ポッケ動物病院の独り言

病院での出来事・日々気づいたこと・趣味・その他なんでも

十勝岳

2011-08-24 | 山歩き・まち歩き

   

十勝連峰(大雪山)の最高峰「十勝岳」に行ってみた。

   

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曇りだが、十勝連峰の山容は良く見える。

  

ブレザーもウォーターポンプを交換し、ラジエター液の漏れも止まったが

ATが心配なので、エンジンはガンガン回せないが、まだまだ頑張れる。

   

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さて、望岳台から取り付きます!

   

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画面左から美瑛富士、美瑛岳。

  

予定では十勝岳を登った後に、美瑛岳まで

縦走する予定だったのだが・・・・・

    

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十勝岳は活火山なので、中央やや左の前十勝からは

噴煙が、もうもうと立ち上がっています。

  

十勝岳山頂は見えず、前十勝のさらに後方になります。

    

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火山活動の影響で、すでに森林限界で

礫地が広がり、広い遊歩道を歩いていく。

    

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しばらく歩くと、十勝岳避難小屋に到着!

   

ここからでも、富良野盆地が、綺麗に見渡せます!!

   

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避難小屋を過ぎると、急なガレ尾根になり・・・

    

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さらに登ると、火山礫になり・・・・

    

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一旦傾斜が緩やかになるところから、

霧が出てきて、強風になってきました。

   

気温も一気に下がり、霧雨状なので、

ここで雨具を着て、さらに進むと・・・

   

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十勝岳の肩に到着!

  

残雪に見えるのは、粘土層です!

  

  

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ここから急登になり、粘度の高い火山灰地です。

(カメラのレンズに水滴が・・・・)

    

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さらに山頂直下は、さらに傾斜が厳しくなり

最後の踏ん張りで・・・・

    

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山頂に、到着!!

    

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生憎、濃霧で全く眺望は望めません。。。。

  

残念。。。。。

  

一瞬でも、展望が開けないかと30分山頂にいましたが、駄目でした。。。

    

ここから美瑛岳に縦走するつもりでしたが、

これでは五里霧中ですので、諦めて下山とします。

    

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下山中も霧ですが、時々視界が開ける時あり。

   

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右手にすり鉢火口!

  

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富良野盆地!

   

望岳台の駐車場も見えてきました!

  

望岳台まであと少しという地点で、雨が降り出しました・・・

   

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望岳台近くの吹上温泉保養センター「白銀荘」にて、

汗を流していった。

  

建物、泉質、浴槽共に、立派かつ良質で

お勧めの温泉です!

  

大雪山の紅葉は、9月中旬から下旬が見所ですが、

その頃に寒気が入ると、雪になるので

大雪山の登山シーズンも、残り僅かです。。。。

    


看板再設置

2011-08-20 | ペット

       

病院案内の看板が、倒れてしまいました・・・・

    

屋外設置で、素材はすべて木材なので、

腐食により、柱の根元から折れてしまいました。

      

「看板がなくなっていますよ」と

何人かの患者さんからも、指摘されていましたが、

新たに作成するならともかく、

ただ元の状態に修復するだけなので、

面白くないので、手付かずになっていました。

  

そろそろ、手を付けますか。。。。。。

     

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柱となる木材の先端を、地面に刺さりやすくなるように

カットして、塗装をして・・・・・・

  

塗料が、貯蔵期間が長かったため、

缶底に顔料が沈殿してしまっています。。。。。

  

こうなると攪拌してもかなり厳しく、本来なら廃棄するものですが

何とか誤魔化して、塗っておきました!

     

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スタッフの手も借りて・・・・

    

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木製のためかなり重量があるので、また倒れないように

柱の後ろに、鉄パイプを埋め込んで、

針金で鉄パイプに、固定しておきました。

    

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やや水平を保っていませんが、まあご愛嬌ということで。。。。。

     


赤岳~白雲岳②

2011-08-11 | 山歩き・まち歩き

   

つづき。。。。   

      

小泉岳を経て・・・・・

    

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白雲岳が見えてきました!

