パーフェクトワールド

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これから戦っていかなければならない感情

2008-03-26 04:55:03 | ●2世問題
脱JWして、回りのJWからの圧力を別にすると、、今、幸せです。


でも、JWだったころの名残が根強く残っていて、こういうのとはこれからまだまだ戦っていかなければならないかと思う事柄もしばしば。


特に、「何をやっても無駄」という感情が強くって、何か好きな事をやってるはずなのに途中で興味をなくしてしまうことがよ~くあります。


これは、JW時代の「エホバの前には何も(JW活動のほかは)取るに足りない」って教えの影響だと思うんですが、


エホバの証人ってよく「罪を犯していたら、良いことをいくら行ってもカバーできない」とか教えますよね~


いや~~~嫌な教えだな。。。一回悪いことをしたら、良いことをいくら行っても無駄。

みたいな。。。

たとえばこの教えの後遺症として具体的な例を挙げるとすると、、JWである母を苦しませているから、、その問題が解決するまで何もするべきじゃない、みたいに感じてしまうんです。



あとは王国を第一にしていなければ何をやってもむなしい。なぜなら神はそれを是認されないから、とか成功させないとか、、

「JWでもやりたい事をやればいいじゃないか。淫行とか偶像礼拝とか暴力に関係が無ければ禁止はされてません」とは良く言いますけど、実際には「王国を第一にしている」ならば許されている、の間違いですよね。

しかし!

王国を第一にする、とは?

非常に漠然としてますよね。心の中で第一にしてる、、んじゃあダメ。
つまりは開拓奉仕でしょうね。

私も開拓は長年やりましたが、あれをしてるととにかく体力が取られます。やってたのは20代だったから体力が一番あったときのはずだけど、奉仕いって、バイトやって集会から帰ってくると、、もう立ち上がる気力もなし。

(実際は夜間にかかる仕事をしてました。)

開拓してたら「心」は罪悪感感じないから平安(?)かもしれないけど、ほかの興味を追求する物理的余裕なし。


では、開拓しないで興味の追求をしていると、今度は「王国を第一にしてないのでは」って心がうるさい。からやっぱり物が手につかず。

こんな日々を25年くらいやってた。

そのくせがまだ残ってます。


ソロモンの「すべてはむなしい~。書物を作るのは疲れる~」

とか、、もう、何かやる前から気持ち萎え萎え。。。


そんなのが伝染してしまって、JWをやめた今でも、○○をしたい→でも、、そんなことをやって何になるのだろう→やりたいことをストップ。

ってことがよ~~~くあります。好きな事をやっていても落ち着かないんです。


もちろん、JW家族からの「JWじゃなければすべて無駄」的な突っ込みも拍車をかけてると思うのですが、、実際は自分からいろんな事を始める前から、または途中であきらめていることがほんとに多い。

JWを辞めて、ある程度時間が出来たのに、物事が手につかない、、、う~~ん、やだなああ。


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23 コメント

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Unknown (sweet)
2008-03-26 13:47:17
わかりますねぇ・・・・・。(;_;)。。。
JW組織のエライ人(笑)が「JWは聖書の原則を犯していなければ何も制限されていない!自由な民だ!!」とかおっしゃっていました。
「何をやるかやらないか本人の意思、決定」とか建前では言っていますが、PWさんおっしゃるとおり、「王国を第一に」とか原則が漠然としているし、「わたしは王国を第一にしています」と自己申告制の割には組織がごちゃごちゃ言うから周りもうるさい。

「他の人をつまずかせない」とかの原則も他の人が「つまずいた!」と申告するなら、やめなくてはならない。
「物質主義」だとか「神より重きをおくなら偶像崇拝」とか・・・・漠然としすぎている。
自分から神以外の興味をそぐような教えがいっぱいですね。
そんなに締めたいなら、具体的に数字を出せばいいのに!年収500万以上は物質主義とか、日に三時間以上趣味に費やすのはふさわしくない、とか・・・・。したらその範囲内でのめりこめるのに・・・。無理だけどねぇ。
若い二世が自分のやりたい事をあきらめ、興味を次々失っていくのはなんとも切ないです。

