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エホバの証人・カルト-動画の訳

2007-11-20 23:01:02 | ●サブリミナル・報道
エホバの証人・カルト


http://video.google.com/videoplay?docid=2183288529160546808&q=jehovah%27s+witness

以前紹介した動画です。カルトという題になってますが原題は違ったと思います。いわゆる「世の教会」が製作したものらしんですが、内容はすごくしっかりしているし、元JWの証言やレイモンドフランツ、カール・オロフ・ジョンソンなどおなじみの人も出演してます。ヘンな偏見も見られません。お勧めです。


多分内容は皆さんネットですでに見聞きしたことだと思うのですが、フィルムで見せてもらうと「おお~」という感じがしますね、やはりフィルムだと分かりやすいですし、

ラッセル、ラザフォード氏のフィルムもあり肉声も聞けます。

異邦人の時再考の著者カール・オロフ・ジョンソン氏もでてますが、私は老齢の学者さん、みたいなのをイメージしてたのでこの兄弟がことのほか若いのにびっくりしました、(笑)

英語なので、簡単なキャプションとポイントだけ訳してあります。


オープニング


ものみの塔前での抗議マーチをする人々

ものみの塔は巨大なインターナショナル組織である


2分00秒



この世が終わり神の平和な楽園が来ることをエホバの証人は信じている


元JWのコメント

JWハルマゲドンが近い、死ぬことはない、楽園で永遠に生きられるという教えに惹かれた


4分 エホバの証人の起源


1799年終わりがくる。その後、1874イエスが再来し、1914年終わりがくるという教理を打ち出した。

ラッセルはアドベンティスト派のネルソンバーバーの影響をうけた予言の数々を
発表する (のにち彼と仲たがい)

1879神から啓示を与えられたと信じ、事業を売り、シオンのものみの塔を出版


5分45 ラッセルの活動とピラミッド

スタディー・イン・スクリプチャーの出版

ラッセルは「この本以外での聖書理解はありえない、自分一人でで聖書を読むと霊的暗闇におちいるであろう」と述べた。

ラッセルはピラミッドが聖書の次に神から与えられたメッセージであり、神がデザインされたものだと主張(ラッセルの講演ビデオからのシーンあり)


ピラミッド内部に繋がる寸法が終わりの日の日付だと確信( Date level1914ADが1914という年だと主張)


1014年に15歳だったというジョンナイト氏

「1914年がきたとき見方を調整しなければならなかった、その後に何度もしたように。」


7分13秒 ラッセルの死とピラミッド記念碑

ラッセルは1916年に死んだ

ピラミッド型記念碑が建てられ、それは今も偽予言恥として残っている



8分「万人は死せることなし」ラザフォード講演の録音

1925年、終わりが来る、ヤコブなどが復活してくると予言がなされる。エホバの証人は土地をうり、奉仕に励むようにすすめられる。



9分39 ベツサリーン

1929年復活してくるヤコブなどのために豪華邸宅の建設がおこなわれる。

サンディエゴのベツサリーン(べブライ語でハウス・オブ・プリンセスの意)と呼ばれる豪邸が建設された。(映像あり)実際はラザフォードがここで豪華に暮らした。2台のキャでラックも所有


10分 47秒 伝道の様子


成員は結婚しないように、奉仕に専念するようすすめられる


世の教会の前で抗議をおこなう、蓄音機を使う、ラジオでの証言など
の映像あり。メッセージは同じく数ヶ月後に終わりが来るというものだった。

ラザフォードは1942年。ベツサリンで死んだ

49年ベツサリン邸宅はひっそりと協会により売却された
現在多くのJWはその存在さえ知らない



13分30秒 統治体について

 レイモンドフランツのインタビュー


「自分が統治体に加わるまでは、聖霊が統治体メンバー一人一人を導いていると思っていた。 決定は全て聖書にもとづいていると思った。

しかし、いざ入ってみると、メインの話し合いはどのように組織ポリシーをあてはめるかというもので、聖書はほとんど使われなかった。そこで組織のポリシーが聖書と衝突すると、組織ポリシーが優先された。」



