**62番
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子孫がいて、財産もしっかりある、みんなに相続させ、後々、子孫それぞれ、豊かに暮らさせたい。
我欲は続き、悩み事もつづく。愚か者の考えることだ。
その時、我が身は。自分の肉体は、もうすでに自分のものでない。
何故に、子孫も財宝も、自分のものだと言えるのか。
この世に生れて、何一つ自分のものでない。仮のものだ。慾にかいても死んで持ってゆけるものではない。

根津神社の躑躅。こんなに咲き誇っていても、時季が来れば花は散り落ちて残らない。
「我に子等(こら)あり
我に財(たから)あり」と
おろかなる者は
こころなやむ
されど われはすでに
われのものにあらず
何ぞ子等あらん
何ぞ財あらん
我に財(たから)あり」と
おろかなる者は
こころなやむ
されど われはすでに
われのものにあらず
何ぞ子等あらん
何ぞ財あらん
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子孫がいて、財産もしっかりある、みんなに相続させ、後々、子孫それぞれ、豊かに暮らさせたい。
我欲は続き、悩み事もつづく。愚か者の考えることだ。
その時、我が身は。自分の肉体は、もうすでに自分のものでない。
何故に、子孫も財宝も、自分のものだと言えるのか。
この世に生れて、何一つ自分のものでない。仮のものだ。慾にかいても死んで持ってゆけるものではない。

根津神社の躑躅。こんなに咲き誇っていても、時季が来れば花は散り落ちて残らない。
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