ポニー達の満足の基準は、良くわかりません。
時間でもなさそうだし（いつもだったら、午前中、何時間も過ごしている所です）。
満腹でもなさそう（馬小屋に戻って、すぐに、乾草や笹を食べ始めます）。
眠いからでもない（この場所でも、寝るので）。
何はともあれ、頃合いを見計らって、帰ろうよ。
素直に従います。
道草は食いながらですが、
いつもと違う道を帰っても、
ちゃんと、帰る場所に向かいます。
ちゃんと、みんな一緒に。
今日は、雨で行けませんでしたが、明日は、また、出してあげるからね。
私が近づくのを待って、
笹の中から出てきたランちゃん。
ウランは、
まだ帰りたくない、と言わんばかりに、奥に移動。
ココは、
ちょっと高くなっている所に登って、目を閉じました。
お昼寝タイム。
傾きかけた日差しを浴びて、ウトウト。
残るふたりは、
両手にポニー。
どこでもいいから、ブラシ、ブラシ、です。
何のことはない、いつものように、再び、この放牧場に戻った時のことです。
ウランちゃんがいて、
ウランの様子に気づいたココが来て、
すーちゃんも。
ウランは、奥に向かって、まだ、帰りたくない気持ちをアピール。
やっと会えました。
幽閉されていなければ、たぶん、ポニー達は、午前中いっぱい、この放牧場で過ごしていると思われます。
行きたい気持ち、よくわかります。
一通り、確認した後、お食事です。
でも、この放牧場が好きなのは、ポニー達だけでなく、
こんな足跡を残す野犬に、
ちょっとわかり難いですが、右の柵の外から侵入してくる篠竹。
こちらは、ポニーの大好物なので大歓迎。でも、少しでも葉が出ると、食べられてしまうので、背は伸びません。
地面の下には、きっと、根が広がっているのでしょう。ここには、ヒッツキムシも繁殖できないようです。
まだまだ短い牧草。時間をかけて食べるので、ダイエットに丁度いい感じです。
さてと、
彩色された埴輪の馬を見て、このころの馬は、まきばのポニー達みたいな感じだったのかな？
なんて、思いました。
で、
ポニー達はというと、
放牧場に出ると、
あっちに走り、
こっちに走り、
あっ！スーちゃん、鼻だけ。
みんな、良く走り、
は～、は～言いながら、草を食べ始めました。
でも、まだ、短い草ばかり。
向こうに行こうよ。と誘うと、
大喜びで、走り去りました。