Days of Pieria

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鍼灸&オーラソーマ&冷えとり…光の鍼®︎Pieria

ジュリーにやられた…

2008年10月24日 | 音楽
KIN249赤い月の月(挑戦 極性を与える 安定させる/普遍的な水 清める 流れ)

仕事のことで書きたいことが沢山あるのだけど…あえてこれを。
(今回のリンクは音が出るものが多いのでご注意くださいね。)

ここ数日間やられっぱなし!なのである、ジュリーに。。

きっかけは、ちょっと前のN○Kの「SONGS」だった。全国放送された「今」、還暦のジュリー…。
ファンの方には申し訳ないが、私は本当に本当にショックを受けたのだった

「こ、ここまで太ってしまったなんて…」
「これタケジさんの衣装?ありえない!太ってるのにハイウエストの光り物はやめて!」
「その体型と衣装でジャケットを脱いで振り回しながら走るなんて…キワモノ芸人!?」
「顎のラインが好きだったのに…ない…」
「声はよく出てることは認める、でもロックンローラーを名乗るのなら太るのだけはNG!」

つまり私のパニック&フリーズした脳ミソは、
「美しくないジュリーなんて認めないわっ!
と叫んでいたのだ…。

私は70年代のジュリー全盛期を完全に享受している世代だ。なんだか毎日のようにTVの歌番組でジュリーを見ていた気がする。
いわゆる歌謡曲全盛時代だけど、ヒロミゴーとか百恵ちゃんとかとは完全に違う存在感があったのがジュリー。

次元が違うんだけど、同時にそれが当たり前。
ジュリーは綺麗、両性具有的な美しさ、そしてジュリーは可愛い、何着てもカッコイイ、ジュリーは歌が上手い、誰とも違う艶っぽい声、トークも面白い、何やっても決まるetc...「そんなの当然」であり日常なのだった。

つまり本当のスーパースターで、そんな人が毎日のようにテレビに出ていたのだ
そして当時のテレビ番組の制作側も、今とは違う気合いがあった。スーパースターを相手にスーパーな仕事が出来たのだ。
思えば、なんて贅沢な日々だったのだと思う

これ(1978年)が放送された時のことを覚えているけど、改めて、この世のものとも思えない美しさと声の艶。。
そして私にはこの「美しいジュリー」があまりに刷り込まれすぎていた。
勿論ダンディーなジュリー、フリフリ王子様系の可愛いジュリー、相反して「ロンリー・ウルフ」(売れなかったが)みたいなジュリーも全部好きだった。

でも…時代を遊び裏切り続けていたはずの彼が、時代に裏切られはじめた…と感じた80年代のある曲を境に、私は自分の中の「ジュリー回線」を閉ざしてしまったのだった。。

そして…今…
ぶっちゃけ自分だってそんだけ年取ったんだよ、ってだけの話しなのだろう。

友人は、昔の綺麗な映像を大スクリーンで観られるかも、とジュリー祭りに行くそうだ。
私はNG!と思ってましたが…ここ数日、youtubeやニコ動でジュリーばっかり見てる。はっきり言ってジュリー漬け。
それも昔の映像だけじゃなく、最近のに段々慣れてきてしまった…
何なんだこのエネルギー!? やっぱりジュリーってすごいんだ…と再認識。

私が回線を閉ざしていた間も、ジュリーは毎年アルバム制作とツアーを続けていた。
ずっとジュリーファンだった人は、経年変化をあたたかく見守って受け入れて愛しているんだな、偉いな
それだけの希有な存在だから…。

そして実は骨太&最前線の現役バリバリロッカーだから!
今回私はライブでのジュリーがあまりにイキイキしていることと、本当にロッカーなんだな!ということを改めて発見して嬉しくなった。
(たまにこんなの(画像入れ替え!)とか、こんなのを見つけると感動します。)
ストーンズメドレーとかやってくれないかな~。カバーアルバム出さないかな~?
あ、ドーム行きたくなってきたりして…

こうしてジュリーはこちらを鼓舞してくる。天与の美をここまで大胆に失うという形をとって。
そしてまだまだ天与の声と音楽とその存在感が健在であることを示し、だからやられてしまった、20年数年ぶりに…

学ばせていただいたのは、「幻想を越えていくこと」と「無条件の愛」でした。



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