    

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ジグザクと登っていき・・・・ 

    

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岩塊斜面を登り、稜線上には道が無いように思うが・・・・

    

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白雲岳の山頂は、さらに奥にあり

火口縁に沿って、歩いていき・・・・

  

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最後の登りですよー!

   

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急な岩場を、攀じ登り・・・・・

    

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白雲岳山頂に、到着!

    

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左側より、後旭岳、旭岳、熊ヶ岳、間宮岳が、望めます。

  

尾根と残雪の縞模様が、きれいです。

     

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中央奥に、永山岳~比布岳~北鎮岳

中央手前に、北海岳。

        

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中央奥に、山頂がホークのようなトムラウシ山が望めます!

   

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石狩岳を主峰とする東大雪も、雄大です!  

  

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下山途中の後姿の男性だが・・・・

  

銀泉台で私の少し後から出発した方だが、

急坂でペースが落ちたときに、抜かされてしまったが、

赤岳・白雲岳山頂で休憩時に話したら、

埼玉から来た64歳で、札幌に兄が在住しているらしく

車中泊で、山巡りをしているとのこと。。。。。

  

先日はユニ石狩岳、その前は黒岳~トムラウシ山縦走

その前は幌尻岳、その前は利尻岳・・・・

  

天気が良ければ、連日登っているらしい。。。。

  

恐るべし、おじいさん?

  

しかしヒグマが怖いらしく、ザックには熊鈴を3つ付け

ラジオを鳴らし、笛もぶら下がっていた・・・・・

   

トムラウシ山から十勝岳連峰に縦走しなかったのも、

トムラウシ山~オプタテシケ山は、ヒグマが多いと聞いたのでやめ

道南の遊楽部岳も登っている途中にも、すれ違った人に、

「この山はヒグマが多い」と聞き怖くなり、直ぐに途中下山したらしい(笑)

  

笑ったときに、前歯が何本か無いのが、印象的だった。。。。。

    

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さて来た道を、戻りましょう!

   

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赤岳山頂を少し通過した場所から、銀泉台方面を眺める。 

    

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中央の木々が無いところが、銀泉台の駐車場です。   

    

そういえば、岩場で「キィッ」とか「ピィッピィッ」とよく鳴き声はするが

姿は見られなかった、エゾナキウサギですが・・・・・

   

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下山途中に、かなり下ったところで・・・・・・・

       

エゾナキウサギではなくて・・・・・

 

エゾヤチネズミか。。。。。。

     

また大雪山観光道路では、エゾライチョウを3羽、エゾオコジョも目撃しました。 

   

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帰路、層雲峡温泉で、唯一の源泉かけ流しの・・・・

  

「湯元銀泉閣」にて、汗を流していった。

  

帰りはチンタラ運転していると眠くなるので、

高速道路を利用した。

 

さすがに、時間短縮されますね。。。。。

    

「高速道路 無料化社会実験」の実験結果は、どうだったのかな?

  

教えてほしいな・・・・・

   


赤岳~白雲岳①

2011-08-10 | 山歩き・まち歩き

  

大雪山(表大雪)の赤岳~白雲岳に、行ってみた。   

     

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層雲峡からさらに大雪湖方面に行き、大雪PA過ぎて

直ぐ入っていく大雪山観光道路の終点の「銀泉台」から取り付く。

  

ここまで片道241km(高速道路は使用せず)、

大雪山観光道路はダートで、かなり長いので、

古い車では心配な感じも・・・・・   

     

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銀泉台は駐車場も広く、沢水の水場やトイレもあります。

  

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始めは車道跡を歩いていく。

  

この道は1971~1973年に、銀泉台~赤岳~白雲岳~北海岳~北鎮岳~

旭岳温泉までの観光自動車道路として路線認定されたが、

自然保護団体などの反対により、建設廃止された名残です・・・・

   

http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/37156/1/6(2)_355-373.pdf

   

国も何を考えているのだか、恐ろしいものがあります。。。。

   

安易に人が入れないことにより、自然は保護されるのですから・・・

  

大雪山も世界遺産の候補に名乗りをあげていますが、

登録されたら、あっという間にオーバーユースで、

自然遺産の破壊が、進行してしまいます。

     

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車道跡を進むと、登山口に到着。

   

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登り始めの急坂と石コロ道で、汗ばむ。。。。

  

この日は日差しがきつく、半袖でも暑いです・・・・・  

     

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少し登ると、北大雪の山々が望めます! 