この頃1919年にキリストが再来、世のキリスト教をくまなく調べた結果エホバの証人が唯一の教会と判断、家隷の特権は世の教会から取り上げられ、エホバの証人に与えられた、と協会は主張。


元JWピーターグレガーソン(20年長老として奉仕)

組織について考えるとき、結局「ものみの塔が本当に神の組織なのか」という疑問に突き当たることに気づいていました。しかし自分はものみの塔が神の組織だと信じたかった


しかし、当時出版された The Finished Mystery では1919年の春には多くの人が滅ぼされ、ストリートは死人であふれると書いてあった。終わりは結局来なかった。

もしイエスがくまなく調べた結果エホバの証人が用いられているなら、こんな偽予言な事を出版することを許されるのかと思った。

(この本はさらにレビアタンとは蒸気機関車のことである、と述べている。)


19分00秒


エホバの証人は他の宗教は滅ぼされる、ハルマゲドンでエホバの証人だけが残る。
他の教会に行くことは霊的姦淫をおかすことであると主張。

F.M ガイプ
(JW・スポークスマン)

「聖書に完全に従っているから自分たちが真の主教だといってるのです」


新世界の翻訳について

ギリシャ語学者(名前ききそびれ。すみません)
ものみの塔は彼が新世界約を支持していると出版物であげているが、本人は否定。

「支持どころか、これほどひどい訳を見たことがない。オリジナルヘブライ語からかけ離れてるし偏見バイアスがかかっている、わざとエホバの証人の教理に合うように、あちこちを改ざんしている聖書である。」

教理に合うという理由でものみの塔はヨハネスグリーの翻訳を採用。彼は神秘主義者だった。


21分5


1799年世界が終わると言う予言。1874年キリストの再来があるとされた教理は外れたときに都合よく変えられた。


新しいバージョンでは1914年は世界の終わりではなくキリストの再来と終わりの日のはじまりであるとされた。


21分38


レイモンドフランツ

ここにある書類では「世代とは1914年に始まるのではなく、1975年のスプートニクの打ち上げの年から数えるべきだという意見」が書かれている。

24分45分1914年問題


「異邦人の時再考」のカール・オロフ・ジョウソン氏のインタビュー

協会が言っていることだから正しいのだろうと、自分はいままでそれを調べようともしなかったが、書籍研究中にでた質問を調べているうちに西暦前607年をエルサレムの崩壊とする根拠が見つからないことに気づいた。

組織にその研究報告を出すも、それを話さないよう警告をされた。(後にこれがもとで彼は排斥された)

16分38アニメ(!)エホバの証人の教理


30分15秒記念式


油注がれたものだけが表象物にあずかる。他の羊は新しい契約に含まれていないので、表象物にあずからない。

それでは他の羊はどのようにして救われるのか?


→奉仕や組織に忠実であることにより。と教えるJW


31分 05秒


レイモンドフランツ

「JWは二つの正反対のことを同時に教える。救いは神から与えられるものであるといいつつ、一方で奉仕や集会に出なければ救われないという」



JWは5時間の集会とたくさんの奉仕時間が元められる


元べテラー

「神は愛と知っていながら、いつエホバから断罪されるかと、恐怖にかられていました。週末奉仕にでるかわりに家族と出かけるといつも罪悪感を感じました。」


34分 30秒 JWの子供たち

スポーツ、感謝祭、スクールダンス、母の日、父の日などの活動ができない子供たち。


「子供たちは本当の犠牲者です多くの学校行事に参加できないので、いじめの原因になり、親を喜ばせたいという気持ちと友達に好かれたいという気持ち、毎日その間でひきさかれている、