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Unknown (オバQ)
2008-03-26 21:11:07
おひさしぶりです。
なにをしても無駄…よぉく解ります!
私も 集会行くのやめてから MCとけるまで 毎日毎日 さいなまされてました。 時間つぶしの為 超忙しい仕事 選んでみたり…
でも 何をしても無駄だったのは 王国第一の生き方だったんですね! 開拓奉仕も充実してたつもりで 中身ないようなアセリが追いかけてました。
仕事して連続補助しても 納得できなかった。
やっと 自分に戻りつつあるって気持ちです。 ただ後遺症も やっぱりあって 真理を求め続けないと とか 仲間だった姉妹達にのべつたえないと! とか脅迫観念のように襲ってきます。 しっかり自分に戻らないと まだ冷静に対処できるとこまで 来てないからと まだ いろいろ吸収途中だと 思っています。
心配なのは 息子と娘 私がエホバの証人として育てたため 世の人になっても前向きなのに刹那的で…どこが 歪んでしまってるのか 自覚するすべが ないような。
でも 子供達はがむしゃらに 離れて 気違いのように引き戻そうとしても 動かなかったから 時間と共に私はMCが解けました。PWさんも あきらめないでくださいね。。
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Unknown (2008-03-25にコメントした者です)
2008-03-26 23:56:56
返信ありがとうございます
お言葉に甘えさせていただき、少し詳しく書かせていただきます。ちなみに私は20代男性です

彼女は2世です。
1世である母親は近所のJWの子どもをみて、その立派さに感銘を受け、JW1世になったそうです。よって、幼少期から思想をたたきこまれ、中学生くらいから伝道はしているようです。
私は、才色兼備で全く穢れのない彼女に衝撃をうけています。しかも、一流大学に合格はしているのに敢えていかず現在にいたっています

よって、組織内での彼女の立場は、会衆内でのエリートというかカリスマ的な存在なのではないかと思います。組織内においては誰からも認めれる彼女は、組織の中での存在に自分の存在価値を見出しているだと思いますし、それが大きな喜びにもなっているだと思います。映画で稚拙に表現すればリュックベッソンのジャンヌダルクというか…

また、ONとOFFの面が極端です。JWや人生感において殺気すら感じるのに、遊んでいる様子をみると同世代よりも幼稚に見えますので…「あぁ、これがJWのシステムなんだね」とつくづく思いました。

他には、世の人からは常に否定され続けてきたそうです。ですから、私が親身になってること自体にはびっくりしているようです。しかし、あれだけの才色兼備で性格のよい彼女に、今までの人生において、どうにかしてあげようとした人がいなかったとは思えません。あえていえば、彼女の安息の場であるJW(組織)を否定してまう人が多すぎて、自分=JWと思っている彼女は殻に閉じこもってしまったのではないかと思います。さらに、職場上で接する機会が多いのから例外なのだと思いますが、男性やその他社交的な身のひきかたはすごいです。全くその機会を与えないというか…

一筋縄どころではないです…
お知恵をいただきたいで
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Unknown (2008-03-25にコメントした者です2)
2008-03-27 04:37:17
職場上のことで、内容が内容だけに誰にも話すことができず、こちらにコメントさせていただきます。

彼女に出会ってから1年近くが過ぎます。
第一印象は「とっても暗いコだなあ」です。髪なんかオカッパできっと自分で切ったのだろうなと…他の上司のコメントは「この世の不幸を全部背負ったような顔して…」でした。履歴書の内容やJWであることを面接の際に知っていたので、「その言動はないだろ」と上司には思ったものでした。履歴書の内容からキラリと光る才能は垣間見ることができましたので、採用することにしました。

着慣れないスーツを身につけ(でも週三は着てたのでしょうね・・・)、たどたどしく接客している(伝道のマニュアルがありますよね。それとこれとは別ということですか…どんな営業よりも大変だろうな…)のが、とても印象的でした。

高卒で家庭の心配ばかりしている彼女が不憫で、JWのことも全く知らなかった私は家計のたしになるように、シフトにできる限り入ってもらうようにしました。業務中も最低限の会話しかせず、単純労働に「癒される」と本気で話していました。来退社時の影のある顔に切り替える瞬間をみるたびに、いつの間にかこちらの胸がすごく苦しくなっていました。

何とかしたいと本気で思ったのは、今年になってからのことです。それは接客している様子をみたときです。客と彼女は1歳違いでした。誕生日からすればほぼ同い年です。それが、客と接客側に分かれているわけです。通常であれば、彼女も客の立場にいるような年頃です。それをみて、この不条理さというか、理不尽さというかを感じ、怒りすらおぼえました。

