ケルティック・ハーペストリー
ベルファスト・ハープ・オーケストラ他
CD 1枚 (1999/11/22) 55分
県立図書館蔵
「私が」なのか「日本人が」なのかは不明だが、 ケルトの音楽が実に耳に心地よい。なんかDNAレベルで共鳴している気がする。同じ事はフォルクローレにも言えるのだが、今の自分にはケルトの音楽の方が強く心に共鳴するのである。
まぁそんなことで、ケルト・・と言う名前のCDは無条件で借りることにしているのだが、今回はハープで検索していてこのCDを発見した。非常に素晴らしいCDなのだが、アマゾンで調べてみると現在手に入らないようだ。私の地方なら公立の施設で借りられるので、興味のある人はすぐに予約した方がいい。今は私の手元だが、音飛びすることなく聴かれるようだ。お勧め。
1. ブライト・ニュー・モーニング(ベルファスト・ハープ・オーケストラ)
2. バリーラフリンの気性(モイラ・ニ・カハシック)
3. ゴールデン・ストリング・ホーンパイプ(リュディガー・オッペルマン)
4. ベルファストの散歩(ベルファスト・ハープ・オーケストラ)
5. スター・オブ・ザ・カウンティ・ダウン(デボラ・ヘンソン=コナン)
6. おばあちゃんのダンス(シーリス)
7. 「タイタニック」~マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン
(ベルファスト・ハープ・オーケストラ)
8. チェストナット・トゥリー・メドレー(モイラ・ニ・カハシック)
9. ザ・バタフライ(リュディガー・オッペルマン)
10. ダニー・ボーイ(デボラ・ヘンソン=コナン)
11. サラーヴ・クラー・オウエン(シーリス)
12. ブレトン・メドレー(チェリル・アン・フルトン)
13. ブライアン・ボールズ・セット(ベルファスト・ハープ・オーケストラ)
14. ロバート・ジョーダン(モイラ・ニ・カハシック)
15. ザ・ミンストレル・ボーイ(デボラ・ヘンソン=コナン)
16. 5月の歌(リュディガー・オッペルマン)
17. 地と水と風と火(ベルファスト・ハープ・オーケストラ)
ネットによる情報では、
現代ハープの原型と言われるアイリッシュ・ハープによる演奏を集めたコンピレーション。伝統と現代的感覚にまたがって活動する第一線のハーピストたちが,ケルト民謡から『タイタニック』主題歌まで,古今のメロディを情感たっぷりに奏でる。
だそうだが、聴きやすい曲の集まりで、高音の伸びもよくかといってさほど重さを感じない「ちょっと聴き」にベストなCDといえるだろう。最近は、先の炎のコントラバスとこのCDばかり聴いている。ビクターのウッドコーンに少しだけスーパーウーファーを加味している。
聴いた感じの「さほど重さを」というのは、なんか聴いた感じ、大きなハープじゃないんじゃないかなということだ。
あのでっかい、床に置いて弾くやつじゃなく、もう少し小さな気がする。通常のハープを大人の男性の大きさだとすると、中学生の女の子ぐらいか。ひょっとしたら腕で持てる程度のものなのかもという気もする。ビルマの竪琴で使っているような手で持って演奏するようなハープなのかなぁって事。ケルトのハープってどうなんでしょうね。ジャケットの写真を見ると普通に大きなハープにも見えるのだけど・・。
最後になりますが、このような弦楽器が好きな人にはとてもお勧めできるCDです。アマゾンでは入荷未定ですが、HMVとか他所で手に入るなら、外国盤でも良いので買うことをお勧めします。手元に置いておきたいCDの一つですね。
そうそう、欠点(?)と言えば短いことかな。
今のCDは70分近く入っているのが多いけど、これは1時間にも満たない。その分、ちょっと聴きにはいいんだけど、「あれ、もう終わったの? ちょっと寂しい(もの足らない)」って感じることもあった。気分がいい時にはもう少し長く聴きたいという気がするんだけど、皆さんならどうかな。