、到着!

   

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大雪山方面と登ってきた尾根

  

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芽室岳(左奥)

  

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日勝ピーク(正面)と沙流岳(左端)

    

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山頂は強風なので、写真を撮ったら直ぐ下山開始。

 

左の1343mピークの風が当たらない南斜面で、昼食とした。

   

Photo

   

↑今回のトラック(クリックすると、拡大します)

GPSによると、今回の歩行距離は8.6kmでした。

   

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帰路「樹海温泉はくあ」にて、温まっていった。

 

露天風呂は12~3月まで、閉鎖されていました。