色んなことが積み重なっても
やはり日常を過ごして行く自分。
もっと気の利いたことが言えると
思っていたのは錯覚で、
その時になればと思うのは
単なる思い上がりで、
唯一の選択は何も行動しない
帳尻合わせだけ。
それでも、
少しでも言葉を交わせたのは
救いだったし、
ゆっくりでも何かを思い、
わずかでも行動に移したい。
別大のランナーズアップデートで
一番興奮してくれたのは君だったよ。
カーテンが開いた明るい病室は
友人に対する最大の気配りと照れ隠し
だと後で分かったよ。
一番大切な人には正直になれないのに
僕はそれを上手く仲介できなかったよ。
何がいいかなと考えて
フルーツドロップしか思い付かなくて
ごめん。
昼食を一緒に食べた時に
急に今日はおごってくれと言われて
もう付き合うのはやめようかと
上から目線だったよ。
たくさん時間があると思ってたのに
10年、20年はあっという間だったよ。
頭では分かっても
心は付いていかない。
だから、とりあえずありがとう。
ゆっくり休んでくれ。