「人にこんな思いさせてまで何が神だ」と本気で思いました。

それからは彼女のことを詳しく知りたいと思いました。家族構成から出身地・趣味など、何気ない会話をしながら、たまにコアになるだろう部分に探りをいれてみました。もちろん本心など基本話さないとは思っていました。きっと幼少時からの処世術があるからです。
ですから、私の幼少期に肉親が命にかかわる病気をして10年近く過ごしたこと。それによって、厭世的にしか世の中をみれなくなったことなどを話しました。先に心を開いたせいか、少しずつではありますが、いろいろな話をすることができました。実際にJWの価値観は私が我流で持ちえた価値観に似ていたこともあります。

意図的に彼女に仕事上でいろいろな経験ができるよう、取り図ってもみました。外まわりをしながら息抜きさせたり、イベントなどをしたりすることで、間接的に少しでも楽しんでももらおうとしました。
滅多に着飾ることはしないようですが、そんな機会にはアクセサリーや化粧を工夫してくるようです。そんな姿をたまにでもみれるだけで少しだけ嬉しくなりました。

ただ彼女を知って辛かったのは、本気でJWの道を歩んでいきたいということを知ったことです。JWの戒律は単純です。それさえ守れば心の平安と永遠の命が得られるのでしょう。そして、それを一人でも多くの世の人に伝えるのでしょう。記念式でとなりで祈りを捧げている彼女をみたとき、泣きそうになりました。
この場で働きつづける限りは、理想的な時間と収入を得ながら、信仰を捧げることはできると思います。でも、それはかなり限られた期間であるのは間違いなく、若さという猶予期間もなくなる近い将来を考えると、本当に刹那的で先の苦労が容易に想像でき、経営を維持しつつ、どこまで彼女を守れるかと自分の保身レベルで仕事をしている訳にはいかないと心に決めました。

きっと世の人から認められたかったのだろうと思います。だから、私は彼女を認める選択を今はとっています。初めてそんな人に出会ったと彼女はいっていました。どんな形であれ、その人が一生捧げると選択している道を、まずは認めたかったのです。いろいろな私の配慮や言動によって彼女がいきいきとしてきたのは確かです。しかし、それはあくまでJWとしての彼女です。

厳しくてもいずれは私の考えを少しでも伝えるべきなのだろうと思っています。
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Unknown (だいくん)
2008-03-27 18:26:42
多くの人と接する事です。世の中人はみんながんばってますよ。そんな人たちと接していると今までの自分が恥ずかしく思いますが、だんだんと自分も頑張ろうと思えてくるものです・・・

どんな小さな事でも、目標を達成出来た時の充実感は最高ですよ。
ちなみにソロモンネタはよく言われましたが、あれだけ裕福なら飽きるでしょ、それにあんな厭世的なしみったれた言葉遊びなど、なんも役に立たん!と言い返しておりますよ(^_^;)
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sweetさんへ! (PW)
2008-03-27 22:09:04
●JW組織のエライ人(笑)が「JWは聖書の原則を犯していなければ何も制限されていない!自由な民だ!!」とかおっしゃっていました

そうなんですよね~。これ言いますよね。

いっそのこと正直に「JW活動以外は奨励されてません」と言ってくれればすっきりするのに、、なまじ自由が与えられてるのになぜそれを謳歌しないの?そうしないのは「個人の決定」(でた~)とかいわれるのでもやもやが収まりません。(笑)


実際エホバの証人として活動してたら普通の精神を盛っていたらJW活動以外はすべて腰掛け程度、にしか考えられないはずですよね。集会にも出席し、あのJWトークを真剣に聞きながら、趣味や将来のキャリアや進学に専念する、、、そんなことができるのはほとんどニュータイプだけだと思うんです。

●そんなに締めたいなら、具体的に数字を出せばいいのに!年収500万以上は物質主義とか、日に三時間以上趣味に費やすのはふさわしくない、とか・・・・。したらその範囲内でのめりこめるのに・・・。無理だけどねぇ。

あっ!それいい案ですね!JWでも税金払わないといけなくなるから扶養家族限度内でしか働けない、と働かない人が結構いましたが、それと同じ方式で*笑。
返信する
オバQさんへ! (PW)
2008-03-27 22:13:45
お久しぶりです!

●なにをしても無駄…よぉく解ります!

あ、そうですか!良かった同じ気持ちの方がいて。

●でも 何をしても無駄だったのは 王国第一の生き方だったんですね! 開拓奉仕も充実してたつもりで 中身ないようなアセリが追いかけてました。


そうなんですよね!!!!でも後遺症か惰性かで、その虚無感だけ残っちゃったような感じなんです。。「くせ」のようなものかな、、、

開拓もそうでしたよ~~。毎日奉仕に出てたけど、不安でした。かといって、、、行くところもないんですよ。頑張ろうっていったって区域がない。一体どうしろと???世の事柄も出来ない奉仕もある程度やったら頭打ち(でも時間はだらだら入れないといけない)



●しっかり自分に戻らないと まだ冷静に対処できるとこまで 来てないからと まだ いろいろ吸収途中だと 思っています。

そうですよね、、その通りだと思います。

残ったJWに伝えないとと思うのはこれも後遺症でしょうか私もそういう観念が多いにあり!
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2008-03-25にコメントした者さんへ! (PW)
2008-03-27 22:21:55
こんにちは~状況を説明してくださってありがとうございます。今ちょっと出がけなので、今日中にゆっくりまたコメント書きますね。少々お待ちください。あせらず、ゆっくり対策を立てていきましょう!
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続き (PW)
2008-03-27 23:31:52
続きです。

●第一印象は「とっても暗いコだなあ」です

私も2世だったんで(そしてかつて20代)彼女の状況がよ~く分かるような気がします。

JW2世は世の中に出たことがないので(しかも悪の坩堝と教えられている)仕事の時はものすごく緊張してました。これは世の人が悪いというより、自分が知らず罪を犯してしまうのではないか、とか自分がいたらずエホバの名によい証言にならない言動が出てしまうのでは?

とか、とんでもない事を延々と心配してたからです。これでは萎縮したり暗く見えますよね。

加えてUnknownさんのおっしゃるように、自由に生きている同年代をうらやましく思ったり、目を気にしたり、そういう事は普通の若者でしたからありました。

彼女もそうじゃないかと思います。

●もちろん本心など基本話さないとは思っていました。きっと幼少時からの処世術があるからです。

Unknownさんは鋭いですね~。実にその通りだと思います。マインドコントロール(組織によるすり込み)で自分の本当の考えでもないのに、本心だと「本人」が思い込んだりしているので、本人から出てくる言葉を100%その通りには聞けません。

心が2重3重になってるのですから。。これは脱JWした人たちのHPやブログを読んでみると分かると思いますが、脱JWした後々からいろんなことが明らかになって自分でもびっくりするくらいなので。

それでもUnknownさんの助けで彼女が少しずつ心を開いているのが分かります。彼女も聞いてくれる人がいるから、初めて自分に向き合い始めているのではないでしょうか。

第一歩ですね。続きまた続けてコメントします。
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続き (PW)
2008-03-28 01:11:50
●ただ彼女を知って辛かったのは、本気でJWの道を歩んでいきたいということを知ったことです

エホバの証人は白か黒か、全くすべてを専念したエホバの証人か、断絶か、二つに一つの選択を迫るので、彼女が「本気」でJW人生を送るつもりというのは、JW世界感では普通だと思います。

私はこのJW組織が言うように、JWの側か、全くそうでないかしかないような気がします。JWを抜けるなら完全にマインドコントロールが解けるか、解けないか、そのどちらかしかないと思います。

●JWの戒律は単純です。それさえ守れば心の平安と永遠の命が得られるのでしょう。

ところがこれがなかなかツイストなんですよ~。この記事にもありますが、JWは建前と現実が恐ろしく違うので。

実際は協会や周りや自分自身が満足することの到底できない目標(聖人のような生活)を絶えず掲げられているので、結局は安心どころか精神を病む人が多いです。

永遠の命も諸教会のように「すでに救われている」のではなく、いつ罪を犯して脱落するか分からないから全力で毎日がんばれ!みたいな教理なので、、JWの中で救われたり、心の平安を得ている人はいないのでは?って思います。

私はいつも「自分はたぶん楽園にいけないだろうな」と思ってましたから。

だから彼女も結局は辛いと思うんですよ。


具体的なアドバイスですが、実はちょうど!!このトピックで記事を書こうとしていたので、長くなりますし、次の記事で詳しく私の思うところを書いてみたいと思います。

ひっぱってすみません。
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