     

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急斜面に広がるお花畑の第一花園に到着!

   

先月ですと、見ごろでしたでしょうね。。。。。

       

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第一花園の斜面を登りきると・・・・

  

第二花園に到着!

  

まだ雪渓がありますね!

   

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右手に様々な花が、咲いています。

    

緩やかな傾斜を、登ると・・・・

   

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奥の平を通過して・・・・・

   

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平坦な道になり、礫岩塊とハイマツが出てきて・・・・

  

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コマクサ平に到着!  

   

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コマクサ平の名称の通り、少し萎れていますが・・・・・

   

「コマクサ」が多いです。

    

天然記念物で、日本では大雪山の標高1700m以上の高山帯にだけいる

ウスバキチョウもいました。

  

羽が薄く、透けて見えます!

(写真は上手く取れず・・・・)   

     

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エゾシマリスは何度も、道を横切り、ハイマツの中に走って行きます。 

    

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「ギンザンマシコ」もいました!!

   

羽毛が赤いのがオス、黄褐色なのがメスです。

    

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赤岳の山頂方面が見えてきました!

(画像 中央付近)

   

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左手には、端正な東岳が見えます。

(画像 中央奥)

    

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第三雪渓の急な岩塊斜面を登り・・・・

    

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少し緩やかになった第四雪渓を通過して、

最後の岩塊斜面を登りきると・・・・

    

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岩を積み上げたような・・・・

    

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赤岳山頂に、到着!

   

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右側に、鳥帽子岳。

  

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奥に左より、後旭岳、旭岳、熊ヶ岳が見えます。

  

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中央に平坦の尾根の小泉岳、右に白雲岳が見えます。

    

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西側にカーブを描きながら、広大な小泉岳を通過して

次は、白雲岳に向かいます。。。。。

  

つづく・・・・・

   


旭岳~裾合平②

2011-08-04 | 山歩き・まち歩き

         

つづき。。。。。

   

熊ヶ岳を登りきると・・・

    

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ドーンと、旧噴火口カルデラの「御鉢平」を中心に

外輪をなす山々が望める。

   

画像の左より山頂が尖った北鎮岳、凌雲岳、桂月岳、黒岳です。

    

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真中やや右に、北海岳。  

     

まさに・・・・

   

「富士山に登って山岳の高さを語れ、大雪山に登って山岳の大きさを語れ」

    

大雪山は山の名前ではなく、大雪山国立公園であるが、

黒岳や旭岳やトムラウシ山の山域のことだと思っている人がいましたが、

黒岳や旭岳やトムラウシ山の山域は、表大雪です。

   

ほかに北大雪、東大雪、十勝連峰の4つの山域に分かれます。

  

大半を縦走でき、表大雪は雄大な山容ですが、

ニペソツ山を中心とする東大雪は、稜線がはっきりとしている山が多く

登山者も少なく、原始の魅力が色濃く残る山域です。

   

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どこが最高点が分からない間宮岳を通過して・・・・

    

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中岳分岐に向かって、下りていきますが、

正面に見えているのが、北海道第2の高峰「北鎮岳」(2244m)ですが

  

うーん・・・・

  

足を伸ばすべきか・・・・

   

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中岳分岐に到着!

