いけばな池坊展無事終了

いけばな池坊展の一次展
無事に終わりました。

メイン花材のアジサイとアルストロメリアは
コロンビアで育った花をコロンビアで染めて頂き
飛行機に乗って日本へ。
そして550年以上続くいけばなの一瓶の一輪に。



時代を超え国をまたぎ
立花の花となりました。

コロンビアの圃場スタッフさま
輸入会社クラシック深沢さま
大田市場京橋花きさまの手を介して私のもとへ。
支部長先生、副支部長先生
師匠内田先生
アシスタント幡谷さん、晴気さん
たくさんの方々のお力添えがあり
この一瓶になったことを感謝します。






見に来てくださった皆さん
ありがとうございました！

いけばな池坊展

今日から始まりました
第86回池坊東京連合支部いけばな池坊展。
新風体立花を出瓶しました。

今回使用したアジサイとアルストロメリアでは
クラシック様に大変お世話になりました。

本来アジサイの花色のグラデーションは
理想通りということは少なく、毎回運任せ。

でも、クラシックさんの染めのアジサイは
希望通りに染めてくださるので
練習も本番もいつも同じ花色です。

染めの作業はコロンビアの圃場で。
吹き付けなので水に色が落ちず
花器の水は綺麗なままです。
染めの花びらへの水はNGだそうですが
今回フィニッシングミストを使用しても
問題ありませんでした。

アルストロメリアの若々しい葉色も染め。
作品を引き締める大切な葉も
とても綺麗な葉色になっています。

使用花材
・アジサイ ネクターラベンダー
・アルストロメリア Base pink painted new grass
・スプレーカーネーション ミニティラエメラルド
・ブレアンサス ピンク
・スカビオサ ピューレグリーン
・ヒペリカム ココアヴァンティ
・アリウム 丹頂
・ユーカリ ピッコロ
・ストレリチアの葉
・カシワバゴム
・ポトス ライム
・レッドウィロー
・雪柳


東京の桜も今日開花宣言。
上野公園の桜も綺麗に咲き始めました。

会場内も外も、花が綺麗です。

生け込み

明日から上野東京都美術館で開催される
第86回池坊東京連合支部いけばな池坊展の
生け込みをしてきました。

自分の名前で出瓶しますが、
支部長先生、副支部長先生が何度も様子を見に来てくださり
社中長先生にご指導いただきながら
うちの優秀なアシスタントさん達と作り込み、
たくさんの方々の手を介して
ひとつの作品を作っているなぁ～と
しみじみ思いました。

花展は明日からです。
上野公園の桜もそろそろ咲きそうでした。
いけばなに桜に
たくさんの花を愛でに、ぜひお運びください。

プリザーブドフラワー

今週のFlowerRoomは
枯れないお花プリザーブドフラワー。

ダークカラーのビターショコラ色も
ポップなベリーピンクと一緒に合わせたら
お洒落カラーコーディネートに。

生花でもこんな色あったかも！
生花ブラックバッカラもこんな素敵色でした。
ブラックバッカラのブログはこちら

普通の花色だけど長保ちしてスゴい〜のパターンと
そんな花色あるの？スゴい〜のパターンがあります。

プリザーブドフラワーは
生花を脱色して着色して乾燥させて加工された花材。

お水不要な分
花器に直接グルー留めしたりデザインの幅が広がる花材で、
花色もデザインも無限です！


ケージの中で小鳥が遊んでいそうな
メルヘンチックなデザイン。
大きなケージの空間を生かしているだけあって
花が軽やかにリズミカル。


バラ模様が特徴的な花器は、
花器もフラワーアレンジも両方の可愛い♡を
調和させたデザインに。
いけばななどでは花柄の花器を使用しないので
バラの花器にバラを飾るのも、
プリザーブドフラワーの楽しみ方のひとつです。

生花もプリザーブドも
いろいろ楽しみましょう〜〜。

ダイアモンド

アスチルベ『ダイアモンド』
白系アスチルベの代表的品種のひとつです。

そもそもアスチルベは
建物が密集する日陰ばかりの所や
長雨の続く梅雨も大丈夫。
光の薄いところでも
光り輝くダイアモンドのようにパッと明るく。

女性の胸元で光り輝く1粒のダイアモンドが
自信に繋がるように、
特別な日の花が多い3月は
脇役花もオシャレなアスチルベで
ワンランクアップの仕上がりに演出です！