そして協会以外の子供と遊ぶことは悪い交わりとされるので、しばしばJWの子供は孤独を感じます。」


36分05ものみの塔代表のコメント



エホバの証人は道徳的に清い。JWがハッピーな理由は聖書の原則を当てはめてるからである。

「聖書を当てはめることは家族生活への守りとなっています。それでJWは家族問題に対処しやすいし、家族問題も極端に少ないのです。」



元JWの証言

長老の腐敗、べテルでの泥酔パーティーや同性愛などの事実


38分13Drジェリーバーグマン精神科医(元JW)

精神分裂からうつ病までJWの精神疾患は非JWよりも高いというコメント



38分40審理委員

16歳のJWが不倫を経験し、罪悪感に悩まされ、長老に助けを求めるも、審理委員会で話そうといわれ、絶望し自殺を試みる。(ちょっと聞き取れず。排斥されたのかも)その後病院に運ばれるも結局3週間後に死亡した。その母親のインタビュー。

彼の妹のインタビュー

「兄の葬式にだれもこなかったのがショックだった。自分の肉親も自分と話そうとしなくなった、祖母にも会えず、祖父が死んだときにもあわせてもらえなかった
ものみの塔は家族を一致させるというが、自分の家族はめちゃめちゃにされた。」


42分4
レイモンド・フランツ


アフリカのマラウィーとメキシコの例
二つの国で同時に違う決定がされてた

25セントの党員カードを買うことを拒否したマラウィのJWは激しい迫害、レイプなどを経験、一方メキシコではカッティーヤとよばれるミリタリー証明書(兵役訓練を終えたという証明)をJWが賄賂で買うことが「良心の問題である」として手紙を発行。協会から事実上許可されていた。


44分48 輸血問題


元べテラーの経験

子供に輸血が必要になり、医師からは輸血をするか死なせるかといわれる。
夫婦でエホバに祈り、子供を死なせる覚悟をしたと医者につげる。

すると医者は反対し、子供を顧みない親ということで自分たちは訴えられることになり、子供を病院から連れ出せないという法的処置がとられてしまった。

医療委員会は一方で代用血液の資料などをもってきて自分たちを悩ませた。
その上、なんと子供を病院から連れ去るよう指示。そのようなことをすれば犯罪になると反論すると長老たちに「でもあなたには神の法律を守るチャンスが与えられるわけです」といわれた。

それが出来ないとわかると長老たちは去っていったが、帰り際に「あなたの娘が輸血によって肝炎にでもなるといいと思う」と言われ、その時、エホバの証人としての信仰が崩れました。

子供に輸血をする決定をした後は自分の両親でさえ病院に来ませんでした。


レイモンド・フランツ

「JWはものみの塔がたったひとつの神からのチャンネルだと思っている。自分もそう思っていた。今はエホバの証人だったことを恥ずかしくさえ思っている」


48分54 1975年問題



多くのあたらしい成員をうんだ1975年に終わりがくるという予言

「家を売り、教育をうけなかった」と証言する成員

「家をうったお金で王国会館をたて、数年ぶんだけもつ少しのお金さえあれればいいと思った」

「結婚したかった子供をもちたかったが今はその時ではないと言われる。」


「今、組織は1975年説を否定するが、私たちはものみのとうを読むことによってそれが本当かどうか確認できます。」

新しい光として、組織はこれからも言い訳をしてくるでしょうが、組織も成員の「クリティカル・シンキング」だけは規制できません。


53分33 レイモンド
統治体の決定には聖書根拠がない。


52分59 排斥問題


元成員インタビュー
「クリスチャン教会にいったら、それで排斥にされました「

教会にいくと霊的姦淫をおかすといわれる

排斥記録はその内容の詳細とともに保存されています。
その主なものは性に関するもの。


大切なのは組織ではなくキリストとの関係であると結論に達した元べテル夫婦。
「今はとても幸せです。エホバの証人だったときには味わえなかった気持ちです。」

結びの言葉:永遠の命は神からのフリーギフト、それを得るには神の哀れみだけが必要


おわり。