  

ここから北鎮岳往復は、2時間位なので

時間は、充分あります。

   

休みが週1日ですので、1DAY(日帰り)の山行のみですので

帰路の運転もありますので、今回は無理しないことに。。。。。

    

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裾合平に向かって、緩やかに下っていきます。 

    

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右手には、北鎮岳から連なる比布岳~安足間岳~永山岳が聳えます。

 

険しい稜線の山容が、目立ちます。

  

愛山渓温泉から、取り付けます。

   

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中岳温泉では、足湯楽しんでいる人がいました。

   

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硫黄分を含んで白っぽくなっている沢水沿いを、進んで・・・・・

      

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裾合平に入ると、左右に広大なお花畑です。

   

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「チングルマ」が多く咲いています。

    

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何本かの沢地形の雪渓を、通り越して・・・・・・

    

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振り返ると北鎮岳~比布岳~安足間岳~永山岳の稜線、いいですね。

    

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ここから見る旭岳は、また違う姿です!

   

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アップダウンを繰り返して、ようやく

ロープウェイの姿見駅が見えてきました。

    

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大きな岩が点在していて、不思議な風景だな。。。。

   

  

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最後にチングルマの大群生!!

    

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「すり鉢池」を見て・・・

   

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「満月沼」を見て・・・・

   

下山しました。

   

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旭岳温泉郷の湯元湧駒荘にて、汗を流していった。

       

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帰り道の東川町にある「ふくろうの店」に、寄ってみると・・・・

  

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店は開いているけど、無人ですがな。。。。。

  

折角何か購入して行こうと思いましたが、

自宅まで呼びにいくのも、何かなと思って、店を後にした。

  

今回は大雪山らしい広大な雰囲気を味わえ、満足な山行でした。

    


旭岳~裾合平①

2011-08-03 | 山歩き・まち歩き

   

もう8月になってしまいました。

  

登山シーズンが4ヶ月間と短い大雪山に、行かなければと・・・・

          

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北海道の最高峰旭岳(標高2291m)に、行ってみた。

   

往路道中、奥に聳える旭岳!!

  

山容は穏やかだが、神々しい。

    

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旭岳ロープウェイから、取り付く。

   

ここから登山道があるが、旭岳からも足を伸ばす予定なので、

旭岳ロープウェイに乗って、姿見駅まで行く。  

     

早朝なので、乗客の9割が登山者です。

  

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さて、行きますか!

  

目の前に旭岳が良く見えます。

   

   

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直ぐに「姿見の池」に到着!

   

観光客の人は、姿見の池周辺の沼めぐりを楽しみます。

   

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姿見の池の名称は、湖面に旭岳の山容が

よく見えることが、由来のようです。。。。。

     

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活火山らしく、噴気孔からガスが勢いよく、噴出しています!

    

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人気の山で、ロープウェイも15分間間隔で運行しているので、

登山者も多く、前後に人の姿が、常時見えます。

    

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すでに登り始めから、森林限界に達しており、

火山礫、砂礫ばかりの登山道を、登っていきます。

   

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金庫岩(画像真中の稜線上の四角い岩)が、見えてきました!

  

もうひと踏ん張りだ!

   

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金庫岩(画像右の四角い岩)から、麓を眺める。

   

ガスと噴煙が出ていますが、標高が高いだけに、景観が違います。

     

あとはジグザクと登りきり・・・・・

    

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山頂に到着!   

    

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お鉢平方面

  

山頂が尖っている北鎮岳、その右隣に凌雲岳、

その右隣に山頂が少しだけ出ている黒岳が、望めます。    

    

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トムラウシ山、十勝連峰方面は、残念ながらガスで望めず・・・・・   

     

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さあ、旭岳の北斜面を下りていきましょう!

  

7割の登山者は、旭岳だけで、下山していました。

    

直ぐ右側には、後旭岳です。

     

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まだ雪渓も残っていて、涼しげです。

  

実際この日の気温は、14度前後ですので、

汗もあまりかかず、蚋や蚊はほとんどおらず、快適です。

   

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裏旭キャンプ地から、旭岳を見上げる。。。。。 

     

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熊ヶ岳の東を、トラバース気味に登ると・・・・

   

つづく。。。。。。。