パーフェクトワールド

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あんたにだけは言われたくないからっシリーズその2 「喜びなさい!」

2007-11-14 08:32:53 | ●エホバの証人考
喜びなさいって、、、言われてもぉ~

葬儀屋さんにいてよろこべない。


っていうわけで、「喜びなさい!」についてです。


エホバの証人ってよく「喜びがない」とかって人を批判するんですよ。

世の中には色んなことを批判する人がいるけど、喜べないからって批判するする人は少ないと思う。

なんでエホバの証人は人の感情まで指図するんだろう。


大体規則ずくめ、集会奉仕に、家族から迫害。将来はこれからナチ以上の迫害がまっている(らしい)ただでさえ暗くなるよ!っていうのに、何をそんなに喜べっていうの~。将来の個人的な夢もなし、結婚も家庭を持つこともかなりラッキーでなければありえない、っていうのに、何よろこんでられるんじゃ~!




喜べ喜べといえば暗示にかかるかもしれません。でも私としてはイエスが喜べ喜べといったのは、、単に啓発セミナーのさきがけであって、「見よ!」とか「喜びなさい」とかいうのは調子を盛り上げるための掛け声のようなもんでしょう。と思います。

それを文字通りに取るのはJWくらいです。いい迷惑です。


人をうつ病にしておいて喜べとはなんですか。落ち込んでるときに「喜びがない」からって罪びと扱いされる辛さといったらありませんでした。ハッピーハッピーじゃないと罪悪感を感じさせられるんです。

世の人への良い宣伝のために外では空元気を装いました。「エホバの証人は幸せそう。なぜなんだろう。」と思わせてjwにおびき寄せるためです。

家では父が迫害者だったのでなおさらがんばりました。


この強制ハッピーについて、いつも思い出すんですが、イギリスのコメディ番組に「モンティパイソン」というシリーズがあって、その中で「ハッピー王国」っていうコントがあるんですよ。


昔、昔、ハッピー王国という国がありました。ハッピー王国の臣民は皆毎日ハッピーに暮らしていました。

賢い王様が不幸な人を全て処刑していたからです



というコントなんですが、


妻が死んで嘆いている人が「公の場でアンハッピーだった」罪で捕まるんですが、裁判で「ハッピーになるまでつるし首」の刑を言い渡されるんですよ~

ハッピーになるまでつるし首、神に立ち返るための排斥。
ハッピーなjwというイメージ維持のための喜びの強制。なんかエホバの証人社会ではこれって、現実なのであまり笑えません。


モンティパイソンとういと、そのメンバーにテリーギリアムという人がいて、この人は一貫してこういうむちゃくちゃな宗教裁判みたいなものを題にブラックコメディーを作っています。

彼の後の作品に「未来世紀ブラジル」という映画があり、こういう不条理な宗教裁判テーマを膨らませたもので、私的にはいつもエホバの証人世界を思い出します。

(ちなみに「ハッピー王国」のコントでハッピーになるまでつるし首の刑を言い渡された人の役はテリーギリアムが演じてました。)



不条理。これエホバの証人。