Days of Pieria

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鍼灸&オーラソーマ&冷えとり…光の鍼®︎Pieria

身体の知恵は若さに勝ると思う

2013年04月09日 | 冷えとり健康法
KIN56黄色い自己存在の戦士(形 明らかにする 測る/知性 問う 大胆さ)

時々つぶやく、ってかボヤく、家族シリーズ

毎週月曜日に分室(実家)へ出張しています。両親のつながりの患者さんで、開業前からも来てくださっている長いおつきあいの方も多いのです。
で、その合間に両親を施術します。
父とはもうトコトン相性が悪いのだけど、プロとしてはそんなことも言っていられず施術しますが、、、

父「どんどん生命力が落ちてきてる気がする…」
と言うので、
私「だんだん若くなる人はいないんだから、自然なことでしょ?」
と言いました。(年だ~!などと嘆く人に私はよくこう言います。これでも慰めのつもりなの。)

そしてこの人の反応はいつも想定外
父「なんだそれは!?普通はそんな事言わないだろ!?まだまだお元気ですよ、とか言うもんじゃないか!?」
私「はぁ!?(私はこういうふうに強制されたり決めつけられるのが大嫌い!)だって年取るのは普通で自然のことなんだから、そのことで思い煩う必要なんてないの。冷えとりさえきちんとしていれば、その時点での最高最善の生命力が得られるんだから。」
父「それは違うだろ!?」
私「全然違わない!冷えとりをきちんとして、暝眩を受け入れていれば何の心配もいらないの。」
父…その後むっとして、何を言っても夕食後まで無言…

…会話が全く噛み合ってないのはわかってますよ
父はただ私に「まだまだ大丈夫」とか言って欲しかっただけなのでしょうが、私はそういう心にもないことを言うリップサービスは滅多にしません。
インナーチャイルドがむずがっていてヨシヨシしてほしい人は、私のこういうところを「冷たい!」と怒ることも多いですね。もうすぐ79歳のお子ちゃまなど特に。。
ヨシヨシしてもらえないからって逆ギレされるとこっちだってトホホですが 耳ざわりがいいことを言ってあげることが優しさじゃないですから。

だって冷えとりを薦めている鍼灸師の私が、糖尿病を30年放置して脳溢血起こして冷えとりを教えてもきちんとやらない人に、「大丈夫」なんて言えるわけないです。プロとしてそんな無責任な発言できません。

私は、創造主が進化のプロセスにおいて霊長類のヒトを二足歩行させた時、手を使う能力と考える脳力の代償として、足が心臓から遠くなって全身の循環が悪くなることは「仕方がない」こととしたのだと思います。
だからヒトとして、好きな格好をして好きなものを食べて好きに生きて、毒とか冷えを溜めて病気になったりして亡くなることは自然なことなので、それはそれでヨシだと思います。

でもそれで病気で辛い思いをして、いつも不安で不機嫌で、周囲にも心配や迷惑をかけるようなことでいいんですか

私は10年前の10歳若い自分や、20年前の20歳若い自分を、身体で覚えています。
確かに若さ=生命力とも言えるのはわかります。
でも今、10年前の身体に戻れると言われても、絶対に戻りたくないです
冷えとり歴19年ですが、冷えとり前の20年前の身体なんて、いくら若くてもぞっとするほど嫌です!
実際今のほうが若い頃よりずっとずっと体調が良いし、若さを失っても、身体は冷えとりや東洋医学や鍼灸やオーラソーマ他、様々なワークや勉強を通じて得難い知恵を得ていることがわかるからです。
それは若さと同じくらい、お金では買えない貴重なものです

先天と後天の精、つまり生命力と関係している「腎」・「水」の質は、オーラソーマではロイヤルブルーとゴールドです。(他の見方もあります)
つまり、生来持つ若さと引き換えに得るものこそ深い叡智であり、それこそが成熟ということなのではないでしょうか?
冷えとりはそのための素晴らしいツールの一つであり、創造主が人類に見出させるように仕組んだギフトの一つだと私は思